3月23日、掛川緑化推進委員会の中山幸男様に、小笠山をご案内いただき、ナラ枯れについての勉強会を行いました。
カシノナガキクイムシによるナラ枯れの被害の近年の変遷と、収束しつつある現状を説明いただきながら、伐採木の腐朽の様子を観察することが出来ました。
照葉樹林の中に、コナラの巨木の倒壊によるギャップが点在していたり、生木の部分的な浸食や他種の被害など、カシノナガキクイムシの生態的地位に関して新たな知見を得ることが出来ました。
昨年、浸食された落枝を学校に持ち帰り、幼虫を確認することが出来ました。これから真菌班は、共生菌の酵素活性について研究を進めていく予定です。