静岡県立焼津水産高等学校
 
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令和3年1月25日(火) ヒラメ加工実習
  栽培漁業科3年生海水班の最後の実習は、毎年、ヒラメの加工実習を実施しています。例年であれば、生徒がヒラメを五枚卸にしてから刺身に切り分け、試食をします。今年は、コロナウイルス感染症の感染が拡大していることもあり、教員による五枚卸の実演後、試食となりました。試食ももちろん黙食です。
  以下は、生徒の感想です。「良い食感や上品な脂は、長期間メロード(イカナゴ)を給餌してきたお陰か、自分たちで育ててきたためかはわからないが、この美味しさの喜びは将来、養殖業に就いたときに大事な気持ちだと思う。」、「初めて自分たちで育てたヒラメを食べて美味しかったです。自分たちが育てた魚が、知らないところでこのように捌かれて、消費者に届いて食べられているんだなと実感できました。」

  

令和4年1月25日(火) 池当番見学
  本校の3年生は、2月10日から家庭学習日に入ります。そのため、今まで3年生が行っていたニホンウナギへの給餌当番は2年生に、2年生が行っていた海水魚への給餌当番は1年生へ引き継ぎます。毎朝、交代で先輩たちが池当番をしている様子を見学し、自分たちがどのような作業をするのか見て学びます。後輩たちにとって、見学した先輩たちの仕事ぶりが、1年後の自分たちの目指す姿になります。

  

令和3年1月13日(木) アユ加工実習
  栽培漁業科の1年生が、アユの開き干しを作りました。背開きしたアユを塩水に浸け、天日に数時間干すと完成です。言葉にすると簡単なように聞こえますが、体が柔らかいアユを背開きにするのはなかなか難易度が高いです。今日の加工実習で使ったアユは、栽培漁業科の3年生が育てた魚です。先輩が育てた魚を後輩が加工実習に使う、ここでも栽培漁業科の伝統である「先輩から後輩へ」が息づいています。

  

令和4年1月7日(金) トラフグ・ヒラメの出荷
  栽培漁業科では、毎週金曜日に、生産したトラフグとヒラメを地元の小川魚市場に出荷しています。朝の6時半には飼育池に入り、7時の競りに合わせて取上を行います。市場では、計量をしてから競りにかけ、仲買人さん達に競り落としてもらいます。今週は、トラフグが2,000円/㎏、ヒラメが2,100~2,300円/㎏でした。昨年最後の競りでは、トラフグが5,500円/㎏、ヒラメが2,500円/㎏だったので、年末と比べて価格は下がっています。年末年始の需要やコロナウイルス感染症が再び増加するなど、魚の価格は社会情勢によって大きく変わってきます。そういった「社会を知る力」も魚を育てる仕事には必要となってきます。

  

令和3年12月19日(日) 浜名湖体験学習施設ウォットでデュアルシステムを実施しました。
 栽培漁業科3年大野伶歩君(浜松市立三ケ日中学校出身)が、浜松市にある体験型水族館、ウォット様で研修を行いました。コロナウイルス感染症の影響で延期になっていましたが、感染症が下火になったので11~12月にかけての土日5日間、研修を受け入れて頂きました。水生生物への給餌や水質管理など、水族館での飼育技術を存分に学べたようです。ちなみに、大野君を指導して下さった工藤隆馬さんも本校栽培漁業科の卒業生です。栽培漁業科の卒業生の中には、大学や専門学校を経て水族館の飼育員として活躍している方もいます!

  

令和3年12月13日(月) 静岡県水産技術研究所富士養鱒場の見学を行いました。
  栽培漁業科の2年生が、静岡県水産技術研究所富士養鱒場に見学へ行きました。本校は、多くの魚種の養殖を行っていますが、冷水性のサケ科魚類は飼育していません。授業の中で学んだサケ科魚類の採卵方法やニジマスの発眼卵を見ることができ、「百聞は一見にしかず」を実感した生徒が多かったようです。

  

令和3年12月9日(木) 企業等訪問研修栽培漁業コース
  栽培漁業科の1年生が、企業等訪問研修で東海大学海洋学部様、種苗生産施設である静岡県漁業協同組合連合会温水利用研究センター沼津分場様、マダイやブリの養殖を行っている㈲海晴丸様の見学を行いました。1年生は将来に進路が未定の生徒が多く、今回の研修は進路選択における貴重な機会になったのではないでしょうか。
 
 

令和3年度栽培漁業科3年生の進路が決まりました!
  栽培漁業科3年生34名全員が、内定もしくは合格を頂き、全員の進路が決まりました。令和3年度卒業生は就職が20名、進学が14名になります。卒業するまで気を抜かずに学校生活を送ると共に、就職先で必要となる資格の取得を励み、就職先、進学先での活躍を期待しています!

<進学>
(校種毎五十音順・敬称略))
4年制私立大学 9名

・静岡理工科大学 情報学部

・帝京科学大学 生命環境学部 アニマルサイエンス学科

・東海大学 海洋学部 水産学科 2名

・東海大学 人文学部 人文学科

・東海大学 生物学部 海洋生物科学科

・日本大学 国際関係学部 国際教養学科

・人間環境大学 環境科学部 フィールド生態学科
・福山大学 生命工学部 海洋生物科学科


専門学校等 5名

・静岡産業技術専門学校ゲームクリエイト科

・静岡産業技術専門学校CG技術科

・中央調理製菓専門学校静岡校 製菓衛生師科

・中央動物総合専門学校 動物総合学科 海洋アクアリウムコース 

・ルネサンスペットアカデミー 動物海洋飼育アクアリウム科

 
<就職>
(業種毎五十音順・敬称略))
養殖業並びに関連産業 13名

・尾鷲物産㈱(ブリ養殖・三重県尾鷲市)

・金子産業㈱(海面養殖、飼料製造など・長崎県、佐賀県など)

・㈱共水(養鰻・焼津市)

・黒瀬水産㈱(ブリ養殖・宮崎県串間市)

・相模漁業㈱(養鱒・山梨県富士吉田市)

・㈲柴崎養鱒場(養鱒・富士宮市)

・駿河淡水㈱(ウナギ卸売・榛原郡吉田町)

・大和養魚㈱(養鰻・浜松市)

・㈱ニュー千里養殖事業部(養鰻・焼津市)

・浜名湖養魚漁業協同組合(漁業協同組合、養鰻など・浜松市)2名

・㈲山重養魚場(養鰻・浜松市)

・株式会社ヨンキュウ(鮮魚流通卸、養殖用稚魚飼料卸・愛媛県宇和島市)


製造業(水産加工) 1名

・シーラック㈱


製造業(食品加工) 1名

・㈱ホテイフーズコーポレーション

製造業(その他) 1名

・㈱カヨウコーポレーション

サービス・小売業など 3名

・セコム㈱

・㈱大熊

・㈱ビジネスクロース


公務員 1名

・海上自衛隊

令和3年11月30日(火) トラフグの移槽(生産魚の価値)
  今日の栽培漁業科の3年生は、令和2年度産マダイ(約600尾)、イサキ(約800尾)、令和元年度産トラフグ(約250尾)の移槽作業を行いました。10月26日の記事で紹介したように、3年生の実習では教員が細かい指示を出すことなく、自分たちで手順を考えて作業を行っています。今回、移槽したトラフグは出荷サイズにまで成長しており、毎週、地元の小川港魚市場に出荷している魚です。さて、トラフグの浜値(魚市場で競り落とされる価格)はいくらだと思いますか?変動はあるものの2500~3000円/㎏ぐらいです。トラフグは1.0~1.4㎏ぐらいなので、1尾当たりの価格は、2500~4000円ということになります。ということは、移槽作業で扱ったトラフグ全ての価値は、70~80万円ぐらいになります。民間の養殖業者さんと比べると生産する量は少ないですが、本校で生産している魚は、全て出荷をしてお金になります。生徒が食べるものではありません。つまり、魚=お金の飼育管理を生徒は任されているわけです。上手く作業ができずに、魚が死んでしまったり、成長が悪くなってしまったりする可能性もある訳で、生徒は緊張感が張り詰めた中で作業をしています。また、実習の準備のために、朝早く登校する姿も見られます。こういった「本物」を学べるからこそ、生徒一人一人の成長に繋がり、社会に出てから戦力として活躍できる人材になれると私たち教員も信じています。

  

令和3年11月25日(木) サンマ開き干し実習
  1年生の加工実習では、スルメイカの次にサンマを捌きます。サンマは背開きにし、食塩水に漬けてから天日干しにします。サンマは身が柔らかくて捌くのが少し難しいですが、上手く捌けたかな?サンマも年々価格が高く、そして、大きさは小さくなってきています。いつまでこういった加工実習ができるのか、近年の日本近海における水産資源の減少を見ていると不安を覚えます。これからは、捕る漁業ではなく、育てる漁業の時代になるのかもしれません。

  

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