公開日 2025年03月24日
いよいよ今年度最後の日でした。
校長先生のお話は、米沢藩の財政を立て直した「上杉鷹山」ではなくて
彼を育てた「細井平州(へいしゅう)」という人の話でした。
「為政者は権力を持ち、その権力でもって政治を行う特別な存在である。
だが、それと同時に庶民たちと変わらぬ感覚を持ち、特別でない存在で
あろうとすることが政治を行う上でとても大切なのである。」
要するに、権力がなくてはできないことがあるけれど、その立場にいる者は権力を
振りかざしたり自分の欲得に使ったりしないで、庶民のための政治を一番大切にすべきだ
というものです。
4月には新入生が入学します。上級生になる君たちへの校長先生からの「上に立つ者の心
構え」のアドバイス、折りに触れて思い出してくださいね。