静岡県立西部特別支援学校

中学部青藍祭2024

公開日 2024年12月20日

11月14日に中学部の青藍祭が開催されました。準備や練習を繰り返し行い、当日は学習グループごとに発表や販売会を行い、生徒たちの輝く姿がたくさん見られました。

Ⅰ類は、「社会の中で暮らすわたしたち」というテーマで、身の回りのバリアフリーについて学習を進めてきました。今回の青藍祭では、校外学習での経験を基に、「予約」「移動」「施設」「食事」といった項目を立て、個人と社会の視点から良い面と課題面を整理しました。そこから、気づいたことや考えたこと、これから気を付けたいことなどをスライドにまとめ、発表しました。社会のバリアフリーの状況を振り返りながら、「事前の確認が大切だと思いました。」「早めの行動が大切だと思います。」と、自分たちの考えを伝えることができました。

 

Ⅱ類型は、作業学習で製作したバスボムの販売を行いました。それぞれができる動き、得意な動きを生かして協力して作業をしてきました。販売会でも、レジ係やチケット係、商品係などの役割をそれぞれが担い協力して販売することができました。また、当日は販売だけでなく、製作過程の展示やバスボム体験コーナー、生徒たちによる使い方動画の放映を行いました。どのコーナーも大好評で全部のバスボムを売ることができました。

 

Ⅲ類Aグループの「旅するエール・えーるを探しに行こう」では、演奏会を忘れて旅に出てしまったエールえーるをぶらんことシーソーの船に乗って探しに行くという劇を発表しました。たくさんのお客さんの前でも、ぶらんこやシーソーが動き出すと顔を動かしたり手を動かしたり声を出したりして、自分なりの方法で船の旅を楽しみました。最後はエールえーるのピアノに合わせて「聖者の行進」を合奏し、にぎやかな雰囲気で発表を締めくくりました。

 

 

BCグループの「ロストサウンド~失われた音を取り戻せ~」の発表では、呼名に返事をしたり、紐を引っ張って物を動かしたり、ピースを組み合わせて絵を完成させたり、学校生活や授業で頑張っていることを発表しました。発表の最後には、「ドレミの歌」の合奏を行いました。自分が担当する音階のところでベルを鳴らし、素敵な音色が体育館に響き渡りました。

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