静岡県立焼津水産高等学校
 
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実習船紹介
 水産高校に入学すると、一度は体験乗船として、実習船やいづに乗船します。それに加えて、海洋科学科(航海、機関コース)、専攻科の生徒は、航海士、機関士になるための乗船実習、漁労実習を行い、シーマンシップを養います。

1.ブリッジ
ⅰ)操船実習
 将来の航海士、船長を目指し生徒は、一日おき3交代8時間/日の航海当直実習を行います。

ⅱ)天体観測
 古代ポリネシア人が、北極星を見て太平洋上を航海したように、航海をする上で、船の位置を知ることは大切です。

2.エンジンルーム
ⅰ)コントロールルーム
 船を走らせるエンジンの制御はもちろん、船内の電気や漁労実習で釣った魚を保存しておく冷凍機の制御を行うところです。機関士を目指す生徒は、ここで機関当直実習を行います。

ⅱ)機関室
 プロペラを回すエンジン(主機)、船内の電気を作る発電機、船内の温度を調整するエアコン(空調)、飲料水を作る造水器、魚を冷やす冷凍機等の機能があり、船の心臓部といったところです。

3.教室 学校と同じように、この教室で乗船実習中も授業を行います。授業以外にも、朝昼晩の食事をとったり、実習の合間の一時を過ごす場として利用されています。

4.生徒居室
 皆さんの家で言うと、自分の部屋にあたる場所です。実習船の中は広い空間をとることは出来ないので、4人部屋となりますが、仲間と一緒に生活を送るのもなかなか楽しいものです。

5.調査実習中 海洋科学科、航海・機関コースの漁労実習は、北は45度N、南は10度N、東は175度Eまで行き、カツオ、ビンナガマグロの調査実習を行います。普通の釣りと違い魚を瞬時釣り上げなければなりませんが、コツを掴めば誰でもカツオやビンナガマグロを豪快に釣り上げることが出来ます。