静岡県立伊豆の国特別支援学校伊豆下田分校
 
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第3回 地震避難訓練
 令和4年2月16日、第3回地震避難訓練を行いました。今回は事前に避難の準備をするのではなく、各クラスが普段通りの学習を行う中で、放送に従って避難しました。

 落ち着いた避難行動で全員が5分以内に春日山避難地に集まることができました。今後も定期的な訓練を継続し、どんな場面でも命を守る行動をとれるように気を付けていきたいです。

児童生徒を対象にした防災講座
 令和3年11月12日に賀茂地域局危機管理課、森純平先生による学部別防災講座が開かれました。
 小学部は楽しく身体を動かして遊びながら、災害や日常の危険に備えた行動を学ぶことができる 「防災ダック」を、中学部は「サバイバルスキルアップ」で地震や津波でどんな被害があるのかを学んだ後、災害時にも役立つスキルとして新聞紙のスリッパづくりを体験しました。

 
 小学部では森先生が出すカードを見てどんな災害かを判断し、災害に応じてすぐに身を守るポーズをとるゲームをしました。「だんごむし!」「うさぎ!」と、さっと体勢を変えることができました。

 
 中学部では、新聞紙を自分で折ってスリッパを作ると、実際に履いて歩き心地を確かめました。身近な材料で足を守るスリッパが作れることを学びました。
 いつ起こるかわからない災害に対して、一人一人が命を守る行動をとれるよう意識していきたいと思いました。

令和3年度 防災講座を開催しました
 7月27日(火)、教職員を対象とした防災講座を開催しました。静岡県賀茂地域局危機管理課の森純平さんを講師に招き、「クロスロード」という災害対応カードゲームを紹介していただきました。
 このゲームは、「300人いる避難所で、200人分の食糧を確保した。今、この食糧を配るか配らないか?」といった、災害時に起こる「ジレンマ」に対し、参加者がYESかNOかで自分の意見を示すというものです。
 
 教職員が3つのグループに分かれ、「洪水の危険があるとして、住んでいる地域に「警戒レベル3高齢者等避難」が発表された。しかし、現在深夜12時。今すぐ、避難を始める?」、「大地震のため、小学校体育館に避難しなければならない。しかし、家族同然の飼い犬(ゴールデンリトリーバー、メス3歳)がいる。一緒に避難所に連れて行く?」といった、災害時に起きる判断の難しい設問に対し、参加者は苦渋の決断を下してYESかNOかの答えを一つに絞りました。
 
 参加者はYESまたはNOのカードを同時に出し、少数派になったときは何とも言えない気持ちになりますが、このゲームは、答えを選んだ理由をそれぞれが述べあい、反対の答えを出した人の考えを聞きあうことが重要で、これによって、災害を自分の問題としてとらえられると同時に、他者のさまざまな考えを共有できるということが優れているところなのです。
 
 森さんによると、災害対応においては、必ずしも正解があるとは限らず、また、過去の事例が常に正解でないこともあり、その時点での最善の策を講じることが求められるとのことです。そのためにはこれからも常に防災について考え続けることが必要であると、教職員一同心を新たにしたところです。