1月に行われる、新人戦県大会の出場枠を争って、「男子個人戦」「女子団体戦」「女子個人戦」「男子団体戦」が行われました。
その中でも、男子団体戦で9位~12位の枠に入ることができ、抽選の結果12位となり、県大会出場枠を獲得しました。
<男子団体戦結果報告>
1 回 戦 対誠恵高校
不戦勝
2 回 戦 対沼津工業高校
△下田 対 沼工○
本 数 2 ― 3
勝者数 1 ― 2
先鋒 0 ― 1
次鋒 0 ― 0
中堅 0 ― 0
副将 2 ― 1
大将 0 ― 1
非常に手強い相手でしたが、勝負所を見極め、チームとして戦うことを鉄則に、試合に臨
みました。結果は惜敗でしたが、大将戦までもつれ込んだ大変勉強になった団体戦でした。
先鋒戦。負けはしたものの、気迫のある試合でした。一歩及ばずのところでタイムアウトでしたが、素晴らしい技 が何本もありました。
次鋒戦。今大会がデビュー戦になる選手。実力以上の試合運びでした。光る技を何本も連発していました。
中堅戦。ここで落とすとチームは一気に不利な状況に。そういった重圧の中、プレッシャーにも押し負けず、辛抱 強く戦い抜きました。
副将戦。対戦相手の大将は手強い選手。相手チームは引き分け狙いで来ていたと思います。しかし、負けられ ないという執念を見せて、見事2本勝ちをもぎ取ってきました。
大将戦。リードした状態でむかえ、引き分け以上でチームとしての勝利。残念でしたが、一歩及ばず。しかし、大 将らしい堂々とした戦いぶりでした。一本取られたものの、勝負所で逃げずに戦った結果で、漢らしかったで す。
敗者復活戦 対御殿場西高校
○下田 対 御西△
本 数 5 ― 1
勝者数 3 ― 1
先鋒 2 ― 0
次鋒 0 ― 1
中堅 0 ― 0
副将 2 ― 0
大将 1 ― 0
連戦となったこの試合。疲れも、沼工戦での悔しさもあったかと思いますが、切り替えが非常に早く、集中して次の試合に入っていきました。とても頼もしかったです。
先鋒戦。先の試合の雪辱を晴らすべく、序盤から気迫の籠った戦いぶりで見事2本勝ち。
次鋒戦。互角の戦いで、お互いに惜しい技を出し合うも、一瞬の隙をつかれ、一本失いました。しかし、1回戦目 より大胆に攻めていて、素晴らしかったと思います。
中堅戦。前2人の結果を見て、自分がどう立ち回るべきなのか、そういうことを考えて戦っていました。見事、相 手を抑えて引き分けに持ち込みました。
副将戦。相手も取り返したくて、前のめりになってくるところを逃さず、2本勝ちを収めました。
大将戦。前の副将戦までで団体戦としての勝ちは確定していましたが、気を抜かず勝負に出て、得意の面打ち で勝負を決めました。
<総括>
今回がデビュー戦となる選手が多く、経験的にも技術的にも劣っていた部分は多々ありますが、「苦境に立たされた時、本当の自分が出る。辛い時に、勝負から逃げない。」を合言葉に戦いました。残念な結果に終わってしまった選手も、目標を叶えた選手も、実力以上によく戦っていました。選手もそうあってほしいですが、監督として、剣道の魅力や醍醐味を再確認した部分もあり、新たに発見した部分もあります。この魅力や醍醐味を、生徒に伝えていきたいのですが、簡単には教えたくないですね。本人たちが日々の活動を通して、気づいていってほしいですね。それこそが本当に価値のあるものになるのですから。
令和5年1月14・15日、富士川体育館にて県大会が開催されます。新たな目標目指して、頑張っていきたいと思いますので、どうぞご声援のほどよろしくお願い致します。