天竜特別支援学校校舎

校長あいさつ

公開日 2025年04月01日

 本校は、病気療養が必要な子どものための特別支援学校です。昭和30年に赤佐小・中学校天竜荘分校として開校しました。昭和39年に静岡県立天竜養護学校に昇格、昭和56年に高等部開設、令和7年には創立70周年を迎える歴史ある学校です。隣接する国立病院機構天竜病院で継続的な治療を受けながら学ぶ県内唯一の病弱特別支援学校です。子どものこころのケアセンター(児童精神科病棟)と体の不自由な方が入院する重症心身障害児・者の病棟(訪問教育)の児童生徒が対象となります。また、この地域は、天竜病院の医療(Medicaition)、天竜特別支援学校の教育(Educaition)、天竜厚生会の福祉(Welfare)、それぞれの頭文字をとってMEWのみゅう、「みゅうの丘」という愛称になっています。三者の特徴や強みを活かした三者連携の取組を行っています。

 

 本校の教育目標は、『豊かな “心・学び・未来” 』です。この目標は、心も体も健康で、進んで学び、自分の良さや周りの人の良さを知り、社会の中で心豊かに生きようとする人を育てることを目指しています。子どもたちには、「あいさつをしよう。」「チャレンジしよう。」「人との出会いを大切にしよう。」「自分の良いところ、友達の良いところを見つけよう。」と学校生活の中で取り組んでほしいことを伝えています。『ウェルビーイング』という言葉があります。これは、心身ともに健康で、満足した生活が続く状態を言います。不安や心配事がなく、学校に行くのが楽しい、自分の将来に夢を持てる学校が『ウェルビーイングな学校』だと思います。挨拶の言葉が溢れ、自分も仲間も大切にし、子どもたちが「やってみよう!」「できた!」「またやりたい!」とやりがいを感じることができる学校、自分の将来に夢を持てる学校目指していきます。

 

 今年度も、本校への御理解と御協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

天竜特別支援学校 校長 湯本 健治

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