２１日（木）、今日は東芝テック様が、未来の白杖体験会を開いてくれました。点字ブロックに埋め込まれた情報を、白杖のセンサーが読み取り、スマホ経由で骨伝導ヘッドホンから聞こえてきます。「この先、左右の道に分かれます。」「この先コンビニがあります。」「この先、沼津駅があります。」とてもクリアな音声です。骨伝導なので、耳は開放状態、周囲の音も聞こえます。本当に、未来を感じる体験会でした。まだまだ開発段階ということで、生徒たちの感想や意見を参考に改善していく、とのことでした。とても素晴らしいシステムで、楽しい体験会でした。東芝テック様、本当にありがとうございました。実用化される日を楽しみにしています!

　沼津ライオンズクラブ様には、いつも様々なことで御支援・御協力いただいています。今回、「点字に触れたい！」と熱い思いをいただき、６月２日（木）の例会で点字講習会をさせていただきました。
　点字の一覧表を配付し、軽く説明した後、実際に点字を指で触れてもらいました。点字用紙の上にコピー用紙を載せ、その間に手を入れて触読してもらいます。「二文字の単語です」「ヒントは色です」「わかった！あか！」「正解！」その後もゲーム形式で楽しく進めていきました。とても難しいはずなのに、多くの方が正解していました。皆さんが真剣に、そして楽しんでくれている様子に、とても嬉しく、そしてありがたく感じました。
　大型ディスプレイ、iPad、砂場の砂、プレクストーク、フロアバレーボールの支柱などの教材に加え、点字ブロック啓発キャンペーンへの協力など、本当にこれまで多くの御支援をいただいています。少しは恩返しできたでしょうか。今後ともよろしくお願いします。

　昨年８月、三島の踏切事故で亡くなられた、佐藤一貴さんが、生前勤められていた東芝テック株式会社の皆様が来校しました。東芝テック様とは、以前から視覚障害者支援で連携させていただいてます。その縁もあり、３月には視覚障害者支援ソフトや機器を寄贈していただきました。
　今回は、佐藤一貴さんの活躍ぶりを紹介していただきました。これまでの経験をもとにした講話の動画では、とても貴重な意見を聞かせていただきました。機会があれば、本校の保護者様や生徒にも聞いていただきたい、とてもよい内容でした。



　その後、本校を見学していただきました。とても熱心に、そして子どもたちにはフレンドリーに接していただけました。その熱量に、改めて連携の大切さや必要性を感じることができました。本当に、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。