静岡県立沼津工業高等学校 定時制課程
 
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第3学期 終業式
3月20日(月)、第3学期終業式を行いました。

【校長講話より】

季節はすっかり春らしくなり、桜も咲いてきました。
新校舎が完成し、本日が仮設校舎を使用する最後の日となりました。
視察に訪れた教育委員会の関係者の方が「仮設校舎をきれいに使ってくれました」と褒めてくださいました。
新校舎を建設してくれた方々にも感謝の気持ちを持ちましょう。
学校内のマスクについては、4月1日以降は着用を求めませんので個人の判断で構いません。

心理学者の中山信子氏がNHKBS番組「英雄たちの選択」の中で、『人類発展の要因は「新奇探索性」にある』という説を紹介していました。
新奇探索性とは言いかえると「好奇心」です。
日本人の祖先は3万数千年前に現れたといわれていますが、その骨が沖縄で多く発見されています。
そこで「大陸から渡ってきた最初の日本人の祖先は丸木舟を漕いでやって来た」という仮説をもとに、当時作られたと思われる丸木舟を実際に製作し、海を渡る実験を国立博物館が4年前に実行しました。
結果として、台湾を出発し、無事に与那国島に辿り着くことができました。
我々の祖先は、まだ見ぬ新しい土地を発見したいという新奇探索性によって、中国大陸から台湾へ、そして沖縄へ渡り、さらに北上することで日本の歴史・文化がつくられていったと考えると壮大です。

進歩には好奇心が必要です。皆さんも新奇探索性を大いに発揮して興味を持って勉強して下さい。そして新しいものに挑戦して下さい。



校長講話に引き続き、教務部長より学年末の成績について、生徒指導部長より春休みの過ごし方についての指導がありました。

令和4年度 卒業式
3月16日(木)、定時制課程第72回卒業証書授与式が挙行されました。
今年度は4年生9名、三修制3年生5名の計14名が晴れの日を迎えました。



『校長式辞』より

14名の卒業おめでとうございます。
この日を迎えることができたのも、一人ひとりがたゆまぬ努力を積み重ねた結果です。

皆さんの高校生活の大半はコロナ禍に振り回されました。臨時休校や行事の中止で悔しい思いをしました。仕事をしている人は、勤務先で厳しい直面を迎えた人もいたことでしょう。

しかし、今年度は少しずつ行事も復活し、生徒交流会や合同文化祭で皆さんの元気な姿を見ることができました。この経験は将来大いにプラスになるでしょう。

休校が決まった生徒に向けて、イタリアのアレッサンドロ・ヴォルタ高校のドメニコ・スキラーチェ校長が発表したメッセージが話題になりました。
「最悪の経験からも、得られることはあるものです」「この痛みは、いつか皆さんの財産になるでしょう」と、他人の痛みを思いやることの大切さを説いています。

今、世界ではウクライナ侵攻やトルコ・シリア大地震、日本では自然災害や少子化、エネルギー問題と、様々な困難や課題があります。SDGsの流れの中、皆さんのような若いエンジニアの力がこれからは必要になってきます。

静岡県出身の技術者である本田宗一郎は「失敗が人間を成長させる」という言葉を残しています。
これから14名の皆さんが社会に羽ばたき、有徳のエンジニアとして輝かしい未来を迎えますように祈念いたします。



『卒業生のことば』より

桜のつぼみがふくらみ始め、春の息吹を感じる季節になりました。
本日は、私たち卒業生のために、このような素晴らしい式を挙行していただき、ありがとうございました。
今、こうして壇上に立つと、卒業するということを実感してきました。

2年生のとき、私たちを待っていたのはコロナウイルスによる休校でした。とにかく制限ばかりの日常となりました。
行事の中止、行動制限、アルバイト先でも人員削減や休業。部活動の大会も中止になりました。
修学旅行も直前で行けなくなりました。
当たり前だと思っていた生活は、どこかに行ってしまいました。
今振り返ると、4年間で一番思い出の少ない一年間です。そして、一番辛かった一年間でもあります。

私たちは今日、この沼津工業高校定時制から旅立ち、それぞれの人生へと進んでいきます。
在校生の皆さん、高校生活は、あっという間に過ぎていきます。決して楽しいことばかりではなく、一人ひとり大きな壁にぶつかることがあると思います。しかし、その壁を壊すことができた時には、前とは違う成長した自分が待っているはずです。自分から行動し、挑戦することを恐れずに悔いのないよう、一日一日を大切に、そして、学校生活を楽しんでください。

私たちは、多くの方々の温かいご支援のおかげで、今日という日を迎えることができました。
こうして卒業することができるのは、今まで支えてくれた家族のおかげです。心配ばかりかけてきましたが、家族が誇れるような社会人になって、今度は私が支えていきます。

第8回居場所カフェ
2023年2月17日(金)

第8回居場所カフェを開催しました。
今年度最後のカフェということもあり、とても賑やかな会となりました。
それぞれのテーブルで自然と輪になってゲームが始まり、みんなとても楽しそうでした♪


そして、今回も物資をたくさんいただきました。本当にありがとうございます!!


来年度は本来のカフェ形式に戻して開催したいと考えています。
おしゃべりしたり昔ながらのゲームをしたり、アルバイトのことや悩みを相談したり・・・。
みなさんの居場所の一つとなれるようなカフェにしたいと思っています。

サポぬまさん、今年度も本当にありがとうございました。
来年度もよろしくお願いします!!

第4回 公開授業
令和5年1月23日(月)、今年度4回目となる公開授業を実施しました。
今回は4名の生徒のご家族の方にご来校いただき、国語や数学の授業のほか、工業高校ならではの実習、体育館での体育の様子など、生徒が授業に真剣に取り組む様子をご覧いただきました。
ご参加いただきありがとうございました。

 

 

今年度の公開授業は今回が最後となります。
来年度以降も複数回での実施を計画していますので、生徒の授業の様子をご覧いただければと思います。

令和4年度東部定時制生徒合同文化祭
令和5年1月21日(土)アクシスかつらぎで東部定時制生徒合同文化祭が開催されました。

静岡県東部地区の定時制高校の生徒が一堂に会し、各校で製作した展示作品やステージ発表を鑑賞するこの東部合同文化祭は、新型コロナウイルス感染症の流行により、2年連続中止となっていました。今年度は3年ぶりに開催することができました。

本校からは、工業科と美術の授業内で製作した作品を展示しました。
扇子に独創的なデザインを描いた美術作品や重力発電機、電動スケートボード、甲冑など、工業科ならではの様々な作品に多くの来場者が集まりました。
また、他校の生徒が製作した目を見張るような作品に、本校の生徒も関心を寄せていました。




展示作品を鑑賞した後、大ホールでステージ発表が行われました。
生活体験発表では、中学時代の苦悩や葛藤を自分の言葉で表現する発表者の姿に、多くの生徒が心を打たれていました。
バンド演奏や合唱も披露され、同じ定時制に通う他校の生徒の素晴らしいステージに、本校の生徒も勇気づけられているようでした。


多くの定時制生徒の日々の頑張りを感じられる貴重な1日でした。

第3学期始業式
1月6日(金)、オンライン配信による第3学期始業式を行い、生徒は各HR教室にて参加しました。

【校長講話】
60歳を迎えることを「還暦」といいます。還暦とは十干十二支の暦の組み合わせが60年で一巡りすることからきた言葉です。
今から60年前の1963年(昭和38年)は高度経済成長期で、黒部ダムの完成・名神高速道路の開通・日本初の原子力発電の実施といった工業発展の年でした。
しかし、この時期に造られた遺産には、インフラの老朽化や原発再稼働問題といった、今までのものを維持するのか、それとも新しくつくりかえるのかで揺れ動いている現状があります。
そこで工業高校の皆さんが鍵を握っています。皆さんには「こんなことをやって皆の役に立ちたい」という大きな志を持ってほしいです。
今日から3学期がスタートしました。学年末の大事な時期になります。
残された日々を大切に過ごし、笑って進級・卒業を迎えられるようにしましょう。

第2学期終業式
12月23日(金)に第2学期終業式を行いました。

『校長講話』
4ヶ月間の2学期も今日で終わり、2学期の成績も本日通知します。学年末の進級・卒業を目指して、ピンチをチャンスに逆境をはね返してください。
12月10日は「世界人権デー」です。1948年12月10日に国連で「世界人権宣言」が採択されたことに由来します。自由・平等・差別の禁止・安全保障など、すべての人間が生まれながらに基本的人権を持っていることを宣言したものです。
それから74年が経ちましたが、ロシアのウクライナ侵攻をはじめ、中国・北朝鮮・アフガニスタン・シリア等、人権侵害が未だに残っている地域があります。日本でも女性差別・外国人差別・いじめ問題といった課題が残っています。
中国の思想家・孔子の教えをまとめた「論語」の中に、「己の欲せざる所 人に施すことなかれ」という言葉があります。自分が人からされたら嫌だと思うことは、人にしてはいけないという教えです。生徒の皆さんも相手のことを考えて行動することを心掛けて下さい。工業の側面でいえば「使う人のことを考えてモノをつくる」ことになるでしょう。
有意義な年末年始を過ごし、新たな決意で3学期を迎えていきましょう。

校長講話に続き、新体力テストの表彰(定通制男子総合の部6年連続最優秀校、女子総合の部優良校)、教務部長より2学期の成績について、生徒指導部長より日常生活の諸注意と感染症対策についての指導があり、学校薬剤師による薬物乱用防止メッセージ動画の視聴をしました。

生徒交流会
12月22日(木)、全校生徒による生徒交流会を開催しました。コロナ禍でいろいろな学校行事が制限されている中でも、全校生徒が学年を超えて交流を深めることができる催しをしようと、生徒会執行部のメンバーが自主的に企画・立案しました。
全校生徒を学年混在の4グループに分け、前半はドッジボール、後半は人狼ゲームを行いました。あまり関わることの少なかった生徒同士でも、声をかけあって協力してプレーし、楽しむことができました。
生徒会執行部もドッジボールでは審判として、人狼ゲームではゲームマスター(進行役)として、交流会の成功のために尽力することができました。


薬学講座
2022年12月5日(月)

全校生徒を対象に薬学講座を実施しました。
今年度は、医療法人十全会 聖明病院 作業療法士の橋本まりな様を講師に迎え、薬物依存症についてお話を伺いました。


司会進行は保健委員長 41HR 髙橋樹さんが行ってくれました。


若い世代において、大麻使用や市販薬・処方薬の乱用が増加していること、市販薬・処方薬の乱用は不安・不眠の解消やストレス軽減のために始めることが多いとの説明がありました。
また、薬物使用を誘ってくる人は友人等の身近な人が多いため、誘いを断りづらいということを、ロールプレイを通して体験しました。


講演の後は各クラスで振り返りを行い、薬物依存にならないための行動やこれから自分にできること、薬物依存防止のキャッチコピーを考えました。
生徒からは
「市販薬や処方薬でも間違った使い方で依存症になるので、薬の使用用途を間違えないようにする。」
「薬物は1回でもやったらやめられないし、自分だけでなく家族や友人にも迷惑をかけるので絶対ダメ。」
「薬に頼らず、親や友達など頼れる人に相談する。」
などの意見が出ました。

第3回 公開授業
令和4年11月25日(金)、今年度3回目となる公開授業を実施しました。
今回は6名の生徒のご家族の方にご来校いただき、座学の授業のほか、工業高校ならではである課題研究の制作の様子もご覧いただきました。
ご参加いただきありがとうございました。

本校では今年度中に計4回の公開授業を計画しており、次回は1/23(月)を予定しています。

 
 

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