静岡県立伊豆総合高等学校ホームページ

 
 
ホーム>学校案内>学校長挨拶

  • 学校概要
  • 学校長挨拶
  • 年間行事予定
  • 学校経営計画
  • スクールミッション
  • グランドデザイン
  • 校納金・授業料
学校長挨拶
地域とつながる

 静岡県立伊豆総合高等学校は、平成22年4月、修善寺工業高校と大仁高校の再編整備により開校しました。13年が経過し学校として安定した基礎固めを終え、新たな飛躍をすべき段階を迎えました。開校以来、保護者・地域の皆さん、行政、様々な諸団体の皆様から御理解と御支援をいただき感謝申し上げます。
 本校は、工業科(機械工学類型、電気電子類型、建築デザイン類型)と総合学科が併置されるという全国でも珍しい学科構成となっています。学習も様々な分野での学び、総合的な探求の時間や課題研究を始めとしたPBL学習(問題解決型学習の推進、多彩な部活動、地域貢献・地域連携活動等、生徒の活躍の場が用意されています。伊豆半島ジオパーク推進活動の一環として行うジオパーク学習や生徒会が主体的にすすめる「修善寺大掃除」の開催等により、ユネスコスクールの認定も受け、一層の取組と責任を果たしていきたいと考えます。
 部活動では、自転車競技部やレスリング部が全国の舞台で活躍し、郷土芸能部も県代表として全国の舞台で演奏します。自然科学部においては、伊豆半島ジオパークの「ジオツアー」や「出前授業」など地道な活動を継続しています。様々な部で生徒は、明るく爽やかな笑顔、真剣なまなざしで活動しております。
 伊豆に支えられた本校ですが、その支援は地域の活性化に取り組む諸団体の本校への期待と要望の表れととらえています。地域の活性化なくして、本校、ひいては生徒の成長はありません。伊豆を支える人材に育てるためにも、伊豆を教材に具体的な活動を継続していきます。
 さらに、地域に信頼される学校、人間づくりのために、基礎基本を大切にした学習、生活を確立します。規律ある生活習慣、基本的な学習の確かな定着は、主体的な活動への柱となります。落ち着いた高校生活を送り、将来につながる力を育成していきたいと思います。
 現代の日本は、自らの幸せを求めるあまり、大切なものを失ってきました。周囲の人々、地域とつながることはその大切なものを、私たちにもう一度呼び起こしてくれます。「無私の心」を校訓として、地域に根ざした学校づくりを今後も進めてまいります。皆様方のあたたかい御支援をいただければ幸いであります。
 
                           静岡県立伊豆総合高等学校長
                                   松浦 真一郎