静岡県立浜松湖北高等学校佐久間分校
 
 
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2年地域学 令和5年度へ向け地域の方とワークショップ
 3月9日(木)、本年度最後となる「地域」の授業では、今まで授業を手伝っていただいた地域の方々と「この地域の悪い点を逆さから見てみよう」というワークショップを行いました。生徒たちは「少子高齢化」⇒「老人には面白い人が多い」など柔軟な発想で意見を出しました。その後は来年度の「地域実践」で自分たちが地域に対して何を行っていくかを考えました。

最初右側に貼ってあった「悪いこと」を逆の見方で左側の「良いこと」に変えました

         地元NPOや山里いきいき探検隊の方を交えての話し合い

2023 まちむらリレーション市民交流会議で「地域」の取組を発表
 1月26日(木)、本校の2・3年生が浜松市と静岡文化芸術大学主催の「2023まちむらリレーション市民交流会議」に参加し、「地域実践」の授業で取り組んできた活動内容を発表しました。
 また、静岡文化芸術大学の学生も佐久間について取り組んだ内容を発表しました。

発表は天竜壬生ホールで行われました

明治大学小田切徳美教授らとのクロストーク(本校は右端)


3年 地域実践発表会
 1月18日(水)に本年度の「地域実践」の活動発表会を行いました。本年度は
(1)放置竹林を利用したおもちゃ作りと幼稚園児との交流
(2)長坂養蜂場と協力した商品開発(湖北高校本校との交流事業)
(3)天竜区の五平餅の広報(天竜高校との交流事業)
に取り組みました。
 この内容は1月26日(木)に天竜壬生ホールで浜松市や静岡文化芸術大学により開催される「2023 まちむらリレーション市民交流会議」でも発表します。


2・3年「地域学」「地域実践」 越境学習とワーケーションを学ぶ人たちと共に
 12月12日(月)の授業は静岡新聞社が企画する「#ダム際ワーキング 越境学習ツアー創造事業」の一環としてツアーの参加者と生徒たちが共に学び合いました。
 ダム際ワーキングや越境学習とは普段の仕事場所や環境・固定観念から離れることで組織にイノベーションや変革をもたらすことを目的とした取組です。佐久間ダムをその場とすることで、地域にとっても「関係人口」が増え、地域の活性化にもつながっていきます。
 授業では講師の島田由香氏、沢渡あまね氏や参加者の方々のリードにより、生徒たちは活発に話し合いや発表に参加し、普段は交流する機会のない企業や行政の人材開発、キャリア開発・組織開発担当者と意識を高めあうことができました。
 今回の学習は地域活性化だけでなく、生徒自身が今後社会や働き方を変えていく事にも役立つと思われます。

   23人の参加者との話し合い

    島田氏(左)と沢渡氏

 どの班も競って意見を発表しました



2年 地域学 高齢者を生かした地域作り 
 11月22日(火)の2年「地域学」の授業は、静岡文化芸術大学の舩戸教授による本年度最後の講義でした。平均寿命が伸びる中、65歳以上の人を「高齢者」とする事への疑問から始まり、高齢者が中心となって地域産業を担い、生き生きと働いている徳島県上勝町(料理のつまものとなる葉っぱの販売)や長野県小川町(60歳から入社可となる「おやき」生産会社)の例が紹介されました。
 また、逆に高校生が主体となった地域活性化の例(三重県相可高校や北海道三笠高校の「高校生レストラン」や静岡県立裾野高校の「声のチカラ」プロジェクト(地域高齢者と電話や手紙で交流)等)も紹介され、3年の地域実践に向けた動機付けとしました。

     熱く解説する舩戸教授

     小川町の「おやき」



3年 地域実践 竹林対策と地域貢献「竹ぽっくりづくり」②
 3年「地域実践」の授業で1学期から制作を続けていた竹のおもちゃ(竹ぽっくり・水鉄砲)が完成し、9月21日(水)、佐久間幼稚園に持参し、園児に楽しんでもらいました。 10月の1年生の保育実習の際もこれらを利用して楽しんでもらう予定です。



静岡文化芸術大学生との交流
 9月14日(水)、学校設定教科「地域」の授業で講師をされている静岡文化芸術大学の舩戸教授のゼミ生が本校の授業に参加し、生徒と共に考えました。
 (1) 2年・3年「地域学・地域実践」
  「「しょんない」を希望にかえる!」をテーマに、関係人口である「佐久間ファン」を増やすアイディアをグループごとに考えました。どの班も豊かな自然や食の体験をメインにしていましたが、そこにスタンプラリーを組み合わせたり、朝と夜のツアーをセットにしたりとアイディアのバラエティに富んでいました。
 (2)3年「総合」
  座談会を行い、入試や大学生活への不安を抱える生徒に現役の大学生としての立場で答えました。
 現在ゼミ生たちは、同窓会組織を活用した分校支援の方法について研究しています。今後もこのゼミ生たちと関わりながら分校の魅力化について考えていきます。

     舩戸ゼミ生の方々

 アピールポイントを整理しながら思考

朝・夜の活動をセットにしたツアーを提案

   各班の発表を聞く生徒たち

     3年生との座談会



2年「地域」・1年「総合」で地域の新たな可能性を学ぶ
 9月8日(木)、静岡文化芸術大学の舩戸教授による授業が行われました。
 2年の「地域学」の授業では、地域を支えるには第一次産業のみでは利益が少なく、六次産業化(農産物の生産・加工・販売を一括して行う)が効果的であること、その実例としてゆずの六次産業化によって年商32億円(1989~一貫して右肩上がり)に至った人口約700人の高知県馬路村の例を学習しました。
 1年の「総合」では「限界集落」という考え方に対して、居住していなくとも関わっている人々も含めて考えるべきだということを学習しました。
 日本全体の産業構造や社会構成も変わる中、新たな視点で地域のことを考えていけるような刺激を多くもらえた授業でした。

     2年生「地域学」

   1年生「総合的な探究の時間」



2年「地域学」 フォレストガイダンス
 9月1日(木)、2年の地域学の授業では西部農林事務所天竜農林局及びTenkomori~天竜これからの森を考える会~の方々によるフォレストガイダンスを実施しました。佐久間地区の産業でもある林業についてそのやりがいや地域とのかかわりについて、講話・体験・対談の形で学習しました。
 木を伐採する際に物理の知識を応用したり、持続可能な地域づくりを意識して仕事を行っ足りするなど、他の教科との関連についても気づくことができました。 

   Tenkomoriの方々との対談

  今年は全員がチェーンソーを体験



天竜高校との交流
 8月26日(金)、本校の地域総合類型の生徒7名と天竜高校二俣校舎の生徒5名が共に学習している「地域に対してのアプローチ」について情報交換をしました。最初にお互いの取組について紹介した後、天竜区の未来について、「浜松市山里いきいき応援隊」の方々(本校卒業生)も交えて考えたり、講義を受けたりしました。最後に散策がてら天竜川の清掃活動を行いました。最初の緊張感もほぐれ、楽しみながらの交流会となりました。

     奥側が本校生徒です

   佐久間の地図を見て考えます

    場所を替えての学習会

     天竜川へ向かいます



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