静岡県立榛原高等学校
 
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校長挨拶
地域を、世界を、変える人になる。

 榛原高等学校は、1900年に設立され、2024年には創立125年目を迎える伝統校で、全日制(普通科・理数科)と定時制の課程があります。これまでに30,000人超の卒業生を輩出し、地元はもとより国内外で活躍されています。近年においては、文部科学省から「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の研究指定を受けるなど、地域との強い連携を強みとした探究活動などの特色的な教育を展開しています。進路実現に向けた確かな学力の育成、および、グローカルな探究活動の推進を、教育の大きな柱としています。
 校訓は「至誠真剣」。自分に対しても周りの人に対しても、誠実な気持ちをもって、自分がやらなければいけないことを真剣に本気で実行し、自分の役割を成し遂げていく。これに加えて、榛原高校では「時を守り、礼を正し、場を浄める」と「進取の精神」を生活信条としています。これらを生活の基本姿勢として、生徒たちは落ち着いた、とても良き空気を校内に創りつつ、主体的で協働的に勉学に励み、部活動などの課外活動も活発に行っています。
 学校経営においては、令和3年度から学校運営協議会(コミュニティスクール)を立ち上げ、元中学校長、企業の工場長、本校の元PTA会長、地域医療で通訳をされている方、牧之原市の地域振興課の方、県内大学の先生方に委員になっていただいています。少子化等により学校が縮小時代にある中、「120年のその先」の榛原高校が、地域に根差しつつグローバルな教育課程・活動を創造していため、委員の方々から御意見・助言をいただきながら学校の運営をしていきたいと考えています。
 思春期・成長期にある高校生が、安全に安心して学校生活を送るとともに、それぞれが目標を実現できるよう手厚い指導と支援を行いつつ、時代の変化を前向きに捉えられるような教育を実践します。そして、21世紀をたくましく生き、「地域を、世界を、変える」ような有為な人材を育成できるよう全力を尽くして参ります。よろしく御支援と御協力をお願い申し上げます。
校長 石川 徹