Q1 食品科学科、生活科学科の教育目標は何ですか?
A1 食品科学科 食品の製造・分析などの学習を通して、食品産業のスペシャリストとなる人材の育成を目指しています。
A1 生活科学科 食品の流通・販売・加工・調理などの学習を通して、健康で豊かな食生活を実現できる人材の育成を目標にしています。
Q2 系列はどのように選択するのですか?
A2 1年次は食品系として共通の科目を学習します。「総合的な学習の時間」に各系列の体験学習や、詳しい説明を受けて、興味・関心と適性・進路に合わせて「食品製造」「食品栄養」「食品サービス」「食品調理」の4つの中から選択します。選択した系列により食品科学科、生活科学科が決まります。
食に関する基本的な学習内容は、4つの系列すべてで学習します。
Q3 食品系の専門科目の内容は何ですか?
A3 ▼共通に学習する科目 | ▼食品科学科で主に学習する科目 |
<農業と環境> | <食品製造> |
作物の栽培を通して、農業についての理解を深め、農業と食品との関連性について学びます。 | 食材の特性を理解した上で、各食品の製造・加工法について、実習を通して学びます。 |
<農業情報処理> | <微生物基礎> |
パソコンのワープロや表計算ソフトを用いて、実験データなどの処理法を学習します。 | 食品に利用される微生物の特性や、その培養や観察法を実験を通して学習します。 |
<食品化学・食と栄養> | <微生物バイオテクノロジー> |
食品の成分と栄養・健康のかかわりを化学分析実験を通して理解します。 | 食品分野における乳酸菌や酒酵母などの特性を生かし食品の生産に応用します。 |
<食品製造衛生> | <食品化学> |
食品添加物や微生物、洗剤などの有害物質など、「食の安全」について学習します。 | 食品の栄養成分、健康な食生活など栄養に関する基礎を実験を通して学びます。 |
<課題研究> | |
自分たちで課題を求め、食品分野の実験や調査を行います。また、進路に関する活動も行います | |
| ▼生活科学科で主に学習する科目 |
| <食品サービス> |
食品の流通・販売・提供に必要な知識や技術を学習します。また、レストランにおける接客や接遇について学びます |
<調理> |
調理の理論と技術について科学的に学習します。また、調理の種類と献立についても学習します。 |
<フードデザイン> |
食品サービス(接客) 食品製造(味噌) | 食の大切さを理解し、健康で楽しい食生活をコーディネートする力を養います。 |
Q4 取得できる資格は何ですか?
A4 授業や課外の学習で受験できる資格 ・ワープロ検定 ・表計算検定 ・毒物劇物取扱者資格 ・危険物取扱者資格(乙1~6類) ・2級ボイラー技士 ・食生活アドバイザー(3級) ・サービス接遇検定(3級) ・食物調理検定(1・2・3級) | 食物調理検定実技 |
Q5 卒業後にどんな進路がありますか?
A5 高校で学んだ知識を生かし、食品関連の学校や企業に進学・就職しています。 過去の主な進路先は 進路状況をご覧下さい。→リンク
Q6 学校外の学習など、特色ある内容は?
A6
①Wスクールとして大原ホテル・ブライダル専門学校と協定し、サービス接遇検定3級の学習を専門学校で受けています。また、3年生の2学期には、食品サービス系の生徒は、同専門学校で6回程の実習をします。
②県立大学の先生方の出張講義で「食品と栄養」などの最先端の内容を学びます。また、夏の実験講習では静大農学部の大学院生から指導を受けました。
③インターンシップ(職場体験)を2年次の1月下旬の4日間、全員が体験します。インターンシップ先は食品に関連する企業です。