7月27日から29日にかけて佐賀県の佐賀大学で開催された第43回全国高等学校総合文化祭(2019さが総文)の自然科学部門に、本校自然科学部の2チームが参加しました。
ポスター部門では3年生の岡本優真、塚本颯が「空中環境DNAを使った鳥類調査法の確立をめざして」というタイトルで発表を行いました。審査員の方々の他にも参加生徒や一般参加の方等、多くの方々に発表を聞いていただくことができました。

研究発表部門では、3年生の冨田敦幹、杉山晴哉、杉山寛晃が「ゲンジボタルの分布境界付近にみられるミトコンドリアND5多型と発光行動」というタイトルでスライドを用いた口頭発表を行いました。

発表後は研修として、有明海で干潟体験を行いました。道の駅鹿島にあるガタリンピックの会場に行き、泥の中を進んだり、ガタスキーを体験したりしました。

最終日は、Nh ニホニウムを合成した九州大学教授の森田先生の講演を聞いた後、閉会式となりました。審査の結果、ポスター部門で発表した空中環境DNAの研究が、2~3位に相当する優秀賞である「文化庁長官賞」をいただくことができました。
様々な分野の発表を聞くことができ、また日常ではできない貴重な経験、講演では元素探索という分野の深い話を聞くことができ、大変充実した3日間となりました。
