訪問教育では、１月ならではの活動として、墨アートに挑戦しました。墨の独特な香りを感じたり、初春をイメージしたBGMに耳を傾けたりしながら、思い思いに筆を動かして作品を作ることができました。
・始点を教師と一緒に決めた後は、自分で勢いよく筆を動かして、力強い線を描くことができました。最後まで集中して描いた作品の出来に、思わず笑顔になりました。
　

・指筆を付けて、金色の墨で描きました。腕を手前に力強く引いたり、筆を上げ下ろししたりして、たくさんの線を描くことができました。
　　

・目を大きく開けて自分の手元を見ながら、筆を左右にたくさん動かし、紙いっぱいに模様を描くことができました。新しい年にふさわしい、力の入った作品に仕上がりました。
　

中学部２組では１月の国語で、書き初めに取り組みました。
生徒が「し」という文字を書きたいということで、生徒自身が好きな食べ物「すし」を題材にしました。日常的にひらがなの学習に取り組んでいることもあり、手本の字をよく見ながら、止め、はね、はらいに気をつけて丁寧に書くことができました。

　

また、辰年ということもあり「龍」を描きました。黒以外にも銀色や銅色の墨を使って、楽しく書き初めに取り組むことができました。

　中学部３組では、サンタクロースから誘われてクリスマスランドに行くことになりました。クリスマスランドは、暗闇の中で様々な光が輝く幻想的な世界。そこで自分の好きな活動を見つけ進んで取り組むことを目指しています。

　　

　雪の結晶の電飾は大きく明るく輝き、どの生徒もよく見ています。表面が凹凸し、電気で温かくなっていて、いつまでも触っていたい感触です。また、スイッチを使って様々な電飾の明かりを自分でつけたり消したりしています。いくつもの扉が並んでいるコーナーでは、扉の中に入っている電飾を期待して、自分で取っ手を引いて開けています。クリスマスの雰囲気を楽しみながら、意欲的に取り組んでいます。

　訪問教育では毎年、各家庭やスクーリングで、学校の畑で育ったさつまいもを収穫しています。
家庭では、プランターの土の中に植え替えたさつまいものつるを引っ張ったり、つるを模した紐を引っ張り、本物のさつまいもを収穫したりしました。


　
　スクーリングでは、実際に畑まで行き、友達と相談してつるを選んだり、つるを引っ張る様子をお互いに見合ったりしました。教師と保護者と3人で、力を合わせて引っ張ったところ、つるが切れるというハプニングがありましたが、真剣な表情で再チャレンジし、顔よりも大きなさつまいもを収穫しました。畑の近くに座ると、自分から手を伸ばして芋を取ろうとしたり、長いつるをたぐり寄せようとしたりして、珍しい形のさつまいもを収穫しました。校庭に、大きな歓声が上がりました。

　

　11月10日（金）にＮＡＮＢＵムービーフェス鑑賞会を行いました。

　
　日頃の学習活動の成果を動画で発表しました。自分が頑張ったところや友達の良いところを見つけて、動画に合わせて声を出したり、感想を発表したりすることができました。

　

　今年は近隣の施設の方等、たくさんの人に来ていただき、拍手が会場いっぱいに響きました。