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お知らせ
 新しい就業支援システム「トリプルシステム」は、定時制課程に在籍する生徒が、技術専門校(産業部・就業支援部・就業能力開発室)における技術・技能の習得、企業等における就業体験や実務経験の単位認定により、積極的に社会に貢献できる産学官連携による人材育成のための就業支援システムです。
 定時制課程においては、仕事に就いていることを授業とみなすことが可能で、「実務代替」「学校設定科目」として単位認定することができます。この単位は、学校外の学修単位となり、合わせて最大36単位までの修得が認められています。これにより、3年間で卒業ができ、かつ、若者を一人前の技術を持った職業人に育てることが可能となりました。

 なお、既に東京都立六郷工科高等学校はデュアルシステム科(募集定員30人の中間定時制)があり、企業における実習訓練と高校における教育訓練とを並行的に実施する「日本版デュアルシステム」が行われております。


定時制課程の生徒の就労推進 

 「最近の定時制は勤労青少年のための課程ではなく、行き場のない生徒の受入先となっている。」と言われます。しかし、このような生徒はほんの一部で、経済的に苦しい家庭の子女が圧倒的に多くいます。そのような生徒たちが、中学を出て直ぐに就職できるのかというと、現状は、なかなか難しく、定時制課程で学びながらアルバイト等の仕事をしているのが実情です。そこで、学校側が積極的に企業と連携し、インターンシップや就業支援を行うことで、企業で働くことを学校の単位として認定し、3年間で卒業を目指しながら、生徒の就職にもつなげていこうという取組みです。


他国に負けない製造品質の向上

 日本でものづくりが生き残っていくためには、品質を確保し続けることが最も重要と考えられます。製造業やそれに関わるあらゆる産業を支える人たちの技術力、そして人に喜んで頂ける製品を作る心構え(ものづくりに対する良心)が求められております。卒業していく生徒たちに、できるだけ多くの実践的技術力や確かな職業観・勤労観を身に付けさせることが、静岡県や日本の発展に欠かせないことであると考えます。


技術・技能力のある若年者の中小企業への就職

 中小企業の技術力を高めることは、産業の発展に欠かせないことです。しかし、中小企業において従業員の研修に使う時間はほとんどなく、また、指導できる体制もできていません。更に高齢化が進み、企業に培われてきた技術・技能が伝授されていかないという懸念が生じています。