公開日 2025年05月15日
5月9日(金)
「ごはん、鶏の黄金焼き、大豆の磯煮、若竹汁、牛乳」
たけのこは冬の初めに地下茎の節から生まれ、だんだん大きく育ち、春になり地上に出てきます。地面の上に出ようとしているところを掘り取って収穫します。今回の給食では静岡県内産の水煮たけのこを汁物として使用しています。
5月12日(月)
「ごはん、さば竜田揚げ、ひじきの炒め煮、あさりのみそ汁、牛乳」
季節を感じることの少ないひじきですが、3~5月に旬を迎えます。海で生育しているひじきには漁業権があり、一般の人が採取することはできません。また、磯から取ってすぐの生のひじきはとても硬く、渋みやアクが強いため、食べることができません。ひじきの渋みを取り、柔らかくするために1~4時間加熱し、乾燥させることで食べられる状態になります。
5月13日(火)
「うどん、カレー南蛮汁、お好み焼き、おひたし、牛乳」
調理室で作ったお好み焼きには肉、卵、キャベツ、ねぎ、紅しょうが入っています。今回はそばが入っていない大阪風です。上にソースを塗り、青のりをかけてもらいました。かつお節は各自で振りかけて食べました。
5月14日(水)
「豆ごはん、からあげ、切干大根の煮物、豚肉とごぼうのみそ汁、牛乳」
グリンピースは、えんどうが大きくならないうちに、さやをむいて柔らかい豆を出したものです。「実えんどう」ともいいます。生のグリンピースが食べられるのは、春から初夏にかけての、今の時期だけです。今回は浜松市産のグリンピースを使って豆ごはんを提供しました。青いにおいが苦手な人も多いですが、今の季節だけの香りと甘みを感じられたのではないかと思います。
5月15日(木)
「食パン、ポテトとお米のささみカツ、アスパラのソテー、野菜と豆のスープ、
型抜きレアチーズケーキ、メイプルジャム」
本日は磐田産のアスパラガスを使用してソテーにしました。アスパラガスの原産地は南ヨーロッパからロシア南部で、日本へは江戸時代後半に食べるためではなく、鑑賞用として入ってきました。本格的に栽培が始まったのは、1923年以降といわれています。アスパラガスには、疲れを取るはたらきがある「アスパラギン酸」というアミノ酸が多く含まれています。