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理数科だより2022-8
10月20日(土)、11月12日に「掛西ラボ2022」がオープンスクールの一環として開催が開催されました。

小学5・6年生・中学生対象の講座で、本校理数科2年生の生徒が課題研究の探究の紹介を含めて、受講生のサポートを務めました。









今年度の『掛西ラボ』はこれで終了しました。
開催時期と講座内容は未定ですが、来年度もより魅力的な講座を開催していきたいと考えています。

理数科だより2022-9
2022年11月13日 坊ちゃん科学賞研究論文コンテスト に理数科3年生が「ソファ問題へのアプローチ」の研究で応募し、入賞しました。220件の応募がありました。

 38HR 大塚陸 大多和湊斗 大林祐輝 大山慧 榛葉大翔

 2年の課題研究からの延長で、論文を改めて投稿しました。
 


理数科だより2022-7
 11月4日(金)第93回科学・技術・数学特別講座を開講しました。理数科主催、年3回実施の講座で今回は令和4年度の2回目です。生物分野がご専門の宮澤和美教頭先生が講師として実習も含めた講座が開かれました。

 テーマは「君の瞳は一万ボルト ~光と生物~」で、感覚器としての眼の進化や働きについて学び、実際にブタの眼の解剖を行いました。









【参加者の感想】

1年

 ヒトの目は青、赤、緑の3つの錐体細胞で色を認識している事を知って、日常生活で見ている物はどの錐体細胞が機能しているのかというように、目に興味がわくようになった。。

 錐体細胞がそれぞれ生物によって違って認識できる色も違うというのは面白いなと思った。ブタの眼の解剖では実際に水晶体やガラス体などが見れて楽しかった。

  初めは目の解剖をするのが怖い気持ちはあったけど、やっていくうちに教科書を見ただけでは分からないことを実際に触れて見れてよかったと思いました。また、生き物に対して感謝の気持ちが持てるようになった気がします。

2年
 
 目の進化の過程を○×クイズや自分達で考えながら学べて楽しかったです。その後目の解剖をするとどうして内側が黒くなっているか理解できました。

 良い経験ができて、おもしろかった。目が三つ以上になったらどうなるのか、や目を頭以外につけることはできないのかなど、いろいろな想像が膨らんだ。また、このような機会があったら参加してみたい。

 最後の眼の解剖が印象的だった。水晶体が膜をはがしてもしっかり形を保っていて驚いた。

理数科だより2022-6
 9月10日、早稲田大学で開催された 日本動物学会に、理数科課題研究と理数探究基礎のチーム3班で参加しました。高校生ポスター発表として以下の班が参加しました。
 
 「絶滅危惧種ベッコウトンボの生息地の保全を目指して」
 「甲虫の習性と翅の関係性」
 「節足動物における交替性転向反応に関する研究」

 高校生どうしで質問をしたり、研究者からの指摘やアドバイスをうけたりすることができ、今後の研究のために大きな収穫を得ることが出来ました。
 一般公開イベントでは、「ダーウィンが来た企画自然番組製作スタッフ講演会」「消えゆくY染色体の運命」「アフターコロナと自然共生社会」「右利きのヘビで解く、左巻きのカタツムリの謎」に参加し、学際的な時間を過ごすことが出来ました。

  

理数科だより2022-5 
     
 8月27日(土)に理数科卒業生と語る会が開催されました。32期生から34期生の卒業生19名が参加してくださいました。4班に分かれて、東大や京大への受験に向けての高校時代の勉強方法などの様子や、理数科に在籍し文系学部を志望した経験などをお話しいただいたり、各大学での履修のシステムや、それぞれの学部学科で学ぶことの違いなどについて教えていただいたりしました。
 遠方の大学についても九州大学からZOOMでのオンライン参加や、北海道大学からは帰省しているタイミングを利用してアドバイスをいただくことが出来ました。
 理数科1年の生徒は、現状での不安や疑問を、先輩方に個々に相談し、進路について考える時間をもつことが出来ました。


 

(振り返りシート アンケート 一部抜粋)

*この会の前と後では、あなたの進路に対する意識でどんな変化がありましたか。


 早めに自分のやりたいことを決め、大学について調べないといけないと思った。
 
 自分の将来の夢から逆算して目指す大学と学部を決めようと思った。

 大学名ではなくて自分が好きな分野から大学を選んでいくことが大切だと思いました。
 
 やりたいことをするためにはどの大学、どの学部、どの学科を選べば良いかを考える上で何を大事にすれば良いかを意識できるようになりました。
  
 目標やゴールが決まっている人はとても努力する面で強いと分かった。だから、興味のある職業について、もっと調べて道を明確にしていきたいと思った。

 将来就きたい職業につくための道は決して1つだけではなく、色々な道があると分かったのでもっと詳しく調べていきたいなと思うようになった。

 この会の前は進路についてあまり決まっていなかったが、この会のおかげで進路が少し固まってきた。また、大学進学が少しずつ近くなってきていることをこの会によって感じ大学への準備を少しずつ進めていきたいと思った。

*大学についてわかったことを答えてください。

 
 同じ学部でも学校によって重点的にしているところは違うから沢山の大学の詳しい情報を持つべきだとわかりました。
  
 国立と私立で入試の形式が異なることや、一般入試以外にも推薦や指定校など進学方法の種類がたくさんあることがわかった。
  
 学部や学科についてどの学部、学科がどのようなことをするのかがわかった。これまでは理系の学部に進学したいと思っていたが、理学部と工学部の違いがよくわかっていなかった。
 
 今日の話を聞いて理学部はより基礎的なことを研究することを目的とする学部で、工学部は、今までの研究を応用、活用する学部であると知ることができた。また、大学を選ぶとき、自分がやりたいと思うような研究をしている大学を選ぶのが良いと聞いたので、大学選びの参考にしたい。単科大学は視野が狭くなりやすいが専門的なことについて学びやすい。生物について学ぶだけでも3つの種類に別れてくることなど。

 1年生の時に授業を受けてからそのあと学部を決められる大学と、入学と同時に学部を決める大学があること、化学科にいっても、物理は学ぶこと。

 (医学部のある)学校によっては理科の科目が特定のものでないと受験できないことがあるからしっかり調べることが必要だとわかった。

 大学の種類には単科大学や総合大学があり、より専門的に学べるのは単科大学だと分かった。
サークルや部活で違う科の人との繋がりが持てること。

*理数科卒業生と語る会についての感想


 自分が調べようとしても知らないであろうことを実際に体験している人たちから聞けると言うのは自分にとってとても良いことだと思った。今日聞いたことを大切にしたいと思った。

大学、学部などについて何を勉強しているかなど、どの大学がどんなことをしているかを知れていい機会でした。卒業生の高校時代の勉強法についてもいろいろ聞くことができたので嬉しかったです。モチベーションも上がったので勉強に活かしたいです。

 レベルの高い大学に実際に合格した方々のお話を生で聞けてとても参考になった。1年生のうちに苦手教科を克服して、受験期に苦手を残さない事がとても大切だと教わったので、今のうちから苦手を克服できるように勉強していきたいと思った。
 
 将来のことに少し行き詰っていたので、視野が広がったことでいい刺激を受けました。参考になることがたくさん聞けて良かった。
 

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