静岡県立天竜高校春野校舎HP

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校長挨拶
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天竜高等学校春野校舎は、全校生徒60人程度の小規模校ですが、約70年の長きに渡り、この地域の高等学校教育を担ってきた、春野高等学校の歴史と伝統を引き継ぐ高校です。日本有数の清流である気田川が学校の脇を流れ、遠くに岩岳山を始めとする山々を仰ぐ、自然に恵まれた落ち着いた環境の中で、生徒は日々の学習や部活動、学校行事に熱心に取り組んでいます。
 春野校舎の一番の特色は、生徒同士はもちろんのこと、教職員と生徒の距離が近い、ということです。これは、春野校舎の大きな強みでもあります。教職員は生徒一人ひとりの個性や特徴を把握し、それぞれに適したきめ細かな指導を行うよう、心掛けています。その丁寧な個別指導は、生徒と教職員間の信頼関係を深め、生徒の多様な進路実現につながっています。また、小規模校であるからこそ、日々の教育活動において、生徒一人ひとりの活躍の場面が多く、3年間の高校生活を通じて生徒の力が最大限に引き出される、という特色もあります。
 春野校舎の教育目標は、「一人ひとりの生徒が、夢や希望に向かって努力し、自分らしく生きることを実現する学校を目指す」です。 「一人ひとりの生徒」という表現には、春野校舎の、生徒一人ひとりを大切にしようとする思いが込められています。生徒には、一人ひとりが「個」として大切にされる環境の中で、自らの夢や希望を育み、高校生活を通じて努力を重ね、将来、自分らしく生きることを実現してほしいと願っています。
 私たち教職員一同、生徒の命と未来を大切にし、それぞれの可能性を伸ばすために、全力で教育活動に取り組んでまいります。今後も、御支援と御協力をお願いいたします。
静岡県立天竜高等学校 校長 渡邊 二三彦