令和5年度美術部は3年生21名、2年生13名、1年生27名の総勢61名です。芸術科の美術専攻生は全員美術部に所属しています。もちろん、普通科生の部員もいます。放課後は水曜日を除く19時まで、土曜日は講習時間を除く9時~16時まで活動しています。
美術部では、1,2年次の年度末に全員が依頼物のデザイン画を〈3月課題〉として取り組みます。学校案内表紙絵(画像1)、一日体験入学等で配布されるクリアファイルデザイン(画像2)、全校生徒が一年間活用する『進路の手引』表紙絵(画像3)、学校祭(潮音祭)のポスター(画像4)は、美術部部員の作品が採用されています。校外からの依頼物、7校合同説明会ポスターも、この〈3月課題〉で取り組み採用されました。
5月には、授業や部活動で制作した未審査の作品を三島ストリートギャラリーのコンクールや沼津美術協会展に出品しています。今年度は前者にて三島市長賞絵画部門一席(画像5)、三島市長賞デザイン部門二席(画像6)、えがしらみちこ賞(画像7)、宮西達也賞(画像8)と4名が受賞しました。後者においても、優秀賞を2名、佳作を2名が受賞(画像9)しました。
今年度の潮音祭は6月に一般来場者を迎えて開催することができました。美術部は、文化の部では作品展示(画像10)、先生方の似顔絵パネルの展示(画像11)を行い、体育の部では部活動リレーに参加しました。(画像12)
潮音祭が明けると、静岡県高等学校総合文化祭美術・工芸展の支部大会である「東部展」へ向けた制作が始まります。東部から県へ、県から全国へと続く大会です。全国大会への出場決定は、前年度の秋に東部展、県展を経て確定します。
昨年度、東部から県へ進むことができた作品は、静岡県高等学校美術・工芸教育研究会優良賞『FOR ME』(画像13)、『投影』(画像14)、『日常的な非日常』(画像15)、静岡県高等学校美術・工芸展特選『体温上昇』(画像16)です。
美術部は、ボランティア活動や地域の活動にも参加します。生徒会主催の海岸清掃ボランティア(画像17)には毎年参加しています。一昨年度から心のままアートプロジェクトに参加し、障害を抱えた子供たちのアート活動のサポーター(画像18)をしています。そして、ぐるぐるNUMAZOOの企画によるプラサヴェルデのウィンドウアートにも一昨年度から取り組んでいます。(画像19,20) さらに、令和4年度末には、沼津市消防団第2分団様のご依頼で、シャッター絵に取り組みました。(画像21,22)
このようにさまざまな形で地域に貢献しています。
3学期は送別会へ向けて1,2年生が映画を制作します。3年生にみつからないようにコツコツ撮影・編集し、卒業式の午後の送別会で上映するのが伝統となっています。