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終業式の挨拶に代えて
 今の時代は、変化が大きく先が見通せない時代と言われますが、大きな変化は突然やってきました。新型コロナウイルスの影響で、3学期の終業式ができなくなるとは思いませんでした。今回の校長ブログは、終業式のあいさつに代わるものとして、休校中の1・2年生に向けて書くことにします。

 新型コロナウイルスによって、これまで当たり前に存在した日常が、突然中断されました。皆さんは今、家庭に一人でいる時間が多いと思います。友達など他の人との「つながり」が限定される生活です。改めて「つながり」のありがたさを、感じることがあると思います。

 皆さんには、一人でいることが多い今だからこそ、いろいろな「つながり」を考えてほしいと思います。特に今、考えてほしい「つながり」は、日本とか世界といった広範な「つながり」です。皆さんは5年10年先には、高校や大学等の学校を卒業して、地域、日本、あるいは世界で活動していると思います。すぐ先の未来に日本や世界があるのですが、今の高校生には、日本や世界で起こっていることと、自分とのつながりを考える機会や時間があまりないように思います。
 今の世界には、新型コロナウイルス対策も含めて、たくさんの課題があります。温暖化、少子高齢化など、待ったなしの課題が山積しています。皆さんは授業を通して、このような社会の課題を学んでいますが、知識としてインプットすることが中心だったかもしれません。しかし、5年10年後には、自分の仕事に関連した問題になっている人もいると思います。

 日本や世界という広い世界での出来事は、基本的には他人事(ひとごと)で、つながりを感じないことも多いと思います。私もそうです。新型コロナウイルスも発生時期からニュースで知ってはいましたが、ここまで急速に身近な問題になるとは思いませんでした。皆さんはどうでしょうか。今は感染拡大防止と言っても、自分の問題として考えられない人もいると思います。でも、今の感染状況が続くと、部活動のインターハイ予選はどうなるのか、4月の遠足はどうなるのか、城北祭はどうするのか、などの問題が起こってきます。他人事ではなくなります。今の時代、他人事、縁遠い世界の出来事と思っていたことが、すぐに自分につながってしまう可能性があること、心に留めておきましょう。

 そして皆さん、このような問題に、目を向けるだけでなく、できれば行動してください。今、高校生には、社会を支える一員として、行動することが求められています。数年前から高校生も18歳になれば投票できるようになりましたし、来年度入学する新入生からは、18歳になった高校3年生の時点で成人になります。高校生が社会に対して行動するための下地は整えられつつあります。
 行動する高校生の代表は、グレタ・トゥーンベリさんです。彼女は、温暖化防止のために学校ストライキを呼びかけたり、国際会議で積極的に発言したりしています。彼女のように、社会の課題に対して行動する高校生は城北高校にもいます。TGC for SDGsに参加したり、地域のバランティアに参加したりした生徒がたくさんいましたね。

 学校は、学びを通して自分を成長させることが第一の目的ですが、その部分が強調されすぎると、学校にいるうちは、勉強して学校生活を一生懸命やっていればいい、社会に貢献するのは就職してから、という考えになってしまいます。でも、新型コロナウイルスは、学校生活と就職後の生活を区別していません。高校生も社会の一員であり、問題に立ち向かう重要な戦力なのです。

 皆さん、まずは高校生として、自分の成長のために行動してください。「越境」してください(とは言うものの休校中で行動範囲は限られます。ちなみに、読書は一番簡単な越境だそうです。)。
 そして、社会で起こっていることに目を向け、あなたにできることを考えてください。一人の人ができることは小さいことですが、城北生全員で取り組めば、大きな力になります。他の人を動かす力になります。グレタさんのように、そしてTGC for SDGsの取組のように。あなたの行動が、あなた自身の成長に役立つとともに、社会に貢献するものであること。そうであれば素晴らしいと思います。

 新型コロナウイルスに関して、マスクが高額で転売されていることや、不安や憶測による根拠のない噂が広まったことなどが報道されています。一方で、休校中の子どもに対する支援活動など社会のために行動している人の姿も報道されています。社会が大変な時ほど、一人ひとりの行動が、人々のつながりや全体の雰囲気を作っていることを感じます。

あなたには社会のために何ができますか。そして、将来、どんなことで社会に貢献しようと考えていますか。

皆さんが、友達とストレスなく会える日が、早く訪れることを祈っています。


卒業おめでとう これからも挑戦し続けてください
 3/2に卒業式を行い、283名の卒業生を送り出しました。今年度の卒業式は新型コロナウィルス感染症対策のため、在校生の出席はなく、参加者にはマスク着用を呼びかけるなどの対応を取りました。3年生には、大変申し訳なく思います。私の式辞は、次のような内容でした。

 卒業生の皆さんに、挑戦し続けてください。挑戦は、自分の成長のために行動することで、私がこれまで勧めてきた「越境」も挑戦です。ただ、挑戦と言うと、その言葉は勇ましく、困難な物事に挑んでいく印象を与えますが、自分を成長させる試みは、全て挑戦です。まずは、少し努力すれば達成できそうなストレッチ目標に挑戦することがよいと思います。また、皆さんの年代に即して言えれば、挑戦し続けることは、学び続けることです。変化の大きな社会です。学び続けてください。
 挑戦は、けっしてあなた一人だけのものではありません。昨年日本で開催されたラグビーワールドカップでは、日本チームの挑戦に多くの人が感動し、勇気をもらいました。身の回りでも同じです。あなたが身近にいる人の挑戦を応援するのなら、その人はますます頑張ろうと思うでしょうし、あなたもその人から勇気をもらうことができます。一人の挑戦を複数の人が共有し、支えあうことができれば、一人では越えられない壁も越えられます。集団はチームに成長します。それが昨年のラグビーワールドカップで「ワンチーム」と表現された日本代表チームの強さだったのではないかと思います。これからの社会はグローバル社会です。様々な人と協働していかなければなりません。多様な人が協働していくとき、他の人の挑戦を認め、応援する姿勢はチーム作りの上でとても大切なことです。そして、仲間を応援するとき、その気持ちは言葉で伝えてください。気持ちは言葉にして初めて伝わるのです。

 卒業おめでとう!卒業生の皆さんが、「高き希望」を胸に抱き、挑戦し、学び続けることを期待しています。


ギター部全国大会出場決定!
 第37回東海選抜高等学校ギター・マンドリンフェスティバル(東海大会)が2/11に掛川市生涯学習センターで開かれました。城北ギター部は、静岡県代表の1校として出場し、優良賞を獲得!7月30日に泉佐野市で開かれる全国大会への出場を決めました。部長の永野さんに話を聞きました。

★東海大会はいかがでしたか?

 演奏し終わった後、失敗したと気付いたところがいくつかあって、悔しい思いが先に立ちました。

★県大会のときと比べてどうでしたか?

 県大会の時よりよかったです。テンポがキープでき、スピードも速くなりました。ただ、プレッシャーとかで、持てる力を100とすると70くらいしか発揮できなかったように思います。

★全国大会の抱負を聞かせてください

 東海大会では、城北ギター部としてのステージの形ができたと思います。全国大会では、演奏曲について、音楽としての完成度を高めるため、細かなところを追求していきます。また、全国大会では新入生も一緒に演奏するので、新入生を育てることも大切だと思っています。


 永野さんは、東海大会での演奏について、良かった点と課題の両方を分析して把握していました。そのことは、今後の取組や目標設定に役立ち、さらなる成長へと
つながるものだと思います。ギター部の生徒たち、部活動を通して成長していることを感じました。


ステージの写真は県大会の時のものです。

ホームメイキング部 そば打ち体験 地域に学ぶ
 2月8日、ホームメイキング部1年生が、地域のそば文化を継承する「楽打会」の皆様の指導の下、そば打ち体験を行うとともに、そばに関する歴史・文化・科学、そばと静岡のかかわりなどについて学びました。そばについての話では、聖一国師が中国から製粉方法を持ち帰ったことや、今川義元や徳川家康との関係など、初めて聞くことも多く、大変興味深かったです。

 そば道具一式(石臼、延し台、こね鉢、切り台、包丁他)は、楽打会の皆様が準備してくださり、生徒は、そばの実を石臼でひくことから体験させていただきました。石臼を初めて見たという生徒もいたと思います。使用した水はなんと安倍川の伏流水です。


 生徒は、挽いたそば粉をこねて、切り分け、茹でて、実際に食べてと、貴重な体験をする中で、学ぶことが多かったと思います。指導してくださった楽打会の、自分の親より上の世代を含む様々な方と、いろいろな話ができたことも、とてもよかったと思います。生徒は、お土産用のそば(実に丁寧に包装し、楽打会の皆様のそばに対する深い愛情を感じました。)も作ることができたので、家庭でもいろんな話ができたのではないかと思います。



高校生グローバル課題研究ポスターセッション大会に参加
 2月8日に三島北高校で開催された「高校生グローバル課題研究ポスターセッション大会」に、本校1年生2チームが参加しました。本校は、これまで総合的な探究の時間で取り組んできた学習の成果を発表しました。この大会は、高校生がSDGsに関連して探究した成果をポスター発表するもので、県内外の高校30チームが参加しました。この30チームがポスターを使って発表し、聴衆の質問に答えます。説明時間は5分、質疑応答が10分です。

 本校は、チーム「徹太」が「長生きの秘訣~運動~」を、チーム「お茶の子」が「お茶について」を発表しました。両チームともに、健康寿命が長い本県の背景を調べて、考察した結果をまとめたものです。生徒たちは、説得ある説明ができるよう、ポスターや話し方を工夫し、放課後等に練習を重ねてきました。学びの成果を表現することは、探究活動における重要な要素です。


 本番では、両チームの生徒ともに、聴衆の方を向いて、自分の言葉でしっかりと説明できたと思います。質問に対する答え方に学習の深さを感じるところがあり、余った時間にプラスアルファの説明をするなど臨機応変の対応もできました。また、様々な視点の質問をいただいて、改めて学ぶことも多かったのではないかと思います。他の学校の発表をみることができたことも良い経験でした。世界を広げる有意義な機会になったことと思います。



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