10月31日、1年生を対象に「visionary walker育成講演会」を行いました。
講師は、静岡文化芸術大学 文化政策学部 文化政策学科 舩戸修一教授です。
舩戸先生は、地域社会学、農村社会学、環境社会学の分野を専門に、現在は中山間地域(過疎農山村)の現状についての社会学的な調査と分析研究を行っております。
当日の講演会は、「社会学とは何か」というテーマから「人間は関係性の中で生きている」ということを前提に物事を考えていく観点を教えていただきました。
また、「中山間地域」を例に、限界集落の定義についてデータを踏まえながら考え、問題解決をするときには長期的な視点に立って考えることの必要性を学ぶことができました。
講演後のアンケートでも、「上辺だけを見て物事を判断してはいけないと分かった」「社会学とは何かが分かった。自分の進路をしっかりと考えていきたい」「人と人の関わりに注目して地域の課題を考えたい」といった感想が見られ、自身の進路を考えるきっかけとともに、地域の課題解決への意欲と地域貢献の意思を持つための気づきを得ることができました。
評価