1月16日(火)33HR、1月17日(水)34HRの政治経済の授業で静岡地方検察庁の検察事務官の方を講師にお招きして「法教育出前教室」として裁判員制度の講義と模擬裁判を行いました。
裁判員制度は、刑事事件に適用され18歳以上であれば誰もが裁判員として選ばれる可能性があります。
1時間目に刑事事件の流れを講義いただき、2時間目に模擬裁判を行いました。
各HR 裁判官・検察官・弁護人・被告・証人の代表者を選出し、台本に沿って模擬裁判を展開します。
本物さながらの熱演が光りました。
クラス全員が真剣にメモをとりながら傍聴しました。
そして、全員が裁判員として“有罪・無罪”の判決を考えます。
最後は裁判官を中心に全員で判決をとります。 実際の裁判員裁判の判決も多数決です。
両HRとも「無罪」の判決となりました。
最後に講師の先生から「判決は多数決で無罪となりましたが、大切にしてほしいのは自分と違う考えの人がこの場所にいるということです。違う考えをもつ人がいることを忘れないでください。」とのお話もありました。
多数派の声が大きくなりがちですが、誰もが他者をおもいやれる心を忘れないで欲しいです。