静岡県高等学校総合体育大会柔道競技
・男女個人の部 令和4年5月14日(土)静岡県武道館にて 2名出場
田中・・強豪校の東海大翔洋の選手との対戦。持ち前の持久力を生かし、積極的に攻撃する。普段の物静かな姿からは想像できない闘争心。相手の攻撃を体裁きでかわしつつ、練習どおりの背負投・一本背負投・足技を繰り出した。一瞬の隙をつかれポイントを奪われ、抑え込まれるが逃げる。その後も逆転勝利のために攻めるが試合終了。同学年の女子が1人だけで、悩んだ時期もあったが、大会にはご両親も応援に駆けつけてくれ、最高の試合を見せることができた。これまでのたゆまない努力の成果である。この努力は後輩へも受け継がれるであろう。
梅津・・思い通りの柔道ができずあっけなく敗退。本人も満足できない試合であった。団体戦に向けて気持ちを切り替えようと反省。
・男子団体の部 令和4年5月28日(土)静岡県武道館にて
浜松北0-5浜松工
体格で大きく上回り、練習量も経験も豊富な相手。この日のために各々が作戦を練って臨んだ。作戦どおりの組み手と技で果敢に攻める。全員が幾度ともなく技を仕掛けるが、力の差は大きく、ポイントを取ることはできなかった。しかし、練習したことを十分に発揮できた試合であった。試合後は全員で内容を振り返って反省した。3年生の加藤は最後の試合となった。保護者が観戦に来て下さり、頑張る姿を見せられた。男子も同学年が1人だけであったが、体力をつけ、得意技を磨き、柔の道を極めようと毎日活動し続ける姿は後輩のよい手本となった。いつも冷静で気が利き、面倒見も抜群で後輩からとても信頼される存在であった。
2年生の梅津・中村は、小柄な体格をストロングポイントととらえ、常に攻撃していくスタイルは決して間違っていないということが分かる試合であった。さらに力をつけ、技を研究し、1年後にはもっといい試合をしようと誓った。
今年度、1年生が男女各2名入部した。全員が柔道の経験はない。しかし、オリンピックを見て柔道の格好良さに憧れて入部した者ばかりで、大変意欲的である。技がうまくきまれば喜び、かからなければどうしたらかかるようになるか考える。これをくり返しながら2年後の個人戦で県大会出場できるよう日々精進していきたい。