令和5(2023)年度 学校案内はこちら
学校名 | 静岡県立松崎高等学校 |
所在地 | 〒410-3693 静岡県賀茂郡松崎町桜田188番地 |
TEL | <0558>42-0131(代表) |
FAX | <0558>42-0587 |
校長 | 八 代 弘 和 |
設置学科 | 学級数 | 生徒数 |
普通科 | 9学級 (各学年3学級) | 191名 (男103名・女88名) |
(令和5年4月)
●学校紹介●
◎地域の方々の期待が詰まった、塑像が立ち並ぶ学校 本校は、大正12年、松崎町立女子技芸学校として創立して以来100年目を迎えます。昭和23年、戦後の復興期に「人づくりこそ急務」との地元の有志たちの熱意により、松崎高等女学校を母体とし、男女共学の町立松崎高等学校が作られました。さらに、翌昭和24年、静岡県に移管され、現在の地に根を張ることとなりました。当時より美術教育に力が注がれ、美術部員の卒業制作として立てられた塑像が、校庭に30余体並び、本校を特徴づける一つとなっています。彫刻家として活躍している卒業生たちも多く、街角や海岸を走る国道沿いには、卒業生たちが制作した塑像が立ち並んでいます。
◎連携型中高一貫教育により、地域の人材育成をめざした学校 本校は、創立当時よりこの西伊豆における唯一の高等学校として、地域の青少年の教育の拠点となってまいりました。そして、少子高齢化の進む時代の中、平成20年より地域の3中学校(松崎中学校、西伊豆中学校、賀茂中学校)との間で、連携型中高一貫教育をスタートさせました。令和3年度に賀茂中学校と西伊豆中学校が1つになり、新しい西伊豆中学校になりました。2中学校(松崎中学校、西伊豆中学校)との連携型中高一貫教育を実践しています。中高一貫教育では、中高での授業交流、生徒交流、教員交流等のプログラムを進めています。これは本校の使命である「西豆の子は西豆で育てる」ことを推進するものであり、地域の方々からも大きな期待と御支援をいただいております。本校の第一の教育目標は、地域と共に歩むことであり、将来の西伊豆を支える人材を育成することです。
◎幅広い進路希望に対応できる、キャリア教育を推進する学校 地元の生徒の約7割が入学する本校では、就職から大学進学まで、幅広い進路希望に対応する必要があります。その為に、1年時よりコース別によるクラス編成をとり、教育課程(学習内容)の工夫を図っています。
① 国公立大学をめざす「特進コース」
② 就職、専門学校進学に応じる「総合・進学コース」
③ 美術に関する興味と能力を持ち、美術方面への進学・就職をめざす「美術コース」
の3コースです。また、1年次より総合的な探究の時間「西豆学」の中で、職業体験・地域貢献活動を行うとともに、進路適性検査や進路ガイダンス等を実施し、職業観・進路意識
の早期の育成に努めています。
●コース紹介●
<特進コース> 国公立4年制大学及び難関私立4年制大学等への進学希望を実現する学力を身に付け、社会のリーダーとしてさまざまな分野で活躍できる力を育成するコースです。入学時の本人の希望と調査書・学力検査等も踏まえて総合的に判断して、30~40人程度を選抜します。月曜7時間目の授業と毎朝7:30~8:05の早朝補講、夏休みには夏季補講を行い、多くの学習指導時間を確保して、学力伸長に努めます。
<総合・進学コース>
短期大学、専門学校への進学及び就職を希望する生徒が、
各人の適性・能力・希望に応じた進路を実現していくコースです。生徒一人一人の興味・関心に応じて商業科目や食物、保育、福祉、芸術等、様々な選択科目を用意しています。進学から就職まで、幅広い進路希望に応じるコースとして、基礎・基本の定着を図ります。
<美術コース>
1年次より専門科目を学習します。各種の専門科目学習を通じて表現力を磨き、一人ひとりの生徒の持っている感性を引き出し、豊かな人間形成を図り、地域に根付いた芸術の継承を担う人材の育成を目的とします。「水彩画教室」「美術鑑賞教室」など、様々な課外イベントも充実しています。進路として、芸術方面以外に教育・商工業へその能力を発揮することも選択肢のひとつです。