理数科と普通科ではカリキュラムが異なるため、クラス単位での授業が多いですが、地歴公民や英語等、一部の教科では普通科の人たちとの混合集団で授業を受けることがあります。ところで、理数科というと、難しい内容を学習していると思われがちですが、決してそんなことはありません。基礎を大切にした上で、知的好奇心を満足させる授業が行われ、授業中は活発に質問が飛び交っています。
レベルの高い大学に合格する力をつけるために、先生方の指導には厳しいものがありますが、その積み重ねにより、3年間でしっかりとした実力が身についていきます。また、理数科には進路目標を非常に高く持ち、日々の努力を惜しまない人たちが多いので、学年での学習成績がトップレベルの人たちが多くなっています。しかし、ガリ勉の集合体ではなく、お互いにわからないところは聞きあい教えあって、先生に質問に行く前に、自分たちで解決してしまうことも多いです。休み時間や放課後には、普通科のクラスから聞きに来ることもあります。