7月23日(火)、静岡大学理学部の木村浩之先生をお迎えして、「静岡県の地下に眠るエネルギー」をテーマに
高大連携講座を実施し、理数科1年生40名余が受講しました。
今、環境問題への対応として、脱炭素型・循環型・自然共生型の社会の構築が求められています。その一環として、
静岡県内の地層の特徴を生かして、温泉から出るメタンガスを採取し利用する取り組みについて、ご講義いただきました。
温泉地で採取した地下水や付随ガス・メタンを生成する微生物の科学的分析、地下でのメタン生成のメカニズムの解明、
採取したメタンを発電につなげる技術の研究、さらにこれらの研究を活用した産官学連携プロジェクトのお話もありました。
質疑応答では、生徒の質問と先生のご回答から、より今回の内容について理解を深めることができました。