第一回防災訓練を行いました。毎年最初の訓練では、地区ごとに３学年と担当教員が集まり、お互いの顔を見合ったり、地震・津波等における生徒の対応、台風等による注意報・警報時の対処の確認をしたりします。地区ごとに３年生からリーダー、１・２年生それぞれにサブリーダーが任命されます。リーダー達の挨拶からは、このメンバーが集まるのは（有事が起こらず一年が終わることを願って）この４月だけで済むといいということ、しかし、有事の事態が起きた時には清高生が地域のリーダーになれるように頑張りたいという強い意思を感じました。
　昨年は台風15号の被害があり、各地域で清高生がボランティアとして活躍しました。本校に感謝の声がたくさん届けられました。これは一人ひとりが、今の自分に何ができるのかを考えて行動した結果です。生徒が住む地域は広範囲にわたるため、清水地区だけではありませんが、清高生ならば、各地区で今日集まった地区メンバーで協力し合い、より大きな力で活躍することができると思います。

　令和５年度入学式が挙行されました。今年度は新校舎特別教室棟の引っ越しの都合もあり、例年より少し遅い日程でしたが、天気にも恵まれて、新入生を迎えるにあたって最良の日だと感じました。呼名の返事も元気いっぱい！入学生宣誓も真っすぐな心が伝わりました。
　理数科41名、普通科243名、計284名が入学許可されました。御入学おめでとうございます！

　令和５年度着任式・始業式が行われました。今年度は、新校舎特別教室棟の引っ越しの都合もあり、例年より少し遅い日程で開催されました。新しく赴任された教職員の方々が壇上に上がり、新職員を代表して教頭先生より御挨拶がありました。100周年を記念する節目の年にこの場で出会えた縁を大切にしていきたいですね。
　引き続き、令和５年度始業式が行われました。校長先生より新年度に向けて御挨拶がありました。その後、副校長先生より新年度の職員紹介がありました。生徒より温かい拍手もあり、教職員一同、うれしい気持ちになりました。いよいよ新年度スタートです！

　令和５年３月30日に令和４年度離任式・退任式が行われました。校長先生からの御紹介から始まり、離任される10名、定年退職を迎えられた2名の方々から御挨拶をいただきました。本校での勤務年数や立場は違えども、生徒の皆さんのために御尽力いただいていたこと、本校を離れることが名残惜しいことが充分伝わりました。また、先日卒業した３年生も大勢出席してくれました。応援団の熱い言葉とエール、そして全員で校歌を歌い、先生方を送りました。
　実は、離任者全員が新聞の人事異動欄に掲載されるわけではありません。この壇上には上がらずに離任される方々もいらっしゃいます。本校でお勤めになられた全ての離任者・退任者の方々が、新たな場で活躍されることを心よりお祈り申し上げます。

　令和５年３月20日(月)に三学期表彰式・終業式・壮行会を行いました。数年ぶりに講堂で２学年が集いました。
　表彰式は弓道部、囲碁部、数学部、自然科学部化学班・生物班、文系部、２年ＳＳＨが表彰されました。終業式では、この一年間を締めくくると共に、新年度に向けて頑張る気持ちが湧いてきました。壮行会では、英語部と弓道部に対して、応援団を中心に全校生徒でエールを送りました。リモートでは感じられない大きな拍手の音が講堂に響き渡りました。

　

☆英語部　
2023HPDU連盟杯（英語パーラメンタリーディベート）静岡県大会　第５位　⇒　全国大会出場決定！ 第12回日本高校生パーラメンタリーディベート連盟杯　３月24日(金)～26日(日)　於：代々木オリンピックセンター
橋爪謙（21HR）・長澤果穂（21HR）・生田碧衣（26HR）


☆弓道部　
令和４年度静岡県高等学校弓道対抗戦　県大会 　男子団体準優勝！　⇒　中日本高等学校弓道大会（3月25、26日　弓道連盟主催の東海、近畿、北信越、15府県代表大会）出場権獲得！
高橋咲吉（22HR）・竹田隼（21HR）・櫻井陽弥（23HR）・吉川和真（23HR）・太田昇平（25HR）・長倉陽人（26HR）・清水聡真（23HR）


☆囲碁部
令和４年度静岡県高等学校囲碁新人十傑戦　　
男子A　　第1位　鍋田佑樹（11HR）
女子　 　第１位　川口羽千南（25HR）
⇒　令和5年度全国高等学校総合文化祭囲碁部門(鹿児島県指宿市・7月31日～8月1日)出場決定！


☆数学部
第33回日本数学オリンピック
竹山陽斗（21HR）・・・全国Ａランク表彰・2年連続全国大会出場
大村史明（22HR）・・・東海地区優秀者表彰


☆自然科学部化学班
令和４年度第39回山﨑賞
石橋美愛（24HR）・生駒花奈（22HR）　「スライムの構造の推察」
村松恒之介（21HR）・石川舜（21HR）・大坪遥生（21HR）　「銀鏡反応に関わる物質及び生成物の研究」
門奈康成（21HR）・石井日菜（25HR）・中谷駿杜（21HR）　「疑似濃淡電池の起電力とその利用について」


☆自然科学部生物班
令和４年度第39回山﨑賞
曽根啓佑（22HR）　 「メダカの走流性を用いた色覚情報の識別限界」
原田　響（27HR）　　「ハエトリソウの記憶力にコケが及ぼす影響」


☆文芸部
令和４年度「静岡市民文芸」第18号　小説部門　市長賞
松岡望（13HR）　「オレンジのおにぎり」


☆２年普通科ＳＳＨ
令和４年度静岡県立清水東高等学校スーパーサイエンスハイスクール研究成果発表会（２年普通科ＳＳＨ）　最優秀賞
渡邉結衣（22HR）・小野田あこ（22HR）　「短波長可視光によるキイロショウジョウバエの寿命短縮効果と光による害虫駆除の実用化について」

　令和５年２月28日に令和４年度全日制第75回卒業証書授与式を挙行しました。２月の卒業式で寒さが心配されましたが、春の暖かさに包まれたような穏やかな一日でした。　
　卒業式に先立って同窓会入会式、令和４年度生徒会及び部活動功労者表彰式を行いました。生徒会及び部活動功労者40名、３か年皆勤者54名が表彰されました。
　卒業証書授与式は、笑いあり、涙あり、笑顔溢れる、この学年に相応しい式典となりました。
　この学年は、入学直後からコロナ禍による休校や、昨年も台風15号の被害に遭うなど、全てが順調に行事や学校生活を送れたわけではありません。しかし、限られた機会の中で最大限に工夫し、全力で楽しむことができるのがこの学年の生徒達でした。
　改めて、御卒業おめでとうございます。　　

　三学期がスタートしました。まず、表彰式では、高校２年生理系のチームと、福祉委員会が表彰されました。 ☆ＳＳＨ
科学の甲子園静岡県大会　第３位


☆福祉委員会
赤い羽根共同募金　静岡市社会福祉大会　感謝状



　始業式では、校長先生より、京セラ創業者の稲盛和夫氏の言葉が送られました。
　　　　　「人生・仕事の結果＝考え方×熱意×能力 」

　この言葉は稲盛氏がＪＡＬ再建にあたって意識改革としてリーダー教育をしていく中で、社員の行動哲学「ＪＡＬフィロソフィ」の一部であり、全社員に広めていきました。ここでいう能力とは、先天的なもの、持って生まれた才能、天才を指します。この式では、いわゆる天才ではない者でも熱意や考え方があれば大きな結果を得られると示しています。また、掛け算であることから考え方のプラスマイナスが作用されるため、考え方・熱意・能力の順で大切あり、考え方一つで結果はプラスにもマイナスにもなり得るという側面もあります。
　新年にこの言葉を選んだことも含めて、校長先生の想いは生徒一人ひとりに伝わったと思います。３年生も共通テストまであと数日です。日々努力を積み重ねてきた生徒に、結果が後からついてくることを願うばかりです。たとえその結果が望まないものだとしても、考え方がマイナスでなかったならば、人生として長い目で見た時に必ずプラスの結果を得られます。まずは目の前の試験に向かって、真っすぐ、全力を尽くすこと。頑張れ！受験生！