本校弓道部では、20連中が上級者のステータスの1つになっています。部長として活躍する佐藤江梨凪さんは、今まで何度もチャレンジして焦りや緊張から達成できずにいましたが、この度ついに20連中（20射的中）を達成しました。その勢いのまま、30連中も達成しました！
　今後も一射一射を吟味して丁寧に弓を引き、心身共に成長してインターハイで活躍してもらいたいと思います。

10月31日に新人戦地区大会が実施されました。女子団体（前島　菜那・勝亦　ひらり・熊王　遥香）が予選通過をし、県大会への学校の出場権を獲得しました。男子個人では赤池　凌武・鳥羽　大希、その内赤池は個人6位に入賞しました。女子個人では前島　菜那・佐藤　江梨凪・鈴木　彩那が県大会出場権を獲得しました。
11月13日・14日には新人戦県大会が行われ、団体は奮戦しましたが決勝へは進めませんでした。個人では佐藤　江梨凪が県8位に入賞しました。上位大会への出場は叶いませんでしたが、今後に生かしていきたいと思います。

10月20日(水)7限に2年生を対象とした長崎修学旅行平和学習事前講話を行いました。主な内容は原爆を中心に、太平洋戦争や第二次世界大戦の被害者の状況などを映像や質問形式で進めました。生徒たちは真剣に講話を聴き、質問にも積極的な話し合いをして答えを出そうとしていました。また、原爆症の方々が差別を受けていたことを知り、現代にも形を変えて多くの差別が存在する現状にどう対応するべきかを考えました。
　コロナ禍の中での不安がありますが、しっかり準備をして実りある修学旅行が実施できることを祈っています。

本来であれば9月に地区大会、10月に県大会という日程でしたが、緊急事態宣言のため、10月に地区大会のみ実施されました。今シーズン最初の公式戦でしたが、25HRの佐藤江梨凪さんが女子個人4位に入賞しました。今月末には上位大会につながる新人戦も開催されますので、全力を尽くしたいと思います。

３１HRの村松遼河くんが7月29日に新潟県上越市の謙信公武道館弓道場で実施された全国大会に出場し、男子個人で７位という成績を残しました。

（村松くんから）
全国大会では失敗したことや、大阪の選手を巻き込んでしまうこともありましたが、とても楽しかったです。他県の選手の射を見て沢山のことを学びました。沢山の人や職員室の先生方からの応援、自分の絶対に後ろを向かない気持ちが勝利を引き寄せたのだと思います。試合での一本の矢が高校生活最後の矢になるかもしれないということを考えると、とても重たく感じました。試合で入賞できてもちろん嬉しかったのですが、それ以上に、勝ったとしても引退しなければならないことにとても寂しさを感じました。沢山努力して焦らずに試合に臨めたことは、勝利よりも価値があると思いました。

インターハイ静岡県大会で男子個人優勝の村松遼河が新潟県上越市の謙信公武道館特設弓道場にて実施されたインターハイ全国大会に出場しました。
予選では4射3中の条件でしたが、1本目は直前の大阪の選手が緊張のために会(的を狙っている状態)が長すぎて、村松が先に離れを出して的中しました。しかしこれは追い越し発射という失格行為のため、的中は無効になります。予選を通過するためには残りの3本をすべて的中させる必要があります。何とか的中させて予選通過しました。その後準決勝では4射3中で突破して、決勝へ。決勝の段階で96名の選手が26名まで絞られていました。決勝は1本ずつ的中させていくサドンデス形式で射詰め（いづめ）といいます。4本目までを的中し、この時点で全国ベスト８が確定し、遠近競射（1本だけ引き的の中心に近い選手が上位）を行い全国7位が確定しました。県内の試合では見ることのないような大規模な会場と出場時間まで長時間待たされること、出場時の強烈な緊張感の中でやり切ったことは、顧問や選手本人の人生経験を膨らませ、成長する良いきっかけとなりました。

過日3名の1年生が初的中し、本日までに新たに2名の初的中が達成され、1年生がようやく全員の初的中を成し遂げました。これからは顧問に与えらた的中を含めた課題を達成した者から袴を着ることができるようになります。
　2年生は個人戦の校内リーグ戦を行ってしのぎを削っています。
　3年生の村松君は来週からの新潟での全国大会に向けて最後の総仕上げの練習に取り組んでいます。

弓道部では1年生新入部員を迎え入れて1か月半ばが過ぎましたが、日々真剣に努力をしています。そんな中で女子1年生3名が初的中を出すことができました。
14HR　鈴木　彩那　6月11日
15HR　鈴木　愛海　6月12日
15HR　若林　未来　6月14日　1日で3回的中を出しました。
今後も全力で稽古を続けていきます！