公開日 2024年11月16日
11月12日の活動
今日のお菓子は練り切りです。練り切りは今から三百年以上前、江戸時代後半に京都で育まれ、全国に広がりました。練り切りは砂糖や米粉を主原料として、色鮮やかな図案を作り出すことが特徴です。主に鯛や鶴、花、動植物などがモチーフとして用いられます。美しい見た目だけでなく、香りも楽しむことができる日本の伝統的な文化である和菓子のひとつです。
11月16日の活動
本日はオープンスクールで中学生やその保護者などが部活動見学に来ました。
今日のお菓子は寒天和菓子「花あわ雪」です。あわ雪とは泡のように溶けやすい雪という意味です。甘夏、苺、巨峰、珈琲の4種類の味の寒天が雪の中に咲く花を表しています。
今日の掛軸は富士山の絵に「ふじのたかねにゆきはふりける」と書かれています。原歌は『万葉集』の「田子の浦ゆうち出でて見れば真白にぞふじの高嶺に雪は降りける」です。百人一首では雪が降り続く様子、万葉集では雪が降り続く感動を歌っています。