静岡県立焼津水産高等学校
 
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クルーザー級小型船舶リサーチ(19トン) ドック作業
      

3月上旬、本校が所有するクルーザー級小型船舶リサーチ(19トン)がドックに入渠し修繕を行いました。

入渠中は業者の方や海洋科学科職員による洗浄・修理や塗装作業が進められて行きました。

1週間弱のドックを終え3月19日(火)綺麗にお色直しをし海面に下すことが出来ました!!

ドックを終えた後は、船が問題無く航行出来るか試運転をしなければなりません。

先生達で、試運転を行った結果問題なく航行することが出来、更に船底に付着していたフジツボや汚れが落ちたお陰で船速が上がり18ノット(時速約33㎞)近く出すことが出来ました。

このドックのお陰で令和6年度もリサーチによる海洋実習や航行実習を行うことが出来ます!!

2年工学類型 講師招請授業
                 

2月21日(水)本校に株式会社赤坂鐵工所の岩﨑様と山田様をお招きして講師招請授業を行いました。

今回の授業は、焼嵌め(ばめ)を冷やし嵌め(ばめ)についてです。

加熱することにより穴を加熱膨張させ軸を穴に入れる焼き嵌めと冷却して穴を小さくする冷やし嵌めがあります。


嵌めとは、 ある形に合うように中に入れておさめる、ぴったりと入れ込む又はある形に合うように外側にかぶせる。 環状のものなどを通すという意味です。

最後に、キサゲというヤスリを使い手仕上げ作業を体験しました。

最近では、機械加工の進歩により現在では手仕上げ作業を行っていませんが実際に手仕上げ作業を見せて頂き、生徒達が体験をしましたが皆「難しい」と苦戦をしていました...。
機械が発達する前の職人さんの手作業には驚かされますね!!

生徒達は職人の業を目の前で見ることが出来良い実習となりました。


工学類型の生徒達は、海上就職す生徒が少なく高校卒業後陸上のエンジンメーカーや造船場等に就職する生徒も多く赤坂様にも多くの卒業生が勤めており、工学類型の生徒達は「縁の下の力持ち」と言えますね。

岩﨑様、山田様本日はご多忙の中ありがとうございました。

12HR 水産海洋基礎実習 カッター訓練⑤
     
     
 本日の12HRの実習は、カッター訓練の最終を行いました。今回は強風の中、焼津港(小石川河口付近)までを往復しました。往航は風に乗ってグイグイ進み途中、富士山がきれいに見えて強風が心地よく感じました。焼津港では外港に入り水揚げしている海外式巻き網船を海側から見学していきました。昼食は短時間ですが焼津港で皆で仲良く食べました。さぁ問題は復航です。1学期の最後のカッター訓練では風に負けて支援艇に曳航してもらい小川港まで帰ってきました。今度は何が何でも自分達の力で小川港まで帰る決意を持って出港しました。強風で艇が押し戻される中、必死に漕ぐ姿は力強さを感じました。更に大きな掛け声と息の合った漕ぎが自然に行えております。そして最後まで支援艇の助けを借りることなく、無事に予定時刻より早く小川港に帰港しました。
 今回の実習が12HRで力を合わせて行う最後の実習でした。1学期にできなかったことが、最後にやり遂げることができ、生徒達の成長と12HRの強い絆を感じ嬉しく思い最高の一瞬を過ごしました。大変お疲れさまでした。
 次回は、小型艇リサーチの乗船と学年末試験の対策補強です。

水産海洋基礎実習(12HR) 小型艇乗船操舵体験 1/30(火)
     
 本日の12HRの実習は小型艇の乗船でした。今日の海況は風が無く温かい陽気で真冬とは思えない最高のコンディションでした。生徒達は前後半の3班の3艇に分かれて乗船しました。操船(操舵)は今回体験のみでしたが、2年生からは一級小型船舶操縦士の資格取得に向けて本格的な実技教習(操船実習)が行われます。必ず取得できるようにがんばって下さい。また交代で陸に残った生徒は、マリン実習棟の2階で水産海洋技術検定の猛勉強をしました。目標はクラス全員合格です。1年生締めくくりの大切な検定です。こちらも頑張っていきましょう。次回はAED講習の予定です。大変お疲れさまでした 。

2年機関類型 第6次航海 停泊実習
      

1月26日(金)より2年機関類型の乗船実習が始まりました。


2月1日(木)の出港までの期間は実習船やいづでの停泊実習となります。

停泊実習では、指導教官や乗組員による船内規律や船内での過ごし方、機関の始動準備など航海に出て困らないよう実習を行っています。


今日は、食料積み込み・乗船式・一本釣り練習を行いました。

いよいよ明日出港ですね!


写真は機関室での実習・一等機関士の講義・食料の積み込み・乗船式・一本釣り練習の様子です。

3年 機関/工学類型(32ET) 最後の総合実習 1/26(金)
【引張試験】
     

 【大掃除】
    
 本日の32HRの総合実習は最後の実習になりました。午前中は機関類型がテストピース(4号試験片・軟鋼)の引張試験を行いました。テストピースが破断する時の衝撃音に生徒達は大変驚きました。午後は、工学類型と一緒に工学センター内の大掃除をしました。研磨剤による床のピッチ取り、ディーゼルエンジンのシャボン拭き等です。皆最後まで一生懸命行っておりました。これで2年生からの総合実習の全てが終了となります。皆しっかり取り組みましたね。後は残すところ、学年末試験のみです。最後まで諦めないでがんばって下さい。お疲れ様でした。

2年開発類型 インターンシップ研修
      

1月22日(月)から5日間のインターンシップ(職場体験)が始まりました。
生徒達は、興味のある企業等で「仕事とは」・「働くとは」等を学んでいます。
過去の卒業生の中には、このインターンシップを通じてお世話になった企業に勤めている者もおり、このインターンシップは社会に出るために学習をする良い機会ですね。
企業の方から、「素直」、「覚えが良い」、「一生懸命やっている」とお褒めのお言葉を頂きました。
大変、嬉しいことですね!!

掲載している写真は釣り具製造の企業や釣り具販売店、静岡県水産・海洋技術研究所で研修を行っている様子です。

3年航海類型 総合実習 漁場調査実習
   
 

1月18日(木)3年航海類型が漁場調査をリサーチ(19トン)で行いました。

風が強く、海の上は陸のように建物がある訳でなく風を直に受ける大変な実習でしたが負けずに生徒達は実習に取り組めました!!

風が強く寒い中耐え「魚を釣るぞ」という気持ちで竿を出す!さすが!乗船実習経験者達であり海上就職する生徒達ですね!


今回の釣果ですが、ほとんどの生徒が空振りでしたが最後にホウボウが釣れました!

3年海洋科学科工学類型(32T) 総合実習 発電機の平行運転 1/19(金)
    
 本日の3年工学類型の実習は発電機の平行運転です。今現在多くの船舶がスイッチ1つで原動機が始動し、ACB(気中遮断器)が投入され自動で負荷分担が行われますが、今回は実習なので全て手動操作で行いました。最初の1限目は電気理論2の教科書を使って平行運転の復習、2限目は先生方による原動機始動からのデモと解説、3,4限目は生徒2人1組で協力し、原動機始動から平行運転そして切り替え、手仕舞まで全てを行いました。発電機を平行運転するには、起電力の大きさが等しい(電圧)、周波数の一致(回転数)、起電力の位相と波形の一致が必要条件です。全員が理解し実施することができました◎。 陸上の機関士の卵たち完璧です。
 3年生の総合実習も残すところ次週の1回のみ。2年生からこの海洋工学センターで機械工学に関する多くの事を学び修得してきました。少しずつ力をつけてきましたね。社会人になってその力を存運に発揮して下さい。お疲れさまでした。次回は、旋盤実習で製作したテストピース(4号試験片・軟鋼)の引張試験(荷重kN・伸び㎜曲線の撮取)と感謝の心を込めて工学センターの大掃除です。

水産海洋基礎 11HR 12HR 1/16(火)
11HR
   
12HR
    
 本日の水産海洋基礎(実習)は、3学期2回目、11HRがぶんちん製作と機械工具の説明、12HRは包丁砥とロープワークを行いました。とても寒い中でしたが生徒達は一生懸命取り組みました。ぶんちんは、完成したら自宅に持ち帰り使用することができます。自分だけの一生もので記念に残ります。包丁砥は、2学期に自分達が魚捌き実習で使用したので、砥直しをして後輩に引き継ぎます。3学期の水産海洋基礎は残り数回、寒さに負けず全力でがんばります。次回はAED講習の予定です。

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