静岡県高等学校総合体育大会バスケットボール競技西部地区予選
順位決定戦
令和4年5月7日(土) 浜北西高校にて
1回戦 浜松北85-78西遠女子
先週の敗戦から気持ちを切り替えて臨んだ一戦。序盤は、お互いミスが多く互角の戦い。一時は10点以上差をつけたが、スタメン3人の退場やシュートミス、相手の3ポイントシュートなどで点差を縮められる。それでもディフェンス中心に踏ん張り、第4ピリオド残り2秒、3点リードし相手のスローイン。3ポイントシュートを打たせなければ勝利という状況で、相手のキャプテンにセンターライン近くからのシュートをきめられ延長戦へ。相手のペースで試合が進み、2点ビハインドの敗戦ムード。残り1秒でスリーポイントライン付近から放ったシュートはブザーと同時に見事にリング内へ。チーム全員の歓声が沸くも2ポイントとされ、再延長。再延長も相手に先制されたが、本校の猛攻に対し、相手が立て続けにファールを犯し、5ファール退場となり3人でのプレー。数的優位に立ち、落ち着いて試合を進め勝利。最後まであきらめない気持ちが優った勝利であった。
2回戦 浜松北60-78浜松湖東
本日2試合目で、1試合目の2度の延長による疲労はあるが、1試合目で退場した選手たちが、もう一度試合ができる喜びを感じ、始まる。先制するも、相手の3ポイントシュートを立て続けに決められ、本校はなかなかシュートが決まらない。それでもパス回しからの攻撃を仕掛け、一時は点差を詰めたが自分たちのペースに持ち込むことができなかった。3ポイントシュートの成否がそのまま最終的な点差になってしまった。しかし、試合終了後も下を向くことなく、勝てば県大会出場が決定する翌日の最終戦を見据えていた。悔しさもあるが、みんなの笑顔は健在。ポジティブな北高女バス。
令和4年5月8日(日) 雄踏総合体育館にて
11位決定戦 浜松北74-49磐田北
開始直後はシュートが決まらず相手が得点を重ねていく。しかし、選手もベンチも不安になることなく、選手はコーチらのアドバイスを聞き、控え選手は前向きな励ましの言葉を発する。みんな明るい表情。第2ピリオドから本来の実力を発揮し始め、波に乗っていった。逆に相手は焦っているようでミスが続く。主導権を握り、もうどうにも止まらない。ポテンシャルの高さを発揮した個人プレー、練習どおりのパスワークからの得点、3ポイントシュート、しぶといディフェンス。自分たちのプレーができた試合であった。試合終了後は誰もが嬉しさと同時に県大会に出場できた安堵の表情を浮かべた。11位で県大会出場決定!
これで4期連続となる。
連休中の練習では、思い通りにプレーできないことが多々あった。悩む選手たちの姿があった。心身ともに疲労していた。怪我人もおり、満身創痍での試合であった。目標のベスト8以上は叶わなかったが、県大会出場は果たすことができた。十分に讃えられる結果である。全員の日頃の努力の賜物である。
3年生は、このメンバーであと2週間活動できる喜びをかみしめ、1,2年生は、3年生のバスケに対する直向きな姿を焼き付けながら練習に励み、5月21日(土)から始まる県大会で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、進化していくであろう。そして県大会出場常連と言われるようにさらに成長していきたい。