静岡県で開催された「第38回手足の不自由な子どもの絵画・写真展」において、審査会の結果、 本校より3人の児童・生徒が受賞をしました。
先日、校長室で表彰式を行い、3人には校長先生より記念品を贈呈していただきました。
みなさん、おめでとうございます。
【絵画部門】
小学部6年 土居芽依奈さん 「心のもよう」 静岡県肢体不自由児協会理事長賞 マーブリング、スパッタリング、デカルコマニーの技法を使って制作しました。使いたい色を選んだり、道具に合わせて手の動かし方を考えたりし、自分なりに工夫をしながら想いを表現しました。選んだ色、手の動き、その時の気持ち・・・芽依奈さんの心の模様が表れた作品となりました。
中学部3年 川端 麻友さん「雨」 奨励賞 凸版画で雨を表現しました。さあさあと静かに降る雨、水たまりにぽつんぽつんと落ちる雨。教師と一緒に道具を握り、腕の動きを感じながら、自分のイメージする雨を形にしました。使いたい色を選んで刷り、雨上がりが近づくような幻想的な明るさの仕上がりになりました。
高等部1年 藤田慎之介さん「ストリングデザイン~暖かな春~」 努力賞 絵の具がついた糸を画用紙に挟み、引き抜いて模様をつけるストリングデザインという技法で製作をしました。手順が分かって主体的に取り組む姿、画用紙を開いて出てきた模様に「できた。」という言葉と達成感にあふれた表情。唯一無二の自信作です。
どの作品も、それぞれの表現したい想いが込められた力作です。
3人の作品は、静岡県総合福祉会館シズウェル1階 展示ギャラリー(静岡市葵区駿府町1-70)にて、
2月10日(金)まで展示されています。その他、他校の素敵な作品もたくさんありますので、お時間がありましたらぜひご覧ください。