1月13日(土)〜1月21日(日)にかけて静岡県高等学校新人ハンドボール大会が実施されました。
〈予選トーナメント〉
【1回戦】vs天竜 ○
御殿場38(16-11 22-12)23天竜
大会初戦は天竜高校と対戦しました。初戦ということもあり、試合開始から選手の動きに固さが見られました。開始直後に先制され、焦りからハンドリングミスが目立ってしまいました。攻守ともに連携が取れずに思うように加点ができませんでしたが、それでも5点リードした状態で後半を迎えることができました。
後半、相手のマンツーマンディフェンスに対して効果的に攻めることができない時間帯もありましたが、ディフェンスで連動し始めるとオフェンスも徐々にリズムを掴めるようになってきました。途中メンバーを入れ替えながら試合を進めようとしましたが、連動ミスが目立ってしまいました。粘る相手を何とか突き放して勝ち進めることができました。
【ブロック決勝】vs清水東 ○
御殿場22(10-5 12-7)12清水東
本校はブロック決勝で清水東高校と対戦しました。速攻を中心とした速いオフェンス展開を得意とする相手に走り負けないことを意識して試合に臨みました。ゲーム開始直後に先制点をあげ、リズムに乗りたいところでしたが、ミスからの速攻などで失点を許すと一進一退の攻防が続きました。それでも2年生の佐藤の強い1対1を軸にオフェンスを組み立て、前半を5点リードして折り返すことができました。
しかし、後半が始まると相手に連続失点を許して2点差まで縮められる展開となりました。そこでディフェンスシステムを変更し、相手のオフェンスミスからの逆速攻などによって本校も得点を重ねることで、徐々に点差を開くことに成功しました。さらに、ディフェンスでも相手に自由にシュートを振り切らせない場面が増えていき、リードを広げることができました。最後まで粘る相手に押し切られず、22−12で勝利を収めることができました。この結果、本校は決勝リーグに進出することが決定しました。
〈決勝リーグ〉
【1試合目】vs静岡農業 ●
御殿場20(7-16 13-15)31静岡農業
決勝リーグの初戦は静岡農業高校と対戦しました。試合序盤からケアレスミスが続きましたが、一つひとつ丁寧にプレイすることを心掛け始め、何とか食い下がることができました。しかし、途中から相手のミドルシュートに対応できず、防戦一方の展開となってしまい、前半を7-16の9点差を追いかける状態で前半を終えました。
後半、ディフェンスシステムを変更して互角の戦いをすることができました。しかし、相手の立体ディフェンスを崩すことができなかったことや勝負所で踏ん張り切れなかったことで前半のリードを巻き返すことができず、そのまま敗退してしまいました。
【2試合目】vs富士宮東 △
御殿場31(12-16 19-15)31富士宮東
決勝リーグ2試合目は富士宮東高校と対戦しました。試合の入りは良かったもののディフェンスで相手のシュートを防ぎ切ることができず、そこにオフェンスミスが重なったことで逆転を許し、追いかける展開となりました。それでも粘りを見せ、徐々に点差を縮めることに成功し、4点差で前半を終えることができました。
後半はディフェンスシステムを変更したことが功を奏し、相手の得点を抑えながら少しずつ加点していくことで、勝ち越しに成功しました。しかし、大事な場面での自分たちのミスからの失点が目立ち、同点のまま試合が進みました。残り時間わずかな状況で千載一遇のチャンスが生まれましたが、シュートを決め切ることができずに、そのまま引き分けのまま試合終了となりました。この試合の結果、1敗1分で最終戦を迎える形となり、東海大会進出のためには次の浜松南高校戦で勝つことが必要な状況となりました。
【3試合目】vs浜松南 ●
御殿場30(11-17 19-18)35浜松南
決勝リーグ3試合目は浜松南高校と対戦しました。ゲーム序盤は互いに得点を重ねて拮抗した試合展開になったものの徐々に本校のミスが目立ち始め、逆速効などの形で点差が広がりました。防戦一方の展開が続く中で、タイムアウトを挟んで修正を図りましたが、それでも差は広がっていき、6点差開いた状況で前半を終えることとなりました。
後半開始直後、相手のファウルトラブルで1人少なくなった時間帯に連続得点を重ね、点差を縮めて行きましたが、2点差まで詰め寄ることが精一杯で、そこから再び突き放されてしまいました。試合終了までの残り時間が短くなってきたタイミングでディフェンスシステムを変更し、起死回生のディフェンスを仕掛けましたが、機能しきれずにそのまま試合終了となり、敗退しました。
以上の結果から本校は2敗1分の4位で大会を終えました。大会期間中、特に決勝リーグではミスが悪目立ちし、試合で勝ち切ることができませんでした。これらの敗戦を謙虚に受け止め、4月から行われるインターハイに向けて、日々の練習に精進していきたいと思います。たくさんの応援ありがとうございました。