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お正月のフラワーアレンジメント
◇クリスマスが過ぎると待ち遠しいのはお正月です。おめでたい、年の初めを華やかに飾るフラワーアレンジメント作りが12/26(木)、24HR教室を会場に開かれました。茶華道部員有志を中心に先生方も数多く参加しています。講師は国語の菊川先生(小原流)です。





こちらは午前中に行われたフラワーアレンジメント作りのようすです。師走の忙しい中、この日は午前午後の2回、教室を開いてくださいました。写真は紅、白、黄の和紙を使って万葉椿をこしらえている風景です。このあと来年の干支であるねずみの折り紙を折りました。今回の主役である松を生けると手が松脂で黒くなってしまうため、最初にこれらを作っています。









こちらは午後の風景です。生徒たちに交じって5名の先生方が加わって賑やかな教室になりました。竹を縦に割ったものが2つ繋がっている花器(中にオアシスが入っている)に花材を生けていきます。最初に立てるのはおめでたい「五葉松」、これが主枝、これに対する客枝が黄色の玉菊で、これらを「かたむけるかたち」にして主な骨格を作ります。その後バランスを考えながら短めの松、玉菊をもう1本、ほっそりとしたスタイルのよい松をさらにもう1本と挿していきます。ここまででも作品として十分とのことですが、お正月花ということで、さらに華やかにするため、中間枝として万葉椿(この枝に最初にこしらえた作り花を挿す)と小菊をあしらっていき、最後にオアシスを松の葉で覆い、ねずみを忍ばせて完成です。ここまでで約2時間、指先は松脂で黒くなりましたが、出来上がった作品はとても艶やかです。

☆今回のフラワーアレンジメント、各自大事に家に持ち帰って、玄関や床の間に飾るとのことです。お正月を寿ぎ、彩ることでしょう。令和2年の幕開けまであと少しです。