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2月の活動



2月6日の活動
今日のお花は『河津桜🌸』です。1955年に静岡県賀茂郡河津町田中の飯田勝美が河津川沿いの雑草の中で1mほどの原木を偶然発見し、庭先に植えたことが由来です。花期は通常は2月から3月上旬で稀に早い年には12月に開花することもあります。原木のある静岡県河津町での花期は2月頃で花期が1ヶ月と長いです。三島北高校の昇降口にも、河津桜が満開です。 お菓子は『下萌』です。早春に、地中から草の芽が生え出ることを「下萌」といいます。「草萌」「草萌ゆる」とも言い、春の季語になっています。 大納言鹿の子を大地にみたて、我先に芽ぶこうとしている様子を繊細なそぼろで表現しています。今回の「下萌」は、薯蕷饅頭でしたが、中の餡がヨモギと小豆になっており、春を待つ草の芽生えが表現されているようでした。





2月13日の活動
今日のお花は「ゆりしぼり」「びょうぶ」です。ゆりしぼりは、白地に紅縦絞りの入る洒落た花を咲かせる品種で、花弁は咲き進むにつれ反り返り、百合のような咲き方をします。 お菓子は「香梅」です。梅の開花時期は、品種によって異なりますが大体1月3月くらいと言われています。梅の花は香りがよく、昔から春の到来を告げる花として親しまれてきました。現在、三島北高校の中庭や紫苑の森にも白梅やしだれ梅が咲いています。
梅のお菓子とともに、春らしいお軸も掛け、春を味わうことのできたお稽古でした。今年度のお稽古は今日で最後でしたが、来年度に向けて作法を忘れないようにしておきたいと思います。

1月30日の活動



本日のお菓子は寒椿(かんつばき)でした。椿の開花は12月~3月で花弁は紅色、ピンクなどです。12月5日にいただいたお菓子の山茶花とよく似ていたので、椿と山茶花の違いについて先生に教えて頂いたり、自分で調べてみたりしました。それぞれの違いは葉の形や花弁の付き方に現れています。また、山茶花は花弁が個々に落ちるのに対し、寒椿は木を残して丸ごと落ちるという違いもあります。植物としては、椿はツバキ科ツバキ属の常緑小高木で、山茶花と椿の交雑種のうち背丈が高くなりにくく、八重咲きあるいは半八重咲きになる品種群の総称だそうです。 本日の掛軸は14代家元の淡々斎作のものでした。正月に掛けられるもので、扇面に「春色新」とかかれていました。左上には梅が描かれており、新春やお正月のめでたい雰囲気が1月のお稽古にぴったりでした。掛軸1つ1つには様々な作品背景、歴史が込められています。親戚の家などに訪れた際にその家の掛軸から話を始めてみてもいいですね。

1月16日、23日の活動

1月16日の部活動では、わらび餅作りをしました。普段1、2年生でコミュニケーションを取ることが少ないので、良い機会になったと思います!どの班もわらび餅を上手に作れました。

 

1月23日のお菓子は花びら餅です。花びら餅の由来は、平安時代に宮中で行われていた、堅いものを食べて長寿を願うという「歯固めの儀式」にあると言われています。それが明治に入り、裏千家の初釜のお菓子として親しまれるようになりました。中にごぼうが入っているのは歯固めの儀式の名残とも言われていますが、他にもごぼうは土の中にしっかり根を張ることから、家の基礎がしっかりしていることや長寿を願うという意味が込められているそうです。お花は太郎冠者です。太郎冠者は椿の一種で、華やかな色の花を咲かせるのが特徴です。椿の中では比較的早い時期に開花するため、狂言で最初の口上を述べる太郎冠者から名前がとられたと言われています。お稽古では御園棚のお点前をしました。講師の先生に、茶碗の持ち方や柄杓の置き方などについて教えていただきました。慣れてくると所作が雑になってしまうので、一つ一つに意識を向けてお稽古したいと思います。

12月19日の活動日記



本日のお菓子は練り切りです。来週はクリスマスということで、少し早いですが、サンタさん、トナカイ、クリスマスツリーの練り切りをいただきました。可愛らしい見た目で美味しさだけでなく季節を感じられるお菓子でした。
本日のお花は胡蝶侘助(こちょうわびすけ)というお花です。まるで蝶々がひらひらと舞うように小さく可憐に花を咲かせる様子から、“胡蝶”という名前がつけられた、ワビスケというお花だそうです。
さらに今回は、今年最後のお稽古ということで、お床には「無事」のお軸、棚には柚子を飾りました。今年の冬至は12月22日です。1年間無事にお稽古できたことに感謝しながら、柚子をお風呂に浮かべて身体の芯から温まりたいと思います。

12月12日の活動


本日のお菓子は金平糖です。金平糖は幼少期に食べた駄菓子のイメージでしたが、歴史は古く、裏千家の茶道でも時折使用されるお菓子だそうです。特に、茶箱点前と言って茶箱を用いて野外などでお点前を楽しむ際、振出(ふりだし)というお道具に忍ばせて持ち運ぶことができるので、重宝されています。私は、笹と雪がデザインされた振出を使いました。適量をお懐紙の上に振り出すのに難儀しましたが、おいしくいただくことができました。 お稽古では、丸卓のお点前を練習しました。柄杓の扱い方が難しく、お湯を汲むとき、お水を汲むとき、お茶を点てるときなど、それぞれに柄杓の取り方や置き方が違うので、割り稽古で何度か練習しました。来週まで、忘れてしまわないようにしておきたいと思います。

12月5日 活動日記

今日のお菓子は山茶花の練り切りです。山茶花は11月や12月の寒くなり始めた時期に美しく花を咲かせます。椿に似ていますが、その違いは花弁の散り方にあります。椿は花首から落ちるのに対し、山茶花は1枚1枚散っていきます。花言葉は「ひたむきさ」「困難に打ち勝つ」です。部活動を行う上でぴったりの言葉だと思います。

11月11日の活動

本日のお菓子は薯蕷饅頭です。薯蕷饅頭とは山芋を原材料としており、加熱するとふっくらとする性質を持っています。シンプルな材料のおまんじゅうですが、小麦のおまんじゅうとは違い、生地がきめ細やかで、ふっくらと膨らみ、つくね芋のほのかな風味があることが特徴です。 お饅頭の模様は織部といいます。織部は桃山時代、現在の岐阜県で創始された日本独特の窯芸で、茶人で武将であった古田織部の好みによってやかれたものといわれていす。以来その周辺に広まりましたが、江戸初期以降は尾張の瀬戸地方がその主産地として知られるようになりました。織部にはいろいろな種類があり、青織部と呼ばれるものが代表的模様で、他にも総織部、鳴海織部、赤織部、黒織部、志野織部などがあります。 お稽古は1年生は丸卓のお点前、2年生は御園棚のお点前をしました。活動が土曜日だったため先生が1人しかいらっしゃいませんでしたが、いつも通り丁寧にお点前できたと思います。

11月7日の活動


今日のお菓子は、最中です。本来、お茶席ではあまり使わないお菓子ですが、歴史ある古いお菓子として有名です。 お花は、葉がマンサク、白い椿がハツアラシです。椿には様々な品種がありますが、ハツアラシは蕾が丸いことから、お茶席では白玉と呼ばれることが多いお花です。黄色く紅葉したマンサクの葉や、雪のように白い椿のつぼみを見るにつけ、秋の深まりを感じます。

10月31日の活動




本日はハロウィンということで、お菓子はオバケとかぼちゃの練り切りでした。ジャックオランタンを模した練り切りには、カボチャ餡が使われており、秋の風味を楽しむことができました。 お花は野菊でした。野菊は10月の茶花です。野菊の代表的なものにはヨメナやユウガギクなどがあるそうです。

お稽古は、1年生はお盆のお点前、2年生は御園棚のお点前をしています。本日は、それに加えて丸卓を使ったお稽古も始めました。

10月24日の活動


今日のお花はフジバカマとホトトギスで、お菓子は2年生の修学旅行でのお土産である八つ橋でした。 フジバカマは「秋の七草」の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物です。川沿いの湿った草原やまばらな林に見られ、まっすぐに伸びる茎に、三つに分かれる葉が対になってつきます。地下茎が大量に伸びて猛烈な勢いで広がるため、自生地では密生した群落になるのが普通ですが、現在の日本には自生に適した環境が少なくなったため激減し、絶滅危惧種となっています。また、生乾きの茎葉にクマリンの香りがあり、中国では古く芳香剤として利用されました。ホトトギスも8.9月に開花する花でシロホトトギス、サツマホトトギスなど様々な種類があります。 お菓子は前回の広島を代表するもみじ饅頭に続いて京都を代表するお菓子の1つである八つ橋です。1年生には、ニッキと抹茶それぞれの味をお楽しみいただけたら幸いです。この2種類の他にもチョコレート、焼きいも、栗などたくさんの種類があったので、1年生の皆さんも京都へ行った際にはぜひ食べてみてください。

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