あっという間の冬休みが開け、2年生の集大成となる3学期が始まりました。
新年最初の生活単元学習の授業では、初めての書初めに挑戦!
最初は筆の扱いに慣れるため、筆で墨を吸って先生とちょんちょんと穂先を整え、丸を書いたり線を書いたりしました。その後、お手本を下に敷いた上に半紙を置き、まずは平仮名で自分の名前を書きます。
一画書き終わるごとにできるだけ穂先を整えながら書いていくので、普段の鉛筆とは違う書き味が新鮮なようで、墨ではっきりと文字が書ける様子をよく見て書くことができました。
次の時間は、いよいよ書初めの本番です。まずは書道が得意な教師が手本を見せ、「(今日は)つくし!」と書く文字に興味を持つ子どもたち。つくしの写真を見てイメージを膨らませた後は、1人でお題の「つくし」を書く番です。
まずは教師と一緒に、字の大きさやバランスを確かめながら見本となる字を書きました。
その上に細長い半紙をのせ、文鎮で押さえていよいよ1人で文字を書く番です。
下に透けて見える文字をよく見て筆をのせ、迷いなく1画1画を書いていく姿が見られました。
集中してゆっくりと丁寧に文字を書いた児童や、勢いよく元気のある文字を書く児童もいて、それぞれのペースで楽しみながら「つくし」を4枚書き上げることができました。
「つくし」を書いた後にも、まだまだ書き足りない様子で「もう1回やりたい」と教師にリクエストして、半紙に今年の干支の「たつ」を書いたり好きな文字を書いたりして楽しむ姿が見られました。こうして学校でたくさん書いた半紙は、どんど焼き用に家庭に持ち帰ってもらいました。
冬ならではの風習に親しみ、3学期の良いスタートを切ることができた2年生。
3年生に向けて、3学期も色々な学習を積み重ねていきます。