静岡県立小笠高等学校ホームページ
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学校案内


1.小笠高校ってどんな学校?

 小笠高校は、平成7年に静岡県で最初に設置された総合学科高校です。国語、数学、英語、社会、理科などの普通教科に加え、農業、工業、商業、家庭、福祉などの専門教科も学ぶことができます。約160を超える科目の中から、生徒が自分の興味関心や進路希望にあった科目を選択し、時間割を作ることができます。
 自分の時間割を作ることは、自己の適性や将来を考えたうえで、進路を決める練習となります。本校は自由度の高い科目選択を保障しているので、多様な進路・興味関心に応じることができるのです。もちろん、四年制大学進学にも専門学校進学にも就職にも応じられます
 進路意識を芽生えさせるために、1年次に「産業社会と人間」と「進路探究」という授業を設けています。これらの授業では、自己適性や地域産業や職業の種類を学びます。また普通教科と専門教科を組み合わせて学ぶことにより、進学先や就職先でどのような力が必要になるのかを考えることができます
 青年期には、進路や人間関係の悩みを抱えやすいと言われています。そのため、1クラス25人程度の8クラス制や少人数での授業を行い、個に応じた指導を行っています。また、カウンセラーを配置するなど生徒相談室も充実させています。
 地域社会の発展に貢献できる人材育成をするため、地域と連携した教育活動や、自ら課題を見つけその解決を図る、課題解決学習にも力を入れています。

2.総合学科とは?

 総合学科高校は、国語、数学などの共通教科(科目)と農業、工業、商業などに関する専門教科(科目)の両方にわたる幅広い選択科目のなかから、将来の進路を考え、自分で科目を選択し学ぶ学科です。
 1年次では全員が学ぶ「産業社会と人間」という授業を置き、自己分析を行ったり、 社会をより深く理解し、将来の生き方や自己に合った職業分野を考えさせる機会を充実させています。 偏差値だけでなく生徒の多様な個性を生かし、主体的に学ぶことができる人材育成を目指します。

3.なぜ総合学科なのか?

 偏差値に依存した進路指導により、なぜ学ぶのか・なぜ働くのか分からない子どもが増え、高校や大学への不本意入学・中途退学が問題になっています。また技術革新の進展により、産業・職業に変化が起き、若者が職業選択を先送りする傾向も顕著です。 さらに、学校で青年期に集中して行う教育よりも、生涯にわたって学び続ける教育が社会から求められています
 高校生という時期は、人間関係・進路など青年期特有の悩みに直面しやすいので、自己を見つめ、あり方・生き方を考えさせるなど豊かな人間性を育む教育が必要です。

(文部科学省HP(総合学科について)より総合学科広報課が作成)