静岡県立藤枝北高等学校

放送局スタジオ見学 将来の進路に向けて 情報技術部エンタメ班

公開日 2026年03月30日

3月24日 情報技術部エンタメ班の生徒が、将来の進路に向けた職業現場の見学として、静岡第一テレビのスタジオを見学しました。これは同社と放送技術が学べる専門学校が企画し、高校生に将来の仕事の選択として、放送局の技術分野を身近に感じてもらい、実際に触れることで放送の仕事を理解することが目的で行いました。見学内容は放送局の運営系で、特に撮影や編集などの技術分野についてスライドで説明された後、実際に収録されているスタジオの見学をしました。スタジオではHDC-2000と、昭特のスタジオペデスタルを組んだマルチフォーマットカメラを操作して、放送技術を身近に感じました。この他、新社屋になった同社のMA(マルチオーディオ=映像に効果音や音楽を付ける編集部署)・CG(映像に文字スーパーなどのグラフィックを作る部署)・ニューススタジオ・各スタジオの副調整室(通称:サブ)などの制作局と、放送局の根幹である放送電波を出したり、ネット局の信号受け取りや中継の映像・CMを管理する送出と呼ばれるマスタールームも見学しました。

<電波を送出するのに必要な資格:一陸技 通信技術で学習する内容が実践に> 

放送局には電波の管理をする技術局があり、国家資格の第1級陸上無線技術士(通称:一陸技)が必要な部署があります。これが送出にあたります。送出は放送局内に限らず、中継車からQAMやOFDMのFPU(マイクロ回線)や、ビルや山間部などでマイクロルートが構築できない場合に衛星中継であるSNGのトランスポンダを利用した伝送管理をします。この他、山間部にある放送アンテナのメンテナンスも行います。一般的に知られている映像コンテンツ制作の華やかな部署以外に、放送に関する高度な知識とフットワークが必要な部署もあって、放送局が成り立ってます。

<テレビ中継で必須のマイナス1>

出先の中継では電波の到達時間の遅れが生じて、リポータ自身の声が時間差でモニターされる現象が起こります。これを解消するために自身の声のみを消した状態でリポータへ音声を送り返すマイナス1という技術も中継では必要です。ほんの一部ですが意外と知らない放送技術の裏側をご紹介しました。

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