静岡県立焼津水産高等学校
 
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2年開発類型 総合実習
       

1月15日(月)焼津・ふぃっしゅーなで釣り実習を行いました。
今日は、とても良い天気でしたが西風が強く厳重に防寒対策をしました。
この先、とても寒く風が強い状況下での実習や仕事があるかもしれません。
今日のコンデションは生徒達には良い勉強ですね!!

気になる釣果(ちょうか)ですが、数人の生徒が釣れました・・・。
その中でも、全長25cmはあるタカノハダイが釣れました!!
タカノハダイは、お刺身・ポワレ・塩焼き・煮付けにしても美味しいとのことです。
家に持ち帰りどの様に料理するか気になります。楽しみですね!

1年海洋科学科(12HR) 水産海洋基礎実習 施設訪問 1月10日(火)
     
 本日の12HRの水産海洋基礎実習は、3学期1回目でとても寒い中、焼津市内にある水産・海洋施設の訪問研修に行きました。訪問先は、焼津漁業資料館、静岡県水産技術研究所「うみしる」、深層水ミュージアム、深層水取水ビットの4ヶ所です。生徒達は改めて焼津の漁業の歴史や水産加工食品について、そして深層水の取水施設を見学することができより一層知識が深まりました。いろいろ説明を受けて学んだことは、2年生、3年生になって生かされるはずです。大変お疲れさまでした。次回は包丁砥とロープワーク(結索)の予定です。

小型船舶整備作業
       

1月10日(水)本校が所有する小型船舶リサーチⅡと水高丸を陸上に揚げし船体整備作業を行いました。

今回の陸上げ作業には、専攻科2年機関の学生が協力のもと陸に上げて普段水面下に浸かっている部分を見ると藻・苔・フジツボがこびりついていました。

船速低下や機関への負荷が掛かる原因であります。
まずは、高圧洗浄機で洗浄を行い残っている汚れをデッキブラシで擦り落としました。

その後、22HR工学類型の生徒が総合実習の一環で、水面下のサビを防ぐ防食亜鉛の取り換えやオイル交換を行いました。

工学類型の生徒達の中には、卒業後整備士や陸上機関や船舶のメンテナンス会社に就く者もおり、実際に就職している卒業生もいます。

まさに、縁の下の力持ちですね!!

西風が強く寒い日でしたが寒さい負けず実習を行うことが出来ました!

令和5年11月8日(水)海洋科学科機関類型小型教習

令和5年11月8日(水)海洋科学科機関類型の2年生が小型教習実習を行ないました。この日も港の中のプラゴミを行きも帰りも回収しました。少しは海洋汚染の防止につながると思います。このような実習が行えるのも焼津水産高校海洋科学科だけだと思います。

令和5年10月27日(金)ガソリンエンジン組立実習
   
 
令和5年10月27日(金)この日の32HR工学類型はガソリン組立実習が最終日でした。先週には3つの班が組立完了し、今週調整する状況でした。問題点はありましたが、。無事3台とも安定した回転数でエンジンを回せることができました。水高祭で一般の人にも回してもらえるレベルかと思います。残念ながら1班は、組み上げることができませんでした。放課後に頑張りましょう。このような実習ができるのも焼津水産高校ならではです。

令和5年10月30日(月) 2年開発類型 ダイビング実習
        

10月30日(月)念願の海でのダイビング実習を行いました!

生徒達は、この日を楽しみに待っていたことだと思います。
今回のダイブポイントは、焼津・石津浜で潜りました。
透明度は、少し良くなかったですがヒラメやソラスズメダイを見ることが出来ました。

今回の最大深度は、9.4Mでしたが練習を重ねもう少し深く潜れたら良いですね!もっと透明度が高く、もっと魚がいるかもしれません!
一番印象に、残っているのは大きなヒラメなのではないでしょうか。

今まで、プールで練習してきたことを活かすことが出来ましたね!!


実習でダイビング実習を行うのは焼津水産高校だからこそ出来ることです!!


水産系の高校は県内では焼津水産高校だけです!

32HR 機関類型 総合実習(ピストン抜き④) 10月27日
   
 本日のピストン抜き実習④は、最終で試運転まで行いました。まずは前回の続きで、№3&5シリンダの各配管とロッカーアームとプッシュロッドを取付けました。その後、吸・排気弁のタペット調整、始動エアーを貯めながら、エンジン内に冷却水を落し(満たし)、清水冷却ポンプを運転し圧力をかけて水漏れ点検、異常の無いことを確認できたら、エンジン始動の準備、予備潤滑油ポンプを運転し15分間のターニング、そしてエアーラン、無事にエンジンが回った!異常なし。Good Condition!! インジケータコックを閉めて、燃料運転、無事にエンジンが始動 OKer、緊張の一瞬、この瞬間がたまらない!機関士の一番の醍醐味とやりがいです。生徒達も安堵と嬉しい表情を見せます。その後エンジンは無負荷で360rpmまで回転数を上げ、排気温度と排気色の異常の無いことを確認できたら、約20分後停止し手仕舞いに入りました。船舶でエンジン(主機関)は、人間で言うと心臓そのものです。大海原で船舶が自力航行出来なくなったら大変な事。機関士は航海中、機関や機械が何も無いことを見守ることが任務ですが、何かあった場合は、自分達の手で何とかし、航海を続けなくてはなりません。今回の生徒達は、航海中であることをしっかり理解し、ピストン抜き実習に取組みました。皆最後まで協力してよくやりきりましたね◎。先生方も生徒の成長を感じることができました。大変お疲れさまでした。次回は、1級小型船舶操縦士試験対応のチャート(海図)ワークです。

令和5年10月26日(木) 3年航海類型 漁場調査実習
   

10月26日(木)リサーチに乗り漁場調査実習に行きました。

今回の漁場は、前回と同じ焼津・石津浜沖です。

今回もアジや白甘鯛が釣れました!

良かったです!!
家に持ち帰りどのように調理するか楽しみですね。


実習で釣り実習を行うのは焼津水産高校だからこそ出来ることです!!


水産系の高校は県内では焼津水産高校だけです!

令和5年10月20日(金)3年海洋科学科機関・工学類型ガソリンエンジン分解・組立実習
   
令和5年10月20日(金)3年海洋科学科機関・工学類型で小型の単気筒(シリンダが一つだけの簡易なエンジン)ガソリンエンジンの分解・組立実習を行ないました。
この日の作業は、ほぼ組立が済んだ状態で午後から1つの班が無事、試運転することができました。しかし、エンジンの回転が不安定なのでその原因を突き止めて、来週はエンジン回転の安定を目指します。
別の班で事件が起こりました。ハンドスタータ(草刈り機のエンジンのように紐を引っ張ってエンジンを回すもので、高校生が勢いを付けて力をかけないとしっかりとは回らないもの。)が、途中で引っかかって回らないという状況でした。担当の先生と相談し、フライホイール(エンジンの回転の勢いとなる遠心力を貯める装置)まで分解して確認しようということになり、分解してみたところ何とある一部の金属部品が折れてしまっていたのです。
我々教員は、人の力で金属が折れたり、曲がったりすることがあることを知っていますが、一般の人では驚いてしまうかもしれません。過去にもボルトをスパナで思いっきり締めた生徒が折ったこともありました。
この班の生徒は、その折れてしまった部分の部品が大きなものだったため、すぐに分解作業を始め、来週は別の部品に取り替えて組立作業を行う予定です。
写真の紹介ですが、組み上ったガソリンエンジンと上記破損部を生徒が見ているところ、掛かったエンジンの排気温度を非接触型の温度計で計測しているところ(今では当たり前ですが、この温度計は25年前から使用しているものであり、数百℃の高温まで測れるものです。これを焼津水産高校工学センターでは、25年以上前から使用してきたのです)。そして、最後は、最近に購入した工具ボックスです。

32HR 機関類型 総合実習(大型ディーゼルエンジンピストン抜き③) 10月20日
     
  本日のピストン抜き実習③は、前回に引き続き連節棒大端部のクランクピンボルトの規定トルク締め(25kg・m or 肌付角度45°)、そしてクランクピンと連節棒大端部の遊びの確認(片締めの点検)またシリンダカバーは、燃焼室側をワイヤーブラシで掃除(カーボン等の燃焼生成物取除き)後カラーチェックを実施、異常の無いことを確認できたら、シリンダに載せて、締付けボルトで固定(85kg・m or 肌付角度100°)で固定しました。その後は、燃料噴射弁、吸気・排気管、冷却水管を取付けました。次回は、燃料、潤滑油、空気系配管と安全弁、インジケータ弁、ロッカーアーム、プッシュロッドを取付て、冷却水を落し水漏れ点検後、試運転です。昨年に比べ今年はここまで順調です。次回が最終で上手く完工することを願います。こうして生徒と教員が一緒になって大きな仕事を行うことで、心の繋がりが出来ます。会社での信頼関係もこうして構築されるのでしょうか。生徒達は単に機械に関する技術だけでなく、上司との人間関係や仲間との協調性、周囲との人間関係作りも学んでいます。作業に関わった全員の強い絆ができます。エンジンの整備実習って危険も伴いますが、最高の実習です。

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