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医療従事者の負担軽減に…。放送技術班の発明品がSBSテレビで放送されました



放送技術班が発明した医療機器が、5月8日(水)静岡放送SBSテレビ「LIVEしずおか」のSDGs特集で放送されました。
(インタビュー音声と冒頭の映像の撮影技術は生徒が担当しました=こちらも注目)

   



   


紹介されたのは「デジタル聴診器」「と「耳鳴り抑制装置」です。この機械は全日本学生児童発明くふう展と高校生・高専生科学技術チャレンジで受賞されました。デジタル聴診器は心音や呼吸音を電気信号に変え、更にデジタル化することで録音や再生に加えて、画面に周波数波形として映し出し診療できる画期的なシステムです。また耳鳴り抑制装置は耳鳴りと逆位相のホワイトノイズを発生させるアンプを搭載されており、耳鳴りを逆位相で緩和させる機能を持っています。

放送された映像は下記のURLからSBSテレビLIVEしずおかのHP内でご覧になれます。

番組URL
 https://www.youtube.com/watch?v=mkZ9sfXlZJs

放送技術班が開発した医療機器 SBSテレビ取材 5月8日(水)18:15から放送予定



放送技術班が開発した医療機器「デジタル聴診器」「耳鳴り抑制装置」がSBSテレビで紹介されます。放送日は5月8日(水)18:15~LIVEしずおかのSDGs特集で放送予定です。是非ご覧ください。

   

取材時の音声収録は放送技術班の生徒が担当しています。

放送技術班 耳鳴り抑制装置 全国奨励賞 静岡新聞掲載
放送技術班が開発した「耳鳴り抑制装置」の全国表彰された記事が、4月27日(土)静岡新聞朝刊に掲載されました。この耳鳴り抑制装置の受賞は「全日本学生児童発明くふう展」と高校生・高専生科学技術チャレンジ2023」でそれぞれ受賞しました。発明展においては2年連続受賞です。
静岡新聞記事(会員限定の方のみ閲覧可能) URL https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1459861.html

放送技術班 新人舞台照明・音響技術研修



 4月20日(土)川根文化センターで今年度放送技術班を受講する1年生と3年生を対象に、新人舞台照明・音響技術研修を行いました。照明チーフの2年生が作成した舞台仕込み図を元に、サスとフロアの各コンセントの確認を行い、照明回路の取り方について学びました。

  

 何もない舞台上を演出するため、綱元操作で照明用のサスバトンを下ろし、フレネルや凸レンズを搭載しているスポット灯体にセーフティーワイヤーを施し、東京ポリカラーの#78・22・59・40の各フィルタを取付てサスバトンに吊りこみました。音響は叩きの音源を入力するため、音卓のPM1800に信号を送り、プロセミアムスピーカとステージサイドスピーカを駆動するパワーアンプに+4dBの信号を送り対応しました。

  

 ピンスポはクセノンのSUPERSOL を使用し、バインド線で照準器を作る方法と、シュート方法であるマスクイン、フェードイン等の操作を学びました。ピンスポ操作が終了したら、ドウサカッター・カッター・アイリスシャッターを閉じることと、クセノンの再点灯は最低でも15分はできないことを学びました。調光卓は丸茂電機のプリティナを使用し、電子パッチとシーンの記憶方法を学びました。午後からは演者・舞台監督・照明担当・ピンスポット担当・音響担当にそれぞれ分かれ、照明に仕込んだシーンを実行して、楽曲に合わせた疑似コンサートの演出を学びました。

放送技術班 入学式音響技術 DanDuganオートミキサーをインサート



 放送技術班は入学式で音響を担いました。システムは音卓にヤマハQL1を使用し、DanDuganサウンドデザイン社のオートミキサーをアナウンスシステムにインサートし対応しました。このオートミキサーは複数のトーク番組などで自動で喋り手のマイクをON・OFFするゲートコントロールをしてくれるので、ミキサー初心者でもフェーダの上げ下げなど間違えなく、しかもOFFマイクではダッガー機能に近い働きをするのでハウリングマージンも稼げます。ただしインサートの場所を選ぶのでプリフェーダーか、EQOUTか、ポストフェーダ―かで制御方法が異なります。今回はポストフェーダにインサートして対応しました。放送技術班とDanDuganサウンドデザイン社とは、平成29年に来日の際、グランシップの子供向けイベントで共同でオートミキサを使った音楽ミキシングを披露した実績があります。音響技術の発展に結びつける事ができました。


   


 またハウススピーカはフルレンジとラインアレイスピーカの両方を使用しました。この他、ワイヤレスマイクは既存のパナソニックと仮設のシュアーを併用する多チャネル運用ため、電波のスプリアス状況を気にしながら、各マイクの送信周波数だけでなく、トーンスケルチ等を含めた電波運用の技術を取り入れました。この技術は文化ホールや大型催事場等でのワイヤレスマイク使用における多チャネル化と電波の混信を防ぐ技術です。簡単に思える音の拡声(PA)ですが、式典成功には高度な技術が不可欠なわけです。

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