地生学(健康・福祉分野)で研究に取り組んでいる3人が、日本青年会議所主催「第1回全国高校生政策甲子園」本選大会に出場しました。
全国から予選を勝ち抜いた10チーム(宮城1、東京2、千葉3、静岡1、京都2、山口1)が、7月28日(金)に国会議事堂でプレゼン。
自分が内閣総理大臣になったという設定で、全国に展開したい新政策を各チームが考案し、披露しました。
この日のプレゼンにより、10チームから3チームにしぼられ、インターネットでの国民投票で最優秀が決定します。
本校のチームは、あえて計画停電させることで電力消費を抑え、節約分の電力量をクレジットとして売買させることで経済循環を生み、脱炭素化を加速させるしくみを提案。
計画停電させる日時は自分でスマホから操作でき、地域や季節を考慮して日常生活に支障が出ないよう自由に設定させます。
一般的に、世の中では効率化が求められていますが、あえて不便さを残しつつも経済成長を妨げず、かつ楽しみながら脱炭素の実現を目指す内容です。
結果は、まことに僅差で次点となり、インターネットでの国民投票へは進めませんでした。
一歩及ばなかったことを心底悔しがりながらも、研究発表する楽しさに開眼した3人でした。
4月から研究を始めて4ヶ月。
彼らの研究はまだまだ続きますので、これからもご注目ください。