2月4日(土)・5日(日)にこのはなアリーナで第51回東海高等学校ハンドボール選手権大会が実施され、本校は静岡県第1代表として出場しました。
【1位グループ戦】VS市立岐阜商業 ●
御殿場26(12-18 14-21)39市立岐阜商業
初戦で岐阜県1位の市立岐阜商業高校と対戦しました。試合前に入念にチームの約束事を徹底して試合に臨みましたが、ゲーム開始からケアレスミスを連発してしまい、連続6失点をする展開となりました。しかし、タイムアウトを取って一呼吸置いたことで、徐々に本来の動きを取り戻すことができました。結果、前半を12-18で折り返し、早い時間帯で追い付くことを確認して後半に臨みました。
しかし、後半は相手に対応されてしまう場面が目立ち、点差も徐々に広がってしまいました。試合終了まで諦めることなく最後まで戦い抜きましたが、すべてにおいて相手が上回っており、26-39で敗戦となりました。
【3位決定戦】VS中部大春日丘 ●
御殿場24(13-10 11-17)27中部大春日丘
全国選抜大会の切符をかけて、愛知県2位の中部大春日丘高校と対戦しました。全国トップレベルのチームに対し、その名前に臆することなく試合の入り方、そして攻守の約束事を徹底して試合に臨みました。
先取点は許しましたが、すぐにポスト岩原のシュートで追い付くことに成功しました。その後、得点されては取り返すという一進一退の攻防が続き、粘り強く相手に食らいつきました。相手のファウルトラブルをきっかけに逆転に成功すると、最大5点差までリードを広げることができました。しかし、相手のミドルシュートやポストシュートで失点を重ね、本校が3点リードした状態で前半を終えました。
後半も同様の試合運びを試みましたが、相手の素早い速攻やミドルシュートによって開始5分で追い付かれてしまいました。それでも逆転されずに粘りましたが、エース田嶋の怪我による離脱など苦しい状況が続きました。それでも必死に食らいついて、離されることなく試合が進みましたが、残り7分で相手に勝ち越されると徐々に点差が開いていきました。プレスディフェンスを仕掛けて逆転を試みましたが、得点に結び付けるまでには至らず、結果3点差で敗れてしまいました。
この結果により、全国選抜大会への出場権は逃しましたが、全国トップレベルのチームと互角に渡り合える試合ができたことは、本校にとって非常に大きな経験となりました。
今回の大会では多くの方々から応援して頂き、それを力に変え、臆することなく相手に挑みましたが、最後は力及ばず、全国選抜大会出場に繋げることはできませんでした。この悔しさや経験を今後の練習に生かしてインターハイに向けてチーム力向上を目指していきたいと思います。
コロナ禍で大会が開催されたことや制限がある中で活動を支えてくれた方々、応援してくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、再び精進していきたいと思います。ありがとうございました。