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国際科 ゲストスピーカー、留学生と語る会
国際科2年生の授業はゲストスピーカーや留学生の貴重な話を聞くことができました。
現在、静岡文化芸術大学4年生のロペス・アンヘラさんは、インターンシップで国際協力のNGOで務めています。その活動を本校生徒に披露してくれました。またワークショップを通じて児童労働の現実や自分たちに出来ることを教えてくれました。特にロールプレイングゲームでは、ゲーム前に多くのグループが児童労働に反対だったのに対し、ゲーム後には児童労働は仕方ないという思いもよらない結果になりました。短時間でも考えさせられる時間となりました。次の時間では、留学生のグレタさんも登校して10日が経ち、クラスとも打ち解けてきたところで改めて自己紹介をしてもらいました。ドイツの文化や学校生活の違いなど日本とは違うことが多く生徒は興味津々で聞いて今した。
 卒業生が卒業後にも努力を続け、たくさんの力をつけ、そして母校に帰ってきてくれる。そんなロールモデルを見れた良い一日でした。グレタさんもあと10日ほど登校すれと帰国になります。プールや書道の授業、多学年の国際科の授業参加や茶道部に体験入部をするなど精力的に活動をしています。たくさんの思い出や教訓を胸に帰国して欲しいものです。

3年ぶりの留学生~ドイツからお迎えしました
本日から約1か月間、留学生を受け入れます。ドイツから来たGreta Marie Hoffmannさんです。グレタさんは日本語を勉強し始めてまだ1年足らずのようですが、ほぼこちらが話すことを理解して、一生懸命に伝えようとしています。漢字や平仮名もきれいに書けていました。
初日の今日は、まず職員に挨拶をして、ホームクラスとなる国際科2年生に移動しました。クラスでは黒板に歓迎の言葉が書かれており、この日を心待ちにしていたことが伺えました。その後は授業に参加しましたが、現代文や古典など難しい日本語の授業にもチャレンジしていました。
コロナ禍で留学事態に制限があり、留学生の受け入れもありませんでした。通常であれば毎年国際科に留学生が来てくれていました。そうした留学生から学ぶことも多く、異文化交流以上の良い影響をもたらせてくれていました。今年はやっと来てくれたことで学校全体に好影響を与えてくれればと思います。明日は延期となった体育祭です。延期になったおかげで参加できます。せっかく日本に来たのであれば多くの経験をして帰国してもらいたいものです。
   

長期留学希望者語学試験(ELTiSテスト受検)
毎年国際科では、1年生の長期留学希望者を対象に、語学試験(ELTiS受検)を実施しています。この試験のスコア次第で、交換留学の場合は留学先の国が決まります。
ここ2年間はコロナの影響を受け、交換留学での長期留学には行けませんでしたが、今年は相手国が受け入れを再開しています。英語圏(豪州、ニュージーランド、カナダなど)は主に1年次の冬に出発し、非英語圏(仏・独など)は主に2年次の夏に出発予定です。
留学専門業社の担当者の方から、留学の具体的な説明や、現地での生活の楽しさや大変さなどのお話を伺い、しっかりと留学について考えることができました。
生徒たちは初めて受けるELTISテストに戸惑い「全然できなかった」と言っていましたが、現在本校の3年生で2月まで米国に留学していた西村君が、体験談や勉強法を教えてくれたので、それを参考に頑張ってもらいたいと思います。来月、2回目のテストを受ける予定です。

JICAによる国際理解講座が開催されました(インドとオンラインにて)
国際科1年生及び希望生徒を対象に、国際科の出前講座が行われました。静岡市でフェアトレードショップを経営されている今井奈保子さんを講師としてお迎えし、「開発途上国の課題とフェアトレード」というテーマでお話を伺いました。
 「フェアトレード」という言葉を聞いたことはあるものの、その背景にある開発途上国の現状や、児童労働の問題など知らないことが多くあり、とても驚きました。日本はフェアトレード消費量(国民1人当たりがフェアトレード商品を1年間で購入している金額)が先進国の中で非常に少ないそうです。 また、インドでフェアトレード商品を作っている方とオンラインで直接お話させていただくことができました。生徒は、今井さんの「郷に入っては郷に従え」の言葉から、語学を学ぶこと、そして相手の文化や価値観を尊重することの大切さを改めて感じていました。
 

国際科にネイティブ教員が着任
今年の4月1日にネイティブ英語教員として着任しました、コクソン・マリオと申します。母国のイギリスから日本に来て6年です。私は日本語を学ぶ際に、大量のインプット、いわゆる「多読多聴」の重要さを身をもって実感します。生徒たちの皆さんも、ここまでの英語授業で実感しましたか? オールイングリッシュによる
授業では、たくさんインプットできるので、英語モードに入ることにより、飛躍的に英語能力を向上させることができます。挑戦してみませんか?よろしくお願いします。

Hello! My name is Mario. I’m the native English teacher at Yoshiwara Senior High School. Please to meet you. It has been 6 years since I came to Japan from my home country, the United Kingdom. When I study Japanese, I can feel how important expansive listening and reading is. Have you had the same feeling in your English Lessons? I teach my lessons using English, so you will be able to enter English Mode and improve your English rapidly. Are you up for the challenge? I hope to see you soon!
  

令和3年度 国際科2年生 国内語学研修(3月8日~3月10日)
本校国際科では2年次の夏休みに豪州へ2週間語学研修を行っています。しかし、コロナ禍のためここ2年間は実施できていません。昨年の代替研修はオンラインを繋いで様々な国の英語話者と研修をし、今年は通いで3日間の国内研修を行いました。
3月8日(火) 1日目
富士山世界遺産センター→忍野八海 
初日ということもあり若干緊張も見られましたが、特に今年の2年生は打ち解けるのが早いので、すぐに和気あいあいとコミュニケーションを図っていました。講師の外国人の方々は1名がニュージーランドから、7名がジャマイカ出身で日本各地の学校で教えていらっしゃる皆さんです。ほぼ3名に1名の講師の先生が担当する贅沢な研修となりました。講師の先生方に富士山のことを説明したり、近隣の山中湖周辺の観光地を体験することで、改めて富士山だけでなく、自分たちが生まれ育った環境についても考えるきっかけとなったようでした。
 

3月9日(水) 2日目
山梨県 リニア見学センター → 都留文科大学キャンパスツアー → 桔梗屋工場見学
 二日目にもなるとだいぶ講師の先生方とも打ち解けてきて、初日より積極的に会話が出来てきました。何よりジャマイカ出身の講師の先生方のノリと2年生の雰囲気がマッチしていたのかもしれません。まずリニアモーターカーの施設見学では、生徒も講師もすぐれた技術を間近に見られて、大興奮でした。時速500キロを超えるリニアモーターカーは圧巻でした。しかし、開通には様々な問題も抱えており、そうした現実も英語を交えて考える良い機会となりました。次に市内にある都留文科大学でキャンパスツアーに参加しました。突然の訪問でしたが、快く受け入れてくださって、施設の案内やノベルティグッズもいただきました。ほとんどの生徒は初めての大学構内に驚いていました。また日本と外国のキャンパスの違いなどを講師と意見交換したり、ガイドの方の日本語を英語で翻訳したりしていました。都留文科大学さんは本校国際科から毎年数名の生徒が進学をしており、育てていただいている大学なので、中には高い関心をもった生徒もいました。その後昼食をはさみ、信玄餅で有名な桔梗屋さんの工場見学をしました。山梨で有数な企業の見学ということもあり、地域の産業や企業の努力や工夫を肌で感じる良い機会となりました。
リニアモーターカーの施設にて

 
模型を英語で一生懸命に説明してます     キャンパスツアーで大学の特色を意見交換です

 
工場の製造過程に興味津々です         なにやら吉原高校の改善点を話していたようです



3月10日(木) 3日目
 最終日、この二日間の研修を終えて、ふりかえりをしました。写真を用いながら各グループで個性的なポスターを作成し、英語でプレゼンテーションを行いました。修了式では一人一人終了証を講師の先生方からいただきましたが、それぞれ涙涙の修了証書授与式となりました。通いで3日間でしたが、生徒も講師の先生とも信頼関係が生まれたようでした。生徒の感想も、楽しかっただけではなく、「もっといろんなことを話せるようになりたい」、や「もっと難しい話をしてみたかった」、そして初めて接するジャマイカ人の人柄にたいへん親近感を覚えたようでした。
 この研修は海外研修の代替行事でした。何回か企画し、キャンセルしなければならない状況でした。そのたびに生徒たちはガッカリし、気持ちを前向きにさせてきました。コロナ禍で様々な行事、特に海外への渡航が制限されました。しかし、与えられた状況でもできることはある、工夫とアイデア、目標を見失わなければより違った成果が得られる、と国際科として取り組んできました。従来のことができなくなったからこそ得られた発想がありました。そうした国際科の取り組みに文句も言わず前向きに賛同してくれた生徒たちを誇りに思います。
 
ユニークな手法で生徒のプレゼンをサポートしてくれました

 
 
 
3日間の絆 生徒の個性を評価していただいた終了証授与式


3日間通いの語学研修 予想以上の充実感と達成感、課題が見つかりました

令和4年2月28日 (月) 浴衣の着方講座
令和4年2月28日 (月)に、浴衣の着方講座を行いました。美惠着物総合学院の河端美惠子院長 他6名をお招きして、国際科の2年生24名(男子8名、女子16名)が受講しました。

この講座の目的は、「日本の民族衣装である着物について理解を深め、着物に対する関心を高め、自分でも着てみようとする態度と技術を育てる。」です。今後、外国の方々とのコミュニケーションする機会に今度は生徒が、外国の方々に浴衣を広めることで、日本を知ってもらう活動ができるように熱心に取り組みました。

男子1人・女子2人のにグループ分かれ、着物の歴史、第一礼装(モデルで説明)、ゆかたの着方を学びました。生徒は、ゆかたの着方に挑戦して、最後は立派に着こなしていました。


 
 

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