静岡県立藤枝北高等学校
 
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令和6年度 静岡県高校生レスリング選手権大会 フリースタイルの部
令和6年度 静岡県高校生レスリング選手権大会
フリースタイルの部

5月4日

沼津工業高校


大会結果

総合の部

 山口 寛汰  51kg 2位

 石神 葵里  51kg 5位

 増田 和之進 55㎏ 5位

 望月 陸玖  60kg 3位

 安本 耕心  92kg 3位

女子の部

 山口 菜々子 50kg 1位

 川嶋 凜   53kg 1位


山口 寛汰

①良かったところ

 崩しが少しはできたこと。

 1回戦目では教えてもらったローリングを焦らずできたこと。

②課題となったところ

 相手を見過ぎてしまい、自分の得意な位置でできなかったこと。

 最後まで相手を見てしまいタックル、攻撃することができなかったこと。

 グランドのディフェンスをもっと意識して絶対にあげられないようにすること。

③今後どのようにしていったら良いか

 まずは相手を崩し組み手で相手を動かしていきたい。

 最後まで見てしまいすぎてしまったから

 攻撃をもっと意識したい。


石神 葵里

①良かったところ

 トーホールドを決めにいけた

 スイッチでバックを取られずに済んだ

 構えは安定していた

②課題となったところ

 切った後のディフェンスのバランスが悪い

 またさきのディフェンスが遅い

 入ってからバックに回られるのが早い

 トーホールドした後足が近くなる

 ハイクラッチで下にディフェンスされて回りきれなかった

 バックを取った時に腕取りなどに行けなかった

 攻めようとするとディフェンスが遅れる

③今後どのようにしていったら良いか

 試合直前のアップの仕方を考える

 得意な技を積極的に掛けていく

 技をかけた後の位置を意識していく

 攻めながらディフェンスする意識を身につける

 入ってから攻撃するなど2回3回をもっと意識


増田 和之進

①良かったところ

 よつにくめたこととローリングを回せたことがよかった

②課題となったところ

 グラウンドでローリングを何回も返されてテクニカルを取られたことこととタックルを切ることができなかったこと

③今後どのようにしていったら良いか

 グラウンドのローリングの防御の練習とタックルを反応して切る練習をしていきたい。


望月 陸玖

①良かったところ

 1試合目は、JOCで連続で何回も回されたアンクルを連続してかからないようにディフェンスが出来た。

 2試合目は、フェイントや落としを自分から出来た。

②課題となったところ

 1試合目では、組んだときに力の差で内組になれなかったところと落とされて簡単にがぶられてしまったところが課題となった。さらに、タックルに入りに行ったときに顔が下がってしまい切られたあと の対処が出来なかった。

 2試合目は、自分の出ている足にタックルが来たときの反応が遅れてしまい足を引けなかった。左手で のブロックが使えなかった。

③今後どのようにしていったら良いか

 左手の使い方と相手が攻めてきたときの反応を身に着けていけるように練習したい。階級を1つ上げた ので、力負けしないようにトレーニングをしていきたい。


安本 耕心

①良かったところ

 積極的に足をかけれた

②課題となったところ

 気持ちで負けていたし、力が足りない

③今後どのようにしていったら良いか

 力をつけ、メンタルを強くする


山口 菜々子

①良かったところ

 まずは優勝することができてよかったです。

 1試合目ではグランドからすぐにローリングに持っていくことができてよかったです。その時に腕も一緒に取ることができました。

 試合中ずっと低く構えて軸をぶら下ずに展開していくことができたと思います。そのおかげで相手の動きをしっかり見ることができて落ち着いてレスリングができました。

②課題となったところ

 今回優勝したものの課題だらけの試合でした。

 まずは指したときに脇が開かなかったことです。しまっているとそこからタックルにも入れず動きがとまってしまいます。決勝では少し意識してやることができたのではないかなと思います。決勝ではいつもの自分のようにガツガツいけませんでした。今までで1番落ち着いて試合ができたのですが、その分相手に圧をかけることができていなくて自分のスタイルではありませんでした。ほんとはツーオンワンで攻めてそこからタックルなどに入るという試合展開を考えていたのですが思っていた通りに全くできず不甲斐ないです。手首をとってからいこうとしたのですが頭の位置がずっと負けてしまっていたのが悪かったと思います。力を抜いてタックルにも入ることもできずどうすればいいのか途中からよく分からなくなってしまっていました。もう一度しっかり考えて自分の位置でレスリングができるようにしたいです。

③今後どのようにしていったら良いか

 構えや軸はしっかりできてきたので確実に取れる技をしっかり覚えたいと思います。

 がぶりをしてからの攻撃も素早くすることを意識して練習していきたいと思います。スタンドでの動きはゆっくりでいいけど崩しや攻撃する時はスピードを一瞬で変えて攻めていきたいと思いました。相手とかではなくたくさんの試合を経験して成長していくことが大切なのでとてもいい機会でした。




川嶋 凜

①良かったところ

 ・自分から攻めたこと

 ・気持ちで負けなかったこと

 ・切られた後に起き上がって点数に繋げられたこと

 ・頭を押して距離を取れたこと

 ・相手に回される時に体を当てに行って跨いでバックを取れたこと

 ・組んでからのハイクラッチができたこと

 ・相手が入って来た時にトーホールドをかけれたこと

 ・相手が入ってきた時に返してフォールの体勢に持っていけたこと

②課題となったところ

 ・構えが途中で高くなってしまうこと(膝が伸びきってしまう)

 ・組んで相手が落としてきた時に崩れてしまうこと

 ・足を持たれたままで中途半端になってしまい、バックを取れなかったこと

 ・良い位置にいたのに相手から離れてしまったこと

 ・フォールがなかなか決まらなかったこと

③今後どのようにしていったら良いか

 体のバランスをしっかりと作ることとさして組んでから入る練習を徹底していく。

 展開のパターンを理解する。

 常に勝ちたいという気持ちで練習に励む。



今後も藤枝北高校レスリング部の応援よろしくお願いいたします。


☆大会結果動画をインスタグラムにアップしています。是非そちらもご覧ください!☆


令和6年度静岡県高等学校総合体育大会レスリング競技 グレコローマンの部
令和6年度静岡県高等学校総合体育大会レスリング競技 グレコローマンの部
5月5日

沼津工業高校


大会結果

 山口 寛汰  51kg 2位

 ※この結果により8月16日から滋賀県ウカルちゃんアリーナで開催される全国高校生グレコローマン選手権に出場

 石神 葵里  51kg 4位

 増田 和之進 55㎏ 5位

 望月 陸玖  60kg 3位

 安本 耕心  92kg 3位


山口 寛汰

①良かったところ

 特にないです

②課題となったところ

 自分から攻めれなかったこと。

 足から出れず、相手にもたれすぎて

 崩されてしまったことや、さされすぎてしまったこと。

 もっと足を使いさして前に出ていけばよかったこと。

 さされてしまってから展開が少なくやる事がわからず相手のペースに合わせて崩されたり、

 相手のペースになってしまったこと。

 自分の中途半端な投げが相手の点数に繋がってしまったこと。

③今後どのようにしていったら良いか

 自分から展開を作り、自分から前にでて攻める。

 足からを意識し過ぎると体が相手にもたれすぎてしまうから、体全体を意識していきたい。

 さされてしまってから自分の展開にできず相手のペースに合わせてしまう事があるからさされてしまってからの展開や、さされた後の攻撃や守りを練習していきたい。

 まだ焦りや、自分の技が的確に定まっていなくて、何をやればいいか迷ってしまうのでオフェンスをディフェンスも意識していきたい


石神 葵里

①良かったところ

 横捨て身に変化していけたこと

②課題となったところ

 1試合目

 姿勢が上がっていた・さしの時姿勢が悪い

 自分の有利な位置に持っていけなかった

 途中で相手と距離を取ってしまう

 グランドのディフェンスが遅い

 2試合目

 押されすぎている・途中から構えが高かった

 ローリングのディフェンスで肘をついている

 自分でいろいろかけにいけなかった

 バックを取ってから技を掛けるのが遅い、4点技をしにいけなかった

③今後どのようにしていったら良いか

 スピードと先に攻めたり押したりを意識する

 相手に合わせないレスリングを意識する

 いろいろな人とやり対応できるようにしておく

 流れでスピードよくグランドを取りに行く

 自分のやり方をするように意識する

 取られ切るまでディフェンスを意識してやる


増田 和之進

①良かったところ

 投げられそうになったところをうまく体をひねり逆に乗ることができたからよかった

②課題となったところ

 プレッシャーを与えることができなかったこと自分の得意技をできなかったこと。

 変なタイミングで 一本背負をうったこと

③今後どのようにしていったら良いか

 プレッシャーを与える練習と横捨て身の練習をすることとよつを組んでから相手を動かす練習


望月 陸玖

①良かったところ

 1回戦目は相手のペースになってしまい自分のレスリングができなかったので良かったところはなかったと思った。

 2回戦目は先に点を取られたが諦めずに前に出ることなどが出来たと思った。

②課題となったところ

 1回戦目では、左腕を取られて横に付かれた時のディフェンスとバックを取られたときの対処が課題となった。

 2回戦目では、下から上にプレッシャーを与え前に出ることと、差した後の動き方が課題となった。

③今後どのようにしていったら良いか

 練習でグレコをあまりできていなかったので普段から両立して課題や目標を持って練習していきたい。前に出ることや、色々な場面でのディフェンスを意識して打ち込みやスパーリングをやっていきたいと思った。


安本 耕心

①良かったところ

 かろうじて一勝できたこと

②課題となったところ

 決定打がないので点をとれない、、力負けしてしまう、気持ちで負けている

③今後どのようにしていったら良いか

 決定打をつくる、力をつける、メンタルを強化する


山口 菜々子

③今後どのようにしていったら良いか

 見ていて1番思ったことは相手に圧をかけることが大事だと思いました。足から前に出て下から下からいけば相手も少しってくると思うし、プレッシャーをかけられるので自分自身も落ち着いて試合を 展開できると思います。

 手首を押さえて膝をとったり頭を自分の位置に置くことも大切だと分かりました。最後まで何があるか分からないので諦めずに攻め続けていきたいと思いました。びびらずどんどん前に出て技をかける ことが自分に足りないなと改めて感じたし勉強になることばかりでした。

 相手が下がったらすぐに詰めることも必要だと思います。グレコでもフリーに繋がる部分はほんとに沢山あると思うのでしっかり勉強して自分のレスリングに繋げたいです。


川嶋 凜

③今後どのようにしていったら良いか

 グレコはルールも技もあまりわからないですが、今回男子は成績を残さなくては行けない大会でしたが、良い成績を残せていませんでした。相手に合わせてしまうことが多く自分の形が崩れてしまっている人が多かったと思うので自分から行くことが大切だと思いました。



今後も藤枝北高校レスリング部の応援よろしくお願いいたします。


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JOCジュニアオリンピックカップ大会 2024 年度全日本ジュニアレスリング選手権大会
4月28日  横浜武道館


大会結果
 山口 寛汰 U-17 48kg グレコローマン 2位
☆この結果から6月22〜30日までヨルダン(アンマン)で開催されるU-17アジア選手権に出場
 望月 陸玖 U-17 55kg フリースタイル 初戦敗退
 安本 耕心 U-17 92kg フリースタイル ベスト16


山口 寛汰
①良かったところ
 決勝戦では自分の得意な形で足からを意識して前に出ることができたこと。
②課題となったところ
 点数を取られたら焦りが出て足から前に出れなかったこと。
 中途半端に投げにいってしまったこと。
 焦りすぎてしまった。
 グランドのディフェンスをもっと意識して絶対にあげられないようにすること。
③今後どのようにしていったら良いか
 自分の形で相手を崩していくこと。
 点数を取られても先生方の話をよく聞き焦らないこと。
 グランドの守りの強化をしていきたい。
 足の位置をどこに置いたら相手が嫌がるかをよく考えて足の置き場や手を置く位置、崩し方を練習し ていきたい。
 自分の得意な形をよく理解して最後まで諦めずに戦うこと。


望月 陸玖
①良かったところ
 フェイントで相手のバランスを崩すことができた。
②課題となったところ
 ・グランドのディフェンス
 ・がぶられたあとの対処
③今後どのようにしていったら良いか
 ・見つかった課題を練習で見直す
 ・相手を崩して自分がいい形でタックルに入れるように意識  して練習していく。


安本 耕心
①良かったところ
 積極的に攻めに出れたこと、一試合目で相手を押し込みその隙に足を掛けフォールできたこと。
②課題となったところ
 押し込みが足りず、相手が立っている状態で足を掛けてしまい逆に自分が倒されてしまう。
 力で押された。
③今後どのようにしていったら良いか
 足掛けまでの過程をより良いものにする。最低限力をつける。
石神 葵陸
①良かったところ
 仕掛けにいけていたのはよかったと思った
②課題となったところ
 アンクルのディフェンスやバランスを崩したあとの動きが遅い
③今後どのようにしていったら良いか
 どんどん自分から攻めるのも必要だけど、ディフェンスしてすぐオフェンスにいくこともしていきたい。
 スピードを早くして相手が反応する前に動くことを意識していきたいとおもいました。
 中途半端ではなく失敗してもいいから思いっきりかけにいくようにすることが大事だと思いました。


総括
 今大会は、先週開催されたクイーンズカップと同じく、各年代の世界選手権につながる大きな大会であった。
 27日(土)には、U-20のフリースタイル・グレコローマンが開催され、本校出身の藤田想士(育英大学2年)がU-20 フリースタイル61㎏級に出場しベスト8、福田航大(中京学院大学1年)がU-20 グレコローマン72㎏級に出場し初戦敗退という結果であった。
 28日(日)には、U-17 グレコローマン48kgに山口 寛汰、U-17 フリースタイル55kgに望月 陸玖、U-17 フリースタイル92kgに安本 耕心が出場した。
 望月 陸玖は、高校入学後初めての全国大会であり多少の緊張はあったが、試合序盤から良い動きをしていた。自分の攻撃を相手に抑えられた後からの展開が良くなく、立て続けに失点し敗戦となった。
 安本 耕心は動きに硬さがあったが、自分の試合展開にもっていくことができ、初戦はフォール勝ちをした。2回戦は、相手との力の差もありフォール負けを喫した。
 山口 寛汰は、減量のリカバリーがうまくいかなかったところもあり、試合中に足が攣ってしまい100%の力を発揮することができなかった。しかし、1年生ながら力の差を見せつけ決勝までは、相手を寄せ付けない試合展開で勝ち上がった。決勝は、序盤良い形で攻めることができ山口の優位な形で第1ピリオドを終了した。第2ピリオドになると、相手の攻撃からバランスを崩し、失点した。その後無理な体勢から攻撃に行ったところ連続して失点してしまい、その点数に追いつくことができずに敗れた。
 3選手ともに、自分の課題が見つかる良い大会となった。
 U-17 グレコローマン48kgの山口 寛汰は、今大会の結果から6/22~30にヨルダンで開催されるU-17アジア選手権に出場することが決まった。昨年度、U-15アジア選手権でグレコローマン45㎏級で3位になっているので、今年度はさらに良い結果が出るように努力を継続していかなければならない。
 今後も藤枝北高校レスリング部の応援よろしくお願いいたします。



〇大会結果動画をインスタグラムにアップしています。是非そちらもご覧ください!〇

https://www.instagram.com/fwc_fujiedakita?utm_source=qr


2024年JOC杯ジュニアクイーンズカップ
2024年JOC杯ジュニアクイーンズカップ

4月14日

東京武道館


大会結果

 山口 菜々子 U-20 50kg級 ベスト8

 川嶋 凜    U-20 53kg級 ベスト16


山口 菜々子

①良かったところ

 今回の試合は今までよりスタミナが付いているなとすごく感じました。前は6分間やると疲れてしまいどんどん構えが高くなり諦めてしまう部分があったけど最後まで諦めずにしっかり相手の動きを見ることができていたかなと思います。1回戦目はあまり足が動かなかったけど差しがよく効いていたところが良かったです。

場外際やグラウンドでも前では取られたり諦めてしまっていた部分を今回は膝をすぐに付くことができたりしっかり回されずに守ることができました。


②課題となったところ

 とにかく試合で出せるタックルを一つ覚えなければいけないなと感じました。もう一つは相手が左構えの選手の対応です。タックルは練習ではうまくかかりその後の処理もできるのですが試合になるとどうしてもびびってしまい足が止まってしまいます。もっと自信を持ち片足に入ったり右手で差していたらもちかえタックルに入るという練習をしたいと思いました。

相手が左の選手になると何をしていいのか分からなくなってしまいます。苦手意識を持ちすぎて自分の思うようなレスリングができません。

練習で相手に左構えにしてもらったりしてもっと慣れていかないとなと感じました。

後はがぶったらすぐに動くことです。いつも止まってしまいそのままアップになってしまいます。力をあまり入れずに素早く動く時はいつも取れるのでびびらず自信をもってレスリングをしたいと思いました。


③今後どのようにしていったら良いか

 今回はU20で大学生の強い選手と試合をすることができてとても勉強になりました。とにかく力の抜き入れがうまくて隙を狙われてしまいました。体を軽くして力を入れすぎない、足を動かす、差した時に体制が高くなると入られるので手首から段々に掴んでいくことを意識したいと思います。後は練習と同じような動きを試合でも出せるようになることが1番の課題です。

もっと色んな人と練習して何をされても対応できるようにしたいです。

川嶋 凜
①良かったところ

 ・がぶられた時に潰れずに前に出ることが出来た

 ・練習してきたネルソンが決まった

 ・トーホールドをされずに相手をまたぐことができた

 ・組手で相手との距離をとることが出来た

 ・スイッチがきまった

 ・気持ちで負けないようにできた

②課題となったところ
 ・構えが高く足が棒立ちになってしまった

 ・足が近すぎて丸められてしまった

 ・がっちり組みすぎて動けなくなってしまった

 ・押さえ込みが甘かった

 ・低いタックルにはいられた時のディフェンスができていなかった

③今後どのようにしていったら良いか
 今回の試合で練習してきたことを少しずつ出すことが出来ました。練習しないと試合では出来ないのでインターハイ予選に向けて明日からの練習で自分の組手を作り、今日の反省点の足を近くにしないことやタックルのディフェンスを意識しながら練習していきます。

総括
 今大会は、各年代の世界選手権につながる大きな大会であった。女子の大会自体があまり多くない為、女子選手は10月の女子オープン大会以来の公式戦となった。5か月間選手が自ら考え行動しスキルアップをしてきた。U-20は、大学3年生の早生まれの選手が出場できる大会で、高校生には少し厳しい状況であるが、選手たちは自分のレスリングを組み立てようと必死に戦った。

 結果は納得のいくものではなかったが、5か月間で練習して身に着けたスキルが少しずつ試合で展開できた大会となり、高校生の最大の目標である全国総体に向けステップアップした大会となった。

大会結果動画をインスタグラムにアップしています。是非そちらもご覧ください!

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第67回全国高等学校選抜レスリング大会東海地区予選会
日時 11月19日(日) 
場所 愛知県大府市市民体育館

男子個人戦 結果
 51㎏級 石神 葵陸  初戦敗退
 55㎏級 望月 陸玖  ベスト8
 80㎏級 安本 耕心  初戦敗退

51㎏級 石神 葵陸
①良かったところ
 グランドになって場外にいけていた
 ゾーンをうまく逆転できた
②課題となったところ
 刺されてからの展開が悪い
 攻め方が悪いタックル失敗した後
 横からの押しに弱い
 思い通りに動けなかった
③今後どのようにしていったら良いか
 スタイルがはっきりしていない(左構えの時)
 組み手をいろいろ学ぶ
 試合中にも考えてプレイする
 中途半端なとこをやり切る
 自分の得意なことを生かすように意識

55㎏級 望月 陸玖
①良かったところ
 1試合目は、自分から点を取りに行くことができたところが良かった。
 2試合目は、後半で相手に効く自分の技を見つけることができ、一気に点を取る事ができたところが良かった。さらに、練習で課題となっていた連続で点を取られてしまう事を防ぐことができたので良かった。
②課題となったところ
 1試合目は、6試合目と試合が早くアップが少ししかできなかったので、足が全然動けなかったところが課題となった。さらに、崩しや横への動きをいれることができずいいタックルを入り切ることが難しかったところが課題となった。
 2試合目は、フェイントなどをはじめから積極的に使うことができなかった。さらに、技のレパートリーがすくなくチャンスを逃してしまったところが課題となった。
③今後どのようにしていったら良いか
 技術練習などで多くの技を知り、どの場面でどの技を行うかを即座に判断できるように練習していきたいと思った。

80㎏級 安本 耕心
①良かったところ
 積極的に攻めることができた
②課題となったところ
 相手に力負けしてしまいガブられしまった
③今後どのようにしていったら良いか
 筋トレ中心に練習を改める

令和5年度静岡県高等学校新人レスリング大会
日時:10月29日(日)
会場:沼津城北高校

男子個人戦
 51㎏級 石神 葵陸  4位  東海選抜出場
 55㎏級 望月 陸玖  2位  東海選抜出場
 80㎏級 安本 耕心  初戦敗退

51㎏級 石神 葵陸
①良かったところ
1試合目
ファーストアタックにいけた
切られてもその後ガブリに展開できた
ハイクラッチで4点とれた(練習の通りに)組み手を意識できた
2試合目
ハイクラッチから飛行機投げに切り替えて点を取れた
2ピリ目にタックルのディフェンスが良い
刺されてるのを巻き投げに持って行けた
ディフェンスからすぐに回れた
②課題となったところ
1試合目
トーホールドが決めきれなかった
タックルの反応が遅れた後が悪い
ハイクラッチで倒して回った時、足が取れてない・入られてからの手の位置が悪い
2試合目
組み手が負けていた
最初同じような取られ方が3回あった
飛行機投げの後フォールを狙えた
2ピリ目で構えが高くなってた
巻き投げの後が悪い・横の押し込みがない
トーボルドの後、上に乗れてない
トーホールドの返す方向が甘い
グランドで点が取れない・返されて乗れた
回った時、腕をとれた・最後の守り方が悪い
③今後どのようにしていったら良いか
取った後の処理を丁寧にする
取れるとこをしっかり取る
プレイに自信を持つ・体力をつける
試合の展開を考える・組み手を意識する

55㎏級 望月 陸玖
①良かったところ
 1試合目は、強い相手だとわかっていたが諦めずにやれることをやろうという強い気持ちを持って試合に臨めた。反省点はいくつもあるが、次に繋がる課題が明確になった試合だったと思う。
2試合目は、自分からタックルに入り点を取ることができた。相手にプレッシャーをかけてピンチの場面でも場外に押し出し点を取ることができた。
②課題となったところ
1試合目は、片足タックルに入ったときに片手で取ってしまって取り切ることができなかった。グランドでは、返されたあとのディフェンスが上手くできなかった。
2試合目は、前へのプレッシャーだけで攻めてしまったため自分の得意な形でタックルに入ることができなかった。
③今後どのようにしていったら良いか
 常に攻める姿勢を見せて、前へのプレッシャーだけでなく相手を落とすなどして相手を翻弄できるように練習したい。グランドのディフェンスが上手くできるよう努力したい。

80㎏級 安本 耕心
①良かったところ
 自分から攻めて打点を撮りに行ったところ
②課題となったところ
 ディフェンスが全然出来なかった所。
特にグランドのディフェンスが意味をなしていない程に脆く結果負けてしまった。
③今後どのようにしていったら良いか
 練習でグランドのディフェンスに注力する

山口 菜々子
③今後どのようにしていったら良いか
 感想
今回はそれぞれが練習で毎日やってきた事が試合でいかせていてとてもよかったのではないかなと感じました。取られてしまう部分も多かったですが、タックルを自分から何回も何回も入っていて自分は出来ないのですごいなと思いました。入るとこまではすごくいいのに相手にブロックされてしまうと気持ちが負けてすぐに諦めてしまい自分が攻めていたのに逆に取られてしまい体力もポイントも失ってしまうという場面が多かったのが残念だったところかなと思います。今回の試合はみんな攻める事をすごく意識していたと思います。攻めることはすごく良いことなのですが攻めることばかりに意識しすぎて相手が攻めてきた時にすぐに反応できていなかったと思います。押すだけではなくタイミングを上手く使い引いたりして相手を崩してタックルに入れていたら点数が決まっていたのではないかなと思いました。
東海まで後1ヶ月もないので部全体で協力して試合まで頑張りたいと思います。自分も男子の試合で学んだ事が沢山あったのでこれから良いところを真似して練習したいと思います。

川嶋 凜
③今後どのようにしていったら良いか
  今回の試合を見て、選手みんなそれぞれが練習でやってきたことに挑戦しているのが分かりました。点数を取れたところもあれば、失敗してしまったところもあると思います。
技術が勝ちに繋がらないといけないこともあるので、勝てるレスリングができるように私自身もこれからの練習に活かしていきたいと思いました。

フォーデイズ杯令和5年度第16回全日本女子オープンレスリング選手権大会
日時 10月14日(土)・15日(日)
場所 焼津市総合体育館

女子個人戦
 46kg級 山口 奈々子 優勝
 53kg級 川嶋  凛  ベスト16
 73kg級 松村 咲希  初戦敗退

46kg級 山口 奈々子
①良かったところ
 まず目標にしていた「優勝」をする事ができたのが1番よかったです。今回の試合ではタックルのフェイントを たくさん使う事ができてたのではないかなと感じました。準決では最後しっかりとフォールする事ができてよかったです。
②課題となったところ
 今回の試合は内容が良くなかったなと思います。フェイントをしてからすぐに組みにいってしまったり、差した時に相手に体重をかけてどんどん前に出てしまい振られてしまいました。
差したら自分の足でしっかり立ち少し、プレッシャーをかけて下に落とすようにすればよかったのかなと思いました。落としてからのがぶりも上手く決まらず悔しいです。
どうしても腕が深く入ってしまうので、深く入った時にやるがぶりを練習していたのですが、右手で足を取ることばかり意識してしまい頭を抑えている左手が緩くなってしまい中々点数につながられませんでした。相手の頭と足をくっ付けていくようなイメージでこれから練習していきたいと思います。グラウンドで返したときにすぐに戻せず、逆に取られてしまいました。あのような体制になったのが初めてだったので中々バランス取り方が分からず上手く戻す事ができませんでした。
自分が予想していない色々な場面があるので、どのような状態になっても体の軸をしっかりとし上手く相手をコントロールできるようになりたいなと感じました。
③今後どのようにしていったら良いか
 ここで気を抜かず、ここからが勝負だと思うので、自分のスタイルを貫きつつ、できないところは毎日の練習でしっかり復習していきたいと思います。
色んな人の試合を見て良いところを盗み、色んな場面ですぐに対応できるようにしたいです。
その為にたくさんのトレーニングをし、もっと体を鍛えて体の軸がブレないような構えでレスリングができたら良いです。

53kg級 川嶋  凛
①良かったところ
 初めて大きな大会でマットに立って試合をして勝つことが出来ました。
今までに味わったことの無いような嬉しさを感じることが出来ました。
いつも逃げてばっかだったけどタックルに入れたので良かったです。
②課題となったところ
 練習でやってきたプレッシャーをかけることがなかなか上手くいかず、足も動いていなかったので動きが遅くなったりして自分の思うようなレスリングが出来ませんでした。
また、最後の方になると体の力が抜けてしまいました。
③今後どのようにしていったら良いか
 今日勝てたことを自信にして、これからの練習に活かしていきたいと思います。今日出来なかったプレッシャーをかけること、相手の動きを読みながら行動すること、力を抜かないこと、自分から攻めることを練習で意識しながらやっていきたいです。
また、分からないところも沢山あるので先生に聞いたりして、次の試合で少しでもいい試合ができるようにしていきます。

73kg級 松村 咲希
①良かったところ
  特にない
②課題となったところ
 タックルに入ったときに伸びてしまっていた
タックルに入ったときに頭が下がっていた
タックルに入るときに下の方に入っていた
フェイントをかけてると思っていたけれど、実際にはあまり相手に効いていなかった
構えが上下に動いていた
タックルに入った後、頭を上げて前に出れていない
ガブられて動かされた時に、両膝をマットにつけていた
かかとに重心があった
相手にバックに回られそうになったときに、すぐに手を離してしまっていた
③今後どのようにしていったら良いか
 自分の1番良い構えを保てる筋力などを身につける
うちこみの時から頭を上げて入ったり、前に出続けたり、上の方に入ったりなど、基本を徹底する
なるべく男子と練習し、タックルへの入り方やディフェンスなどを徹底する
相手によって攻撃や防御の仕方が変わってくるから、いろんな人とスパーリングなどをする
相手にバックを取られそうになっても、カウンターなどを狙い、すぐに諦めない

特別国民体育大会「燃ゆる感動 かごしま国体」
日時 9月21日(木)・22日(金) 
場所 日置市吹上浜公園体育館

結果
女子個人戦
 47kg級 山口 奈々子 初戦敗退

 ①良かったところ
  全体的にいつもの試合より動けてた事です。今回は相手の動きをしっかりみる事ができ焦らずに落ち着いて試合が出来ました。差しも効いていて差してからすぐに落とす事ができた所が良かったと思います。6分間自分の攻めで試合ができたので気持ちが下がらずにできました。

②課題となったところ
  がぶりをすることばかりに意識してしまい力を入れてガッチリ組んでしまいました。落とす事ができたのはよかったけど腕に力が入ってしまっていたので落としてから浅く待つ事が出来ず、バックに回らなくて点を取れないままアップになってしまった所が悔しかったです。がぶった時に左手の力を抜いてタイミングよく腕が抜けたらよかったなと思います。後は,スタンドで足の方にもフェイントをガンガン入れてたらよかったと思います。そうする事で相手も崩れタックルやかぶりにうまく繋げられたのではないかなと思います。

③今後どのようにしていったら良いか
最近練習でかまえや足の動きを意識してやっています。最近の試合ではそれが段々出るようになってきて自信も付いてきました。6分間しっかり動ける体力も前より付いてきています。自分の課題を見つけ自分なりに考えて練習する事がどれだけ大切なのかやっと分かるようになってきました。今後はフェイントから落としてがぶって点数に繋げるという練習をしていきたいです。せっかく自分が攻めているのにたった1回タックルに入られた時に取られてしまったので6分間しっかり集中し常に相手の動きを見れるようにしていきたいです。女子オープンではいい結果を残せるように頑張ります。

第17回しずおかスポーツフェスティバル オープンレスリング競技大会
日時 9月17日(日) 

場所 焼津市総合体育館

結果
男子個人戦(中学・高校の部)
 51㎏級 石神 葵陸  初戦敗退
 55㎏級 望月 陸玖  優勝
 80㎏級 安本 耕心  3位

女子個人戦(中学・高校の部)
 45kg級 山口 奈々子 優勝
50㎏級 川嶋 凜   
 70kg級 松村 咲希  2位


51㎏級 石神 葵陸
 良かったところ
  1試合目 構えが安定していた。反応が良くなっていた。
課題となったところ
  1試合目 相手距離が近くなっていた。自分からタックルにいけてない。同じ技に掛かっていた。
  タックルきた時に足が横にきっていた。
  2試合目 ガブリが甘かった、脇が開いていた。タックルきて足の下げ、体重が掛かってない。
  ディフェンスして攻めて取られる。カブられてからのタックルの手の位置。タックルが死んでいた。
今後どのようにしていったら良いか
  細かいとこも癖づける。自分の組み手をする。タックルに入って処理まで練習。
  入られてからの反応と処理を意識する。気持ちから勝ちにいく。

55㎏級 望月 陸玖
 良かったところ
  一試合目は、ファーストを絶対取ることを意識して行った。その結果、ファーストを取ってそのままグランドで点を取ることができた。グランドでも、前へのプレッシャーで回す事ができた。二試合目は、投げ技が怖かったので組みすぎないように意識したら、一度も投げられることなく自分から攻めて、勝つことができた。
課題となったところ
  課題は一試合目も二試合目も同じで、片足に入ったときに両手ではなく片手で入ってしまったところが課題となった。
今後どのようにしていったら良いか
  タックルに入ったときに、両手で取れるように日頃の練習で常に意識して行きたい。さらに、両足を取ったときにすぐに頭を上げて前に出れるようにしたい。

80㎏級 安本 耕心
良かったところ
  二試合目では練習で行ったグランド技が決め手となった
課題となったところ