校章
3本ペンと松葉を図案化した現在の校章(昭和23年4月1日改定) 本校旧制36回卒、教頭の井口清(美術)が制作にかかわった。帽章には、白線2本を入れるという生徒の要望が強かった。『自治』(一高=東大)『自由』(三高=京大)を旗印として掲げた旧制高校のイメージが残っていてその裏付けになる『自覚と誇り』について、生徒間で議論された。
校歌
作詞:児山 敬一 作曲:諸井 三郎
1. 春は三月野末のはての 草のあいだに花が咲く
花はこの世の清らかなわれらの年を 学問のための野にありと一輪
2. 夏日きらめく遠州洋と 波の波まに舟をやる
舟はこの世にあざやかな我らのものぞ 青春のおもい 果てなしとひたすら
3. 秋は引佐の細江の月が そらのはたてに雲もある
雲のこわれることもあり光にあゆめ 世界のなかの わがありと信じる
4. 冬も浜松みどりに燃えろ 松の木の間が朝になる
朝はこの日ぞ眼をひらけあらたまりゆく 日本の国を もろともに道ゆく
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校歌楽譜(PDF) 生徒の歌-『大地に萌ゆるもの』
作詞:清水 みのる作曲:木下 忠司
1. 春爛漫の花がすみ 友呼ぶ声に手を振りて母校の校舎(にわ)に佇めば
むらさき匂う曳馬野は 曳馬野は希望の色に萌ゆるかな
2. 茨の道を踏み越えて 仰げば床し学舎よ短き青春(はる)のこの三年(みとせ)
星降る宵を君はまた 君はまた知性の扉開くとか
3. 明くるに早き夏の朝 暮れては長き秋の夜半嘆くを止(や)めよ若人よ
流れて熱き涙にも 涙にも明日への夢は宿るらむ
4. 灘には灘の波の声 野辺には野辺の風の歌四季交々の調べあり
想ひ遥かに望み見よ 望み見よ富士麗峰は雲に立つ
5. 思えば犇と胸迫る ああいつの日か北高の名残の空を偲ぶ日よ
ああいつの日かこの歌を この歌をわが師と共に謳う日よ
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