2年生の文系探究コースでは、課題研究のアンケートや実験、フィールドワークを始めとした調査が本格的に始まりました。新型コロナウイルスの影響で開始は遅れてしまったものの、どの班も意欲的に活動しています。
英語1班は、外国人に向けたより良い日本語教育を研究しており、最終的に日本語の授業動画を作成することが目標です。そこで教授法について「演繹法か帰納法ではどちらがわかりやすいのか」という実験を、8月1日と3日の放課後にエスペラント語を用いて行いました。30分の間に授業と小テストを行った結果、帰納法の平均点が演繹法の平均点より5点ほど高くなったことがわかったそうです。班長の山崎さんは「約70人の生徒が協力してくれて内容の濃い実験になったと思います。人に教えることの大変さがわかり、先生方の日頃の苦労が少し実感できました。実験の結果を踏まえ、今後の自分たちの研究に活かそうと思います」と語りました。