10/31（木）、図書館の入り口にはオレンジ色のはり紙がありました。Trick or Treatと題されたそのはり紙にはこのように書かれてありました。

「ハロウィンは、古代ケルト民族のドゥルイド教で行われていたサウィン祭りが起源と言われています。古代ケルトでは10月31日の夜に先祖の霊が家族に会いに戻ってくると信じられていました。しかし、悪霊も一緒にやってきて現世の人間たちに悪いことをするといわれていました。そこで人々は悪霊を追い払うため、仮面をかぶったり仮装をしたり、魔除けの焚き火を行ったといわれます。そんなケルトの風習が映画やお菓子メーカーの宣伝によりただのお祭りみたいになってしまいました。ということで我らが東高図書館も10月31日に本を借りに来てくれたヒトにささやかなプレゼントを差し上げます！もらうときは合言葉をお忘れなく。さらに、プレゼントだけでなく片隅で折り紙教室もやっているので、ハロウィンにはぜひ図書館におこし下さい！」

ということで図書館のドアを開けて入室してみますと…。







昼休みの図書館です。図書の貸出カウンターにはいつものように図書委員がいますが、その前面はハロウィン関連品でいっぱいです。ハッピーハロウィーンと書かれた箱にはたくさんのお菓子、29（火）に24ＨＲ教室で活けたハロウィンにちなんだフラワーアレンジメント、それに「願いかぼちゃ」等など。お目当ての本を借りるためカウンター前に立つ生徒は「トリック　オア　トリート！」と合言葉を告げてお菓子を受け取っています。願いかぼちゃをさすっている生徒もいます。折り紙コーナーでかぼちゃを製作中なのは生物の榊原先生です。和やかな昼休みの図書館でした。

☆この日、図書館の貸し出し書籍数は普段よりだいぶ多かったようです。「読書の秋」を彩る図書委員会のハロウィン企画、大成功でした。