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理数科だより2023-5 第96回科学・技術・数学特別講座
11月17日(金)第96回科学・技術・数学特別講座を開講しました。理数科主催、年3回実施の講座で今回は令和5年度の2回目です。
数学の多々良先生が講師として、楽しく講座が開かれました。
 
 テーマは『ネピア数eの話』で、数学好きの生徒や理数科の1.2年生が教室に集まりました。



生徒の感想

*最初にeの定義を知った時は、ここからどう発展させるのだろうと思ったが、二項定理や等比数列などのこれまでに習った知識を活用して証明できた。自分の手を使って証明するのと、公式を暗記するのでは全く違う。とても楽しい講座でした。

*久々に楽しむ数学が出来てよかった。

*受講する前は、数学の苦手な自分は話についていけず。何もわからないまま終わるのではと不安だったが、丁寧で細かい解説があったため、理化することが出来、うれしさと達成感を得られた。教科書の公式や、解き方を覚えて解くのはつまらないと思っていたが、それは表面的なもので面白さを感じるところに達していなかったことに気がついた。

〇理数科だより2023-3 科学・技術・数学特別講座 食品に含まれる色素の不思議
6月23日(金) 杉村純哉先生による 科学・技術・数学特別講座が開講されました。
「食品に含まれる色素の不思議」というテーマで、紫キャベツやブルーベリーなどに含まれるアントシアニンという色素について学びました。
 この色素はpHによって色調を変化させます。今回の講座では実際に食品を用いてpHによる色の多様な変化を確かめました。


(生徒の感想)

・楽しく実験しながら確かめることが出来たので良かったです!何で色が変わるのかも知ることができました。勉強になりました!
・酸性とアルカリ性を食品でここまで目で見れることに驚いた。また、食品は色が大切だと感じました。
・パンケーキ(生地)になってもしっかり色素の反応が起こっていたのが印象的だった。青バラの話も聞けて良かった。面白い料理ができて良かったです.
・色がどくどくしい色になっていて、食べれるのかと疑ったが、味は普通においしく、色素の変化を見ることができたので、よかった。

理数科だより2023-4 理数科卒業生と語る会
     
 8月26日(土)に理数科卒業生と語る会が開催されました。32期生から35期生の卒業生10名が参加してくださいました。
 全体会の後、3班に分かれて、東大や京大、名古屋、東北、医学部への受験に向けての高校時代の勉強方法などの様子や、理数科に在籍し文系学部を志望した経験などをお話しいただきました。
 また、各大学での履修のシステムや、それぞれの学部学科で学ぶことの違いなどについて教えていただきました。 大学院への試験が終わった直後の卒業生のお話は、4年間の学部生としての大学生活が何を目標にしているのかがよくわかるものでした。
 ZOOMでのオンライン参加もあり、帰省しているタイミングを利用して幅広いアドバイスをいただくことが出来て、理数科1年の生徒は、現状での不安や疑問を、先輩方に個々に相談し、進路について深く考える時間となりました。

   

理数科だより2023‐2 理数探究基礎 1年
 掛川西高校理数科では、1年次では、総合的な探究の時間で、理数探究基礎の内容ですすめます。
 6月9日(金)に 理数探究基礎の活動の目的を理解するための時間として、最先端の研究者のお話をうかがいました。
 
 東京理科大学 創域理工学部先端科学科 教授 (兼)スペースシステム創造研究センター 光触媒ユニット長の 寺島千晶 先生から 
    『宇宙滞在技術の高度化 -社会課題解決を目指した地上と宇宙の好循環サイクルの形成』
というテーマでお話をいただきました。
 教室で、目の前の近い位置でのお話は、宇宙に関わる研究が身近に進んでいることや、具体的に宇宙での生活に関わることであるなど興味深いもので、質問にも丁寧に答えていただきました。



さらに担任の鈴木先生の化学分野の探究のための基礎知識を習得する講座が始まりました。6月から4時間で化学分野の基礎を習得します。 2学期にかけ、物理分野、生物分野を習得し、班での探究活動が始まります。


理数科だより2023-1 東京大学研究室訪問
 6月9日(金)に 理数科2年生、3年生は東京大学研究室訪問を行いました。
コロナ禍で4年ぶりの行事として、2学年で東京大学、駒場キャンパスの研究室を訪問しました。
 本校OBと歓談しながら、自分で選んで出向いた各研究室の研究者から、ポスター発表での説明をしていただきまた。

 東京大学では、この日、駒場リサーチキャンパスが開催されており、先端科学技術研究センター、生産技術研究所などの数多くの研究機関が開放されました。
 キャンパス公開は、普段は立ち入ることの出来ない研究室内部の見学や、世界トップクラスの研究者たちによる最新の研究成果などに触れられる貴重な機会でした。
 本年度は、現地での対面イベントを主としつつ、一部の企画はオンラインを併用したハイブリッド開催であり、研究に関わる動画説明が用意されていて、事前学習を十分に行った本校生徒は、研究室で積極的に質問をしていました。